用語

  • 2021.06.30

    シリーズ_改めて考えたい「よく使っている言葉」の定義 第9回ロジカルシンキング

    KMAきむらマーケティング&マネジメント研究所 木村 博 積み上げアプローチ=ボトムアップアプローチとデザインアプローチ=トップダウンアプローチ。 いま、流行の「ロジカルシンキング」の要素に「ボトムアップアプローチ」と「トップダウンアプローチ」がありますね。この言葉から、大昔に勉強した「積み上げアプローチ」と「デザインアプローチ」を思い出しました。 在りし日の積み上げアプローチとデザインアプローチ 積み上げアプローチはFACT FINDINGが肝、現場で事実情報を漏れなく収集し、改善の取り組み策を積み上げていきます。「現場百回」という言葉があり、「分からなくなったら現場に行け」と先輩からよく言…

  • 2021.06.02

    シリーズ_改めて考えたい「よく使っている言葉」の定義 第9回問題

    KMAきむらマーケティング&マネジメント研究所 木村 博 問題とは「解決すべき不具合なこと」です。チェーンストアの現場で働く人に、「現場の問題は何か?」と問うと、「発注改善すべきです」など、対策が返ってきます。対策とは「問題を解消するためにやること」です。チェーンストアの現場で働く人は問題と対策をごっちゃにしています。 「問題を明確しない」という失敗 問題を解決できない人は対策ばかり考えています。「問題」を考えていません。例えば、売上高が不足すると、「平台で売り込みます」「エンドで売り込みます」「がんばって売ります」と根拠のない対策を言い始めます。 いまの時代、「売り込む」と決めただけで、売上…

  • 2021.05.06

    シリーズ_改めて考えたい「よく使っている言葉」の定義 第8回CS(CUSTOMER SATISFACTION、顧客満足)

    KMAきむらマーケティング&マネジメント研究所 木村 博 顧客満足を経営の中心に考えたCS経営では「顧客期待」と「提供価値」の2つの要素しかありません。このことが理解出来れば、CS経営は結構簡単なのです。 顧客期待と提供価値の関係 「顧客期待」とは商品、サービスに対して「こうあってほしい」という「お客さまの気持ち」です。一方、「提供価値」は店舗がお客さまに提供した商品、売場、サービスなど「仕事のレベル」です。CS経営の世界にはこの顧客期待と提供価値の2つの要素しか存在しないのです。 CS経営の善し悪しを不等式で表すことができます。「顧客期待≦提供価値」「顧客期待>提供価値」の2つです。 前者は…

  • 2021.03.25

    シリーズ_改めて考えたい「よく使っている言葉」の定義 第7回マーケティング

    KMAきむらマーケティング&マネジメント研究所 木村 博 マーケティングは人によって色々な定義がありますね。普遍的な定義としては「市場(market)での企業活動(ing)」とすることは誰も異論のないところでしょう。 この市場での企業活動=マーケティングにおいて、「何を中心に考えるか」は、時代によって変化してきました。 ①生産志向 まずは、「需要量に応える製品量を生産できる」ことを目指しました。言い換えると工場を建設し、市場に製品を流せば、作っただけ売れるというものです。背景には好景気が続いたことがあります。「消費は美徳」という風潮がありました。各企業はこぞって工場地の確保に走り、各地で工場団…

  • 2020.09.23

    シリーズ_改めて考えたい「よく使っている言葉」の定義 第1回「マーチャンダイジング(MD)」

    きむらマーケティング&マネジメント研究所 木村 博 小売企業で働くビジネスマンはメーカーで働くビジネスマンより言葉を曖昧に使う人が多い気がします。 そんな中、「マーチャンダイジング」という言葉を小売企業ではよく聞くのですが、得体の知れない言葉です。使う人によって意味が違う言葉の代表格だと思います。今回はこのマーチャンダイジング(MD)について定義し、考察していこうと思います。 マーチャンダイジングの定義をしてコミュニケーションを円滑に 小売企業の人とコミュニケーションしていると、「わが社のMD(マーチャンダイジング)は…」という表現が出てきます。そのときの意味はほとんどの場合、「品揃え…