d払いの使い方とは?チャージや支払い方法、利用メリットなどを解説
2022.04.22
2021.11.05
キャッシュレス決済サービスの一つである「d払い」を利用することで、docomoユーザーは携帯料金との合算払いや、dポイントをお得に貯められる。
本記事では、d払いの特徴やメリットや、docomoユーザー以外の利用方法、d払いの登録方法を解説していく。docomoユーザーも、そうでない方もキャッシュレス決済を検討している方は参考にしてほしい。
d払いとは?特徴や利用メリット
NTTドコモ提供のキャッシュレスサービス
d払いとは、2018年に登場したNTTドコモが提供するキャッシュレス決済サービスのこと。d払いの専用アプリをダウンロードすることで、毎日のお買い物などで利用できる。d払いの大きな特徴は、次の4つだ。
①dポイントをためられる、使える
②docomo携帯料金との合算払いやクレジットカード、コンビニからのチャージなど支払方法が豊富
③docomoユーザー以外も使用ができる(dアカウントの取得が必要)
④公共料金の支払いやレストラン予約ができる
一つずつ詳しく見ていこう。
dポイントをためられる、使える
d払いでは、街にあるお店とネット上で貯まるdポイントの数が違う。
街のお店・・・200円で1ポイント
ネット・・・100円で1ポイント
どちらも決済処理が完了した時点でdポイントが進呈される。また、貯まったdポイントは1ポイントを1円分として使える。
どのぐらいポイントが貯まったかは、d払いアプリのホーム画面、または、dポイントクラブサイトから確認ができる。保有ポイントはドコモに購入情報が到達した時点で反映されるため、時間を有する可能性があり、注意が必要だ。
dポイントクラブサイト・・・https://dpoint.jp/index.html
コンビニチャージなど支払方法が豊富
d払いでは、3つの支払い方法に対応している。
・docomoの携帯料金との合算
docomoユーザーは、毎月の携帯料金に合算して支払える。1か月10,000円など契約期間等によって利用限度額の設定がされる。
・クレジットカード払い
「VISA」「MasterCard」「American Express」「JCB」のクレジットカードで支払いができる。もちろんdocomoが発行するdカードでの支払いも可能。利用限度額はクレジットカードの利用枠に応じている。
・d払い残高をチャージ
コンビニの店頭、登録の銀行口座、セブン銀行ATMにて、d払いの残高チャージができる。手数料は無料。※銀行口座からのチャージには本人確認が必要となる。
docomoユーザー以外も使用ができる
d払いはdocomoのユーザーでなくても、dアカウントを取得すれば利用できる。dアカウントを作成後、d払いアプリで、dアカウントのIDとパスワード、セキュリティコードを入力してログインするだけだ。
dアカウントサイト・・・https://id.smt.docomo.ne.jp/
公共料金の支払いやレストラン予約ができる
電気、ガスなどの公共料金、税金などの支払いにも対応。やり方は請求書のバーコードをアプリで読み取って支払うだけ。なお、dポイントは付与されない。
また、d払いのアプリでは提携しているレストランやタクシー会社で予約、支払までを済ませられる。店頭で待つことなく支払いが可能だ。
d払いが使えるお店
街のお店では、コンビニやスーパー、ドラッグストアなど日常生活での買い物から、百貨店やカラオケ、居酒屋やファーストフードなどさまざまな場所で利用できる。例えば、マツモトキヨシやセブンイレブン、ビックカメラ、髙島屋、IKEA、ケンタッキー、ビッグエコーなど。
また、ネット上ではAmazonや、マクドナルドモバイルオーダー、ローチケ、ふるさとチョイスなど、オンラインショッピングやチケット、飲食といった多くのジャンルで利用可能。
d払いの登録方法
ここからはd払いの始め方を説明していく。
まず、docomoユーザーではなく、dアカウントを取得していない方は、dアカウントを作成する必要がある。
dアカウントサイト・・・https://id.smt.docomo.ne.jp/
d払いのアプリをダウンロード
App Store(iphone)または、Google Playにて「d払い」と検索し、専用アプリをダウンロードする。
ダウンロードが完了後、アプリを立ち上げると次のような画面が表示される。
次へボタンを押していくとdポイントの特徴が説明されるため、「スキップ」ボタン」を押して構わない。
スキップボタンを押すと、「ご利用規約」の画面に移る。注意事項に目を通したら、「同意して次へ」をタップする。
【ドコモ回線のある方】wi-fiをオフにして設定へ
ドコモ回線を持っている方は、wi-fiをオフにしてから次へボタンを押し、ログイン画面へ。
4桁の半角数字、spモードパスワードを入力して「spモードパスワード確認」をタップ。これで登録完了になる。
【ドコモ回線のない方】そのままログイン画面へ
ドコモ回線のない方は、登録したdアカウントのIDを入力し画面を進める。
携帯番号に送られてきたセキュリティコードとdアカウントのパスワードを入力し、ログインする。
メールの利用設定をする
ドコモの決済サービスに関する情報のメールを受信するか設定をし、次へボタンを押す。
登録完了
メールの利用設定から画面を進めると、d払いアプリの使い方が出てくるので、画面右下の「次へ」ボタンをクリックしていく。
登録完了画面が表示される。
支払方法の設定
アカウント画面から「お支払設定」へ
ここからは、支払方法の設定を説明していく。d払いでは、「電気料金合算払い」、「d払い残高」、「クレジットカード」の3つから支払方法を選べる。
d払いアプリの「アカウント」の「お支払方法」をタップする。
支払方法を選択して「次へ」をタップする。
・月々の携帯料金と一緒に支払う場合・・・電気料金合算払いを選択
・コンビニ等でチャージして支払う場合・・・d払い残高を選択
・クレジットカードで支払う場合・・・「+クレジットカードを登録」をタップし、クレジットカード情報を入力する。なお、クレジットカード払いの場合は本人認証サービスである「3Dセキュア」の設定されたカードでないと登録できない。
d払い残高にチャージする方法
プリペイドバリューと現金バリュー
d払い残高には、「プリペイドバリュー」と「現金バリュー」という2パターンがあり、それぞれ利用できる機能が違う。d払い残高はコンビニ、セブン銀行ATM、銀行口座の3つからのチャージが可能だが、銀行口座でチャージするには「現金バリュー」に設定する必要がある。
ちなみに、プリペイドバリューでは、残高での支払いと、送金してもらったお金を受け取れる。現金バリューは、プリペイドバリューに加えて、送金、払い出し、銀行口座でのチャージなどが可能になる。
現金バリューを使うには本人確認をする
現金バリューを利用するにはまず本人確認を済ませる必要がある。
本人確認をするには、d払いアプリの「ホーム画面」にある「チャージ」をタップ。
チャージ方法を選択が表示されたら、「銀行口座」もしくは、「オートチャージ」をタップ。
ページ下部にある「オンラインで本人確認」をタップしてから、画面に従い、本人確認書類の撮影や自身の顔写真の撮影を完了し、申し込む。本人確認の審査には1~10日営業日かかることがあるため、注意が必要だ。
本人確認が終わったら、d払いアプリの「アカウント」にある「d払い残高各種設定・解約」から現金バリューの設定をおこなうことで利用ができる。
銀行口座からチャージする
本人確認の審査後、ホーム画面の「チャージ」をタップし、チャージ方法選択から「銀行口座」を選択し、画面に従って設定をおこなう。
対応している銀行は、ゆうちょ銀行やみずほ銀行、三井住友銀行など。
セブン銀行ATMでチャージする
ホーム画面の「チャージ」をタップし、チャージ方法選択から「セブン銀行ATM」を選択する。
セブン銀行ATMの画面で、「スマートフォンでの取引」をタップ。
ATMの画面にQRコードが表示されるので、d払いアプリの画面下部にある「QR
コードを読み取る」をタップ。QRコードをスキャンし、ATMの案内に従って操作していく。
コンビニでチャージする
ホーム画面の「チャージ」をタップし、チャージ方法選択から「コンビニ」を選択する。
利用規約が表示されるので同意するボタンをタップ。
入金したい金額を入力し、次へボタンをタップ。
入金額、手数料の確認をし、次へをタップ。
「入金の準備が整いました」の画面が表示されたら、コンビニを選択するボタンをタップし、記載されている入金期限までに選択したコンビニで支払いをおこなう。
実際の買い物での使い方
では実際の買い物ではどのように使うのか説明する。
アプリ画面のバーコードをレジで提示し、読み取ってもらう。バーコードをタップすると拡大されたバーコードも表示される。
お店で提示されたQRコードを読み取ることでも支払いができる。
「読み取る」をタップしてから、カメラでQRコードを読み取る。
7.dポイントの利用方法
d払いでdポイントを利用する方法を説明する。
「利用ポイント」をタップし、利用するポイントの上限の設定ができる。
dポイントを利用する場合は、「ポイント利用」をオンに切り替えてから、レジの人にバーコードを提示する。
公共料金の支払い方法
公共料金や税金の支払いは、事前にチャージした「d払い残高」でのみ可能。クレジットカードや電気料金合算払いはできないので注意が必要だ。
ホーム画面の「請求書払い」をタップし、「ご利用上の注意」をよく読んでから「はじめる」をタップ。請求書のバーコードを読み取って支払を完了させる。
飲食店などの予約サービス方法
d払いでは、飲食店のテイクアウトや、タクシー手配の予約ができる。アプリ画面の「予約・注文」から、利用したいサービスをタップすると、提携のサイトに繋がる仕組みだ。現在地から近いサービスを探すこともできる。
豊富なキャンペーンとお得な使い方
マイナポイント×d払い+5%還元キャンペーン
2021年4月末までにマイナンバーカードを申請した方を対象に、チャージまたは支払い額の5%のdポイント(期間・用途限定)を進呈するキャンペーンを実施中。
対象者:2021年4月末までにマイナンバーカードを申請した方
参加条件1:マイナポイント申し込みの際に、マイナポイント付与の決済サービスで「d払い」を選択すること
参加条件2:マイナポイント申し込み後のキャンペーン期間中にd払いアプリにて、チャージまたはd払いで「お支払い」をしていること
マイナポイント申し込み期間:2020年7月1日(水)~2021年12月31日(金)23:59
dポイントカード利用で、dポイント二重取りする方法
dポイントカードを提示し、d払いアプリで支払いをおこなうと、dポイントが二重取りできる。
d払いのアプリ画面でもdポイントのバーコードが表示可能。
dポイントカード提示で100円(税込)につき1ポイント、d払いで100円(税込)につき0.5ポイントと、合計で100円(税込)につき1.5ポイント貯められる。
利用できる店舗はローソンや、髙島屋など「d払い」と「dポイント」の両方のマークがあるお店だ。
dカード利用で、dポイント三重取りする方法
dポイントを三重取りするには、dカード(NTTドコモが提供するクレジットカード)が必要になる。方法は次の通りだ。
①d払いの支払いをdカードに設定
②レジでdポイントカードを提示
③d払いで支払いをする
クレジットの支払いで100円(税込)につき1ポイント、dポイントカード提示で100円(税込)につき1ポイント、d払いで100円(税込)につき0.5ポイントと、合計で100円(税込)につき2.5ポイントためられる。三重取りも、二重取りと同様に「d払い」と「dポイント」の表示のあるお店に限られるので注意が必要だ。
d払いを活用しよう
ドコモの回線の方や、dカードをお持ちの方は、dポイントが多く貯められたり、電気料金合算払いができたりと便利に使えるのがd払いだ。また、気軽なコンビニでのチャージや、公共料金の支払いなどもできるため、docomoユーザー以外の方も感じるメリットが多いだろう。d払いをうまく活用してみてはいかがだろうか。