ユニクロ浅草が6月4日オープン、「Our Neighborhood!」をコンセプトに浅草の街とRaaS的な取り組みも含めたコラボレーション
2022.04.12
2021.06.06
ユニクロは6月4日、東京・浅草にある複合施設の東京楽天地浅草ビル1階、2階にユニクロ浅草をオープンした。プロモーションスペースを除くと、基本的に1階はレディス、2階はメンズとキッズ、ベビーといった売場構成。
同ビルには食品などの物産展のような施設として「まるごとにっぽん」が営業していたが、リニューアルに伴って大幅に規模を縮小。ユニクロはその跡地に出店した格好になる。7月には3階にフードサービスがオープンする。
コンセプトとして「Our Neighborhood!」を掲げ、浅草の店を含むさまざまな要素を全面に打ち出した特徴的な店となった。
地域とのコラボレーションを象徴する売場は2階のエスカレーター上がったところに広がる。浅草の地元の店の商品を販売ではなく、紹介目的で並べている。ここで商品を知って、体験してもらい、その店に行って買ってもらうことを促すRaaS(Retail As A Service、サービスとしての小売り)のような売場といえる。
浅草店限定のUTme!スタンプや浅草店限定デザインのUT豆皿「浅草 常盤堂」を展開
また、オリジナルのTシャツやトートバッグを作り、その場ですぐ購入することができるユニクロの人気サービス「UTme!」も導入。地元の老舗ブランドや浅草を中心に活動するアーティストとコラボレーションしたユニクロ浅草限定の「UTme!スタンプ」も多数展開する。
第1弾は、 幻の日本酒を扱う「まるごとにっぽん」、昭和30年代から伝統の味と暖簾を守り続ける「浅草うまいもの会」、浅草を代表する人力車企業、アーティストの「ESOW」氏や「goyemon」などのUTme!スタンプを展開する。
特にオープン期間中は特典やコラボレーション商品を用意し、街の人々と一緒にオープンを盛り上げる。
オープン日の6月4日からオープン記念として、「雷おこし」などで親しまれる「浅草 常盤堂」とのコラボレーション商品のUT豆皿を浅草店限定で発売する。浅草 常盤堂は、「一粒、一粒にまごころを込めて…」をモットーに、選び抜かれた原材料と洗練された技術で、伝統の味を守り続ける江戸銘菓の老舗。浅草 常盤堂との限定UT豆皿は、数量限定で590円(総額)での販売。
1階入口付近では、昨年からユニクロの一部店舗に設けている生花売場「UNIQLO FLOWER」を導入。7店舗目の導入となった。
ユニクロでは、「あらゆる人の生活をより豊かにするための服づくり」を目指す「LifeWear」のコンセプトと同様の考えの下、人々の暮らしを彩り、豊かにするアイテムとして生花の販売を昨年から開始している。季節の生花を展開することで、生活をより華やかに演出する。
オープンを記念したオリジナルノベルティをプレゼント
ユニクロ浅草のオープンを記念して、さまざまなオリジナルのノベルティを用意した。オープン当日の6月4日限定で、伝統の味を守り続ける「浅草 常盤堂」の江戸銘菓「雷おこし」を浅草店オープンのためにデザインされたオリジナルバッグに入れて先着2000人にプレゼント。
また、6月4日~6日の3日間、同店で5000円以上買い上げたお客先着300人にはユニクロ浅草のオリジナル湯呑みをプレゼント。 オリジナル湯呑みには岐阜県の美濃焼で、店舗のキービジュアルである千社札のデザインを中心にユニクロを代表するアイテムの名称を印字した。
同様にオープン期間3日間は、来店したお客に先着でオリジナルデザインステッカーをプレゼント。 また、 オープン期間中の買物についてはオリジナルショッパー(紙袋)を使用する。
ユニクロ浅草概要
オープン日/2021年6月4日
所在地/東京都台東区浅草2-6-7東京楽天地浅草ビル1階、2階
売場面積/約600坪(地上1階、2階/2層)
取扱商品/メンズ、ウィメンズ、キッズ、ベビー