人材育成

  • 2024.10.01

    ベルクが学生に向け実践型ビジネス講座を開講、次世代リーダー育成に向け学生の成長とキャリア形成をサポート

    ベルクは、学生を対象として次世代リーダーの基礎を築く実践型ビジネス講座の「ベルクアカデミー」を2024年11月29日から開講する。 講座では、ビジネスで必要となるスキルや思考法を同社の社長や幹部、現役社員のサポートの下、実践的な形式で学ぶ。全4回の講座の参加費は無料。ベルクとして、受講生の成長とキャリア形成を全力で支援するとしている。 同社としては、ベルクアカデミーの特徴を5つ挙げる。1つ目は、①経営トップの講話や企業の取り組みから学ぶこと。 経営トップによるビジネス講話を通じて、リーダーシップやビジネスの最前線を知り、次世代リーダーとしての視点を育む。 2つ目は、②実践的なビジネススキルを習…

  • 2024.09.20

    イオンリテールが再入社制度を刷新、新人事制度「ウェルカムバック制度」を開始、パートタイマー、転職者、内定辞退者も対象に

    イオンリテールは9月21日から、退職理由を問わず再入社できる新たな人事制度である「ウェルカムバック制度」を開始する。 同社では「従業員を最大の資産」と位置づけているが、今回、人事制度改革の一環として、従来の再入社制度を、退職理由を問わず入社可能な「ウェルカムバック制度」へと刷新する。昨今、日本では人手不足が深刻化しているが、これによって地域密着型の店舗経営および商品開発、DX(デジタルトランスフフォーメーション)推進など、経営ニーズに対応した当社人材の幅をさらに広げ、人的資本を基盤とした持続的な経営と成長を目指す。 「ウェルカムバック制度」は、正社員に限らずパートタイム従業員も対象とし、再入社…

  • 2024.07.01

    イオンリテールがエッジAIを従業員の笑顔、発声トレーニングに導入、従業員の笑顔とあいさつ実施率が1.6倍に

    イオンリテールは7月からイオン、イオンスタイル、約240店で、より良いサービスを届けるための、笑顔とあいさつ向上を目的とした従業員接客教育に人材育成のためのDX(デジタルトランスフォーメーション)プロダクトを提供するInstaVRが提供する笑顔・発声トレーニングAI(人工知能)端末「スマイルくん」を導入する。 スマイルくんは、従業員の笑顔や、声量、滑舌、調子(音程)をリアルタイムにAI分析してスコアリングし、即座にフィードバックすることで、従業員の笑顔や発声をゲーム感覚で楽しみながら改善することができる端末。 サーバーと通信することなく、デバイスに搭載されたAIチップを使ってデバイス内でAI処…

  • 2023.01.10

    デリカテッセン・トレードショー特別企画の勉強会「デリカスタディ」第22回が1月27日開催、参加費無料

    一般社団法人全国スーパーマーケット協会が主催する「デリカテッセン・トレードショー」の特別企画として定期的に開催している勉強会「デリカスタディ」の第22回が1月27日14時から、アーバンネット神田カンファレンス3階(東京都千代田区内神田3-6-2)で開催される。 会場参加、オンライン参加のハイブリッド形式での開催で参加費は無料。 定員は会場参加が約20人、オンライン参加が100人となっている。申込締切は1月20日。 実施予定コンテンツは次のとおり。 講演1は、惣菜、日配コンサルタントである城取フードサービス研究所代表の城取博幸氏が「グローバル食品トレンドから見る2023年惣菜の商品、売場づくりの…

  • 2022.02.09

    イオンリテールが若手従業員を中心に考案した「1食完結型スープ」を販売

    イオンリテールが若手従業員を中心としたプロジェクトチームが考案した惣菜を販売している。2月4日から順次、関東、北陸信越、東海、近畿、中四国エリアの「イオン」「イオンスタイル」約350店とネットスーパーで「もち麦とお豆のトマトスープごはん」、2月23日から「春雨と10種具材の酸辣湯」の2品の販売を開始する。2品とも本体価格で398円。 ヘルパプロジェクトは2019年6月に発足した若手従業員が中心のプロジェクトで、若い世代の来店機会の創出と次世代の人材育成の推進を目的としてさまざまな部署から若手従業員を中心としたメンバーを集めている。今回、21年度で3期目を迎え、22年1月時点で13人のメンバーが…

  • 2021.10.04

    日本惣菜協会が10月1日から2021年度第2回「デリカアドバイザー養成研修」受講受付をスタート

    一般社団法人日本惣菜協会が、2021年度第2回となる「デリカアドバイザー養成研修」の受講受け付けを10月1日から開始する。申し込みは11 月末まで受け付ける。 デリカアドバイザー養成研修は、惣菜売場の従業員が惣菜を調理・販売する際の注意点、原料原産地やアレルゲン、栄養成分など食品表示に関わる法令関係、食品衛生や労働安全などを通信教育で学ぶ研修。日本惣菜協会が小売業からの人材育成に対する要望を受けた形で、2013年11月からスタートした。 惣菜・中食産業は、少子高齢化、単身者増加、女性の社会進出増加など、社会環境の変化を背景に、市場規模約10兆円の大きな産業へと成長し、惣菜は国民の食生活には欠か…

  • 2021.09.13

    日本惣菜協会が「惣菜管理士」全級のカリキュラム改定を完了、「惣菜管理士養成研修」 受講申込受付中

    一般社団法人日本惣菜協会が2021年10月開講の「惣菜管理士養成研修」の受講申し込みを受付中だ。申込締め切りは9月20日(月)まで。ウェブまたは郵送にて受け付ける。 「惣菜管理士」は食品に関する基礎から専門知識までを総合的に習得できる資格として、日本惣菜協会が普及を続けている。 その惣菜管理士を養成する「惣菜管理士養成研修」は、社会情勢が目まぐるしく変化する中、いまや中食産業にとどまらず、人材の育成に力を入れている食品メーカー、外食、小売企業、流通・卸、機械メーカー、さらには人材派遣まで広範な広がりを見せ、実際、それら企業の中でさまざまな業務に携わる層が受講している。 本年の資格試験では、6月…

  • 2021.06.30

    第10回「ロジカルシンキング」

    積み上げアプローチ=ボトムアップアプローチとデザインアプローチ=トップダウンアプローチ。 いま、流行の「ロジカルシンキング」の要素に「ボトムアップアプローチ」と「トップダウンアプローチ」がありますね。この言葉から、大昔に勉強した「積み上げアプローチ」と「デザインアプローチ」を思い出しました。 在りし日の積み上げアプローチとデザインアプローチ 積み上げアプローチはFACT FINDINGが肝、現場で事実情報を漏れなく収集し、改善の取り組み策を積み上げていきます。「現場百回」という言葉があり、「分からなくなったら現場に行け」と先輩からよく言われたものです。 積み上げアプローチは新人コンサルタントが…

  • 2021.06.02

    第9回「問題」

    問題とは「解決すべき不具合なこと」です。チェーンストアの現場で働く人に、「現場の問題は何か?」と問うと、「発注改善すべきです」など、対策が返ってきます。対策とは「問題を解消するためにやること」です。チェーンストアの現場で働く人は問題と対策をごっちゃにしています。 「問題を明確しない」という失敗 問題を解決できない人は対策ばかり考えています。「問題」を考えていません。例えば、売上高が不足すると、「平台で売り込みます」「エンドで売り込みます」「がんばって売ります」と根拠のない対策を言い始めます。 いまの時代、「売り込む」と決めただけで、売上高が変化するわけがありません。根拠のない売り込み策で売上数…

  • 2021.05.06

    第8回「CS(CUSTOMER SATISFACTION、顧客満足)」

    顧客満足を経営の中心に考えたCS経営では「顧客期待」と「提供価値」の2つの要素しかありません。このことが理解出来れば、CS経営は結構簡単なのです。 顧客期待と提供価値の関係 「顧客期待」とは商品、サービスに対して「こうあってほしい」という「お客さまの気持ち」です。一方、「提供価値」は店舗がお客さまに提供した商品、売場、サービスなど「仕事のレベル」です。CS経営の世界にはこの顧客期待と提供価値の2つの要素しか存在しないのです。 CS経営の善し悪しを不等式で表すことができます。「顧客期待≦提供価値」「顧客期待>提供価値」の2つです。 前者は提供価値が顧客期待を上回っている、もしくが同等ですから、店…

  • 2021.03.25

    第7回「マーケティング」

    マーケティングは人によって色々な定義がありますね。普遍的な定義としては「市場(market)での企業活動(ing)」とすることは誰も異論のないところでしょう。 この市場での企業活動=マーケティングにおいて、「何を中心に考えるか」は、時代によって変化してきました。 ①生産志向 まずは、「需要量に応える製品量を生産できる」ことを目指しました。言い換えると工場を建設し、市場に製品を流せば、作っただけ売れるというものです。背景には好景気が続いたことがあります。「消費は美徳」という風潮がありました。各企業はこぞって工場地の確保に走り、各地で工場団地が造成され、道路が整備されました。 ②製品志向 次に登場…

  • 2021.02.25

    第6回「検証」には2つの検証がある

    PDCAサイクルという言葉があります。そのため、「検証」は実施後の検証だけに目を向けがちです。実は、検証には「計画段階の検証」と「実施後の検証」があります。皆さんは実施後の検証だけをやろうしていませんか? 「これをやればいいんだ!」と対策が出てきた瞬間、油断せず、即座に以下の検証をして、発想できた対策の精度を上げます。これを「計画段階の検証」といいます。 計画段階の検証は【納得性】【十分さ】【実現可能性】の3つの視点で行う 計画段階の検証は次の順番で検証します。慣れてくるとこれらを瞬時に行えるようになります。ごく当たり前の自然の流れです。 ①納得性の検証 よい対策のはずですから、納得してどんど…

  • 2021.01.29

    第5回「生産性」と「効率」は意味が違う

    小売業、チェーンストア企業の方々と長いこと付き合ってきて、不思議だなと思っていることがあります。それは言葉の定義が曖昧なまま会話して、コミュニケーションが成立していないことに「気が付かない」ことです。そのために起きた問題をたくさん見てきました。しっかり、言葉を定義して使いましょう。これから、その認識が混同される言葉を紹介していきます。 小売業、チェーンストア企業の人が言葉の意味が曖昧でも平気な理由 小売業、チェーンストアのお客さま層の特性がその理由ではないかと常々思っています。 小売業、チェーンストアのお客さま層は不特定多数という特性を持っています。従って、小売業、チェーンストア企業は長年に渡…

  • 2020.12.30

    第4回「2種類の販売計画と売場計画」

    店舗には売るための計画がいろいろありますね。それらは大きく3つに分類されると考えています。「販売計画」には特定の商品の売りたい数量の計画、売らねばならない数量の計画があり、「売場計画」は全商品の売れる数量を予測する計画です。販売計画には強い意志が必要で、売場計画には的確な予測が必要になります。 販売計画では重点商品、または売り込み商品が対象となります。重点商品はその目標売上高構成比を達成する数量を割り出し、その数量を売るのに必要な売場展開を計画します。売り込み商品では売りたい数量を通常の2〜3倍と決め、必要な売場展開を計画するのです。 売場計画では、全商品について欠品、在庫過多が発生しないよう…

  • 2020.11.25

    第3回「重点商品と主力商品」

    チェーンストアの方とコミュニケーションしていると、「重点商品」と「主力商品」を同じ意味で使用し、分けて考えていない人を見かけます。重点商品と主力商品をごっちゃにしているとそれぞれのメリットを発揮できる可能性が低くなります。 重点商品と主力商品を分けて考えましょう。そして、良い売場づくり、予算達成に貢献しましょう。 重点商品と主力商品の違い 「重点商品」は重点管理する商品で、マネジメントのための呼び名、「主力商品」は品揃えのための呼び名で、マーチャンダイジングのための商品です。 このシリーズ第1回目で、マーチャンダイジングは「チェーンストア企業のマーケティング目標を実現するために、品揃え、展開時…

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