日本惣菜協会が10月1日から2021年度第2回「デリカアドバイザー養成研修」受講受付をスタート

2022.04.22

2021.10.04

一般社団法人日本惣菜協会が、2021年度第2回となる「デリカアドバイザー養成研修」の受講受け付けを10月1日から開始する。申し込みは11 月末まで受け付ける。

デリカアドバイザー養成研修は、惣菜売場の従業員が惣菜を調理・販売する際の注意点、原料原産地やアレルゲン、栄養成分など食品表示に関わる法令関係、食品衛生や労働安全などを通信教育で学ぶ研修。日本惣菜協会が小売業からの人材育成に対する要望を受けた形で、2013年11月からスタートした。

惣菜・中食産業は、少子高齢化、単身者増加、女性の社会進出増加など、社会環境の変化を背景に、市場規模約10兆円の大きな産業へと成長し、惣菜は国民の食生活には欠かせないものとなっている。

それに伴って消費者の関心も高まっている。売場ではおいしさだけでなく、原材料や栄養素に関する素朴な質問や健康や安全・安心にかかわる事項などまで、多岐にわたる問い合わせが寄せられている。

また、2021年6月からは全ての食品等事業者に「HACCPに沿った衛生管理」が完全適用となった。惣菜専門店をはじめスーパーマーケット・百貨店のバックヤードなどで製造される惣菜についても、同制度が適用対象となっている。

こうした状況にあって、惣菜売場で働く人が基本的知識を習得することで、店舗の信頼につながると共に、衛生管理および表示制度の一翼を担う重要な役割を果たすことになる。

店舗全体の知識レベル向上やお客からの信頼にもつながる

デリカアドバイザーに認定されることが日々の仕事にもたらす影響は少なくない。合格者からは「知識を身につけることで、自信を持って対応できるようになりました」「店舗でもすぐ取り入れられそうな新しい発見がたくさんありました」といった声が寄せられている。

安全安心を担保するためのHACCPを含む衛生管理についてしっかりと学べることのメリットを強調する声もある。食中毒やアレルゲン、表示制度といった基本的な項目が押さえられる点も大きい。

売場のマネジメント層にとっても、「学んだことに基づいて自信を持って指導できますし、納得してもらえます」といった声があるように、マネジメントにおいても有効に働くという点にも注目したい。

さらに企業単位での取り組みになると、その効果は一層大きくなる。デリカアドバイザー養成研修を採用している企業では、例えば売場のリーダーがデリカアドバイザーの資格取得後、テキストを他のパートタイマーなどへの教育のための教材として利用するなど、共に働く人に伝えていくことで店舗全体の知識レベルの向上に活用するといった動きもあるという。

実際、小売業だけでなくメーカーなども含め、デリカアドバイザー養成研修を自社の研修の一環とすることで、全社的なレベルアップにつなげている企業は多い。

また、資格取得後は「デリカアドバイザー認定証」を店頭に掲示することが可能になるため、従業員の業務における効果だけでなく、お客に対するアピールとなる点にも注目した。基本的にそのまま口にする惣菜に関して、お客から「信頼される売場」づくりを後押しすることにもつながるといった効果には大きなものがある。

テーブルの上にある数種類の料理
自動的に生成された説明

2021年9月15 日には、「2021年度第1回デリカアドバイザー養成研修」の修了認定者を発表した。9月10日の修了認定審査会において、187人を修了認定者として認定した。合格率は90.8%だった。これによって、デリカアドバイザー修了認定者は304 社、2730人となった。

日本惣菜協会では、今後も惣菜業界の1人でも多くの人に自信をもって働いてもらえるよう、各社の人材育成のサポートに注力していくとしている。

問い合わせ先

一般社団法人日本惣菜協会

TEL/03-6272-8515、FAX/03-6272-8518

E-mail/souzai-info@nsouzai-kyoukai.or.jp

「デリカアドバイザー」取得企業・団体(2021年9月10日現在)

No.企業名合格者数
1㈱関西スーパーマーケット198
2中部フーズ㈱180
3㈱イズミ151
4㈱ベルク101
5㈱さとう89
6㈱ラルズ87
7㈱平和堂86
8ヤマサ醤油㈱84
9㈱まつおか80
10㈱デリカスイト70
11㈱フジデリカ・クオリティ67
12日本ハム㈱63
13㈱サンプラザ61
14㈱はなまるフードサービス47
15㈱Aコープ東日本39
16㈱マルイ36
17オタフクソース㈱
㈱創味食品
30
19㈱ダイショー29
20㈱マルヨシセンター28

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