イオンリテールが「テナント募集検索サイト」をスタート、テナント募集の多様なタッチポイントを追求
2022.04.22
2021.10.19
イオンリテールは10月19日、テナント募集検索サイトをスタートした。今年8月から実験運用を開始し、10月19日の展開開始も至った。
イオンリテールが運営する約350の店舗、SCが対象。10月19日時点で関東、北陸信越、東海、近畿、中四国エリアで133店舗がテナントを募集している。内容の特性上、今後、掲載内容が変更になる場合がある。
デジタルを活用し、地元に密着した個人事業者や中小規模の事業者とつながる機会をさらに増やし、地域社会に貢献するショッピングセンター(SC)づくりを目指す。
サイトの特徴は2つ。1つ目は、デジタルを通じて、事業者との新たなタッチポイントを創出すること。これまで、「出店を検討したいけど、どこに問い合わせればいいのか分からない」といった声も多かったというが、それに応える新たなコミュニケーションツールとして活用する。サイトを通して問い合わせしてもらうことで直接の担当者に情報が届き、スムーズかつスピーディにやり取りを始めることができる。
特徴の2つ目は、より「調べやすく」「申し込みやすい」プラットフォームの提供。「県や地域単位での検索」や「区画の検索」「業種の絞り込み機能」を用意することで、事業者が迅速に出店の検討に必要な情報を入手できるようになる。
これまで担当者が紙の資料で説明を行っていた情報の多くをウェブサイトで閲覧できるようになるため、時間も紙も節約できるエコロジーなツールであるとする。