ケンタッキーで使えるキャッシュレス決済は?|KFCカード、アプリ連携と併せて解説

2021.10.12

さまざまなサービスでキャッシュレス決済が普及しつつある現代。ケンタッキーフライドチキンにおいても、従来の支払い方法に加え、スマホを使ったコード決済の導入が開始した。

またスムーズな商品の提供を目指し、自社店舗で使えるKFCカードや便利なアプリ、クーポン配布など多彩なサービスも提供している。消費者だけでなく、事業者にとってもメリットのある決済サービスを導入するケンタッキーの事例を紹介する。

全国のケンタッキー店舗でコード決済の導入開始

インターネットやスマートフォンの普及とともに、より便利に、よりお得に消費者に利用してもらえるよう、多くのサービス業でキャッシュレス決済を導入する動きが高まっている。ケンタッキーフライドチキンでも、2020年4月16日(木)から全国の店舗にて、クレジットカードや電子マネーなど従来の支払い方法のほかに、13種類のQRコード決済が新たに導入された。ユーザーの利用しやすさを追求し、より安心でスムーズな商品の提供を目指している。

ケンタッキーで利用可能なキャッシュレス決済は?

世界と比較しても、キャッシュレス決済の導入が遅れていると言われて久しい日本だが、近年では多くの飲食業界で手軽に使えるスマホ決済の普及が進んでいる。キャッシュレス決済の導入状況は、以前から利用頻度の高いクレジットカードとともに、コード決済の導入率が高く、次いで電子マネーとなっている。

店舗側にとってキャッシュレス決済を導入するメリットは多数あるが、中でも国内外でスマホ決済の利用者が増えたこともあり、キャッシュレス未対応で生じる機会損失を防ぐ狙いがある。

ほかにも現金の受け渡しがなくなり、会計の手間やミスを減らせて、よりレジ作業がスムーズに、回転率が高くなる効果もある。また現金や人の手、決済端末に接触せずに会計ができるため、より衛生的な決済が可能になる。多数の飲食店が業績悪化に苦しむ状況下でも、例年と変わらず売上高を上げるケンタッキーフライドチキンで利用可能なキャッシュレス決済サービスを紹介する。

クレジットカード

ケンタッキーフライドチキンで利用できる国際ブランドは店舗ごとに異なる。東京など都市圏では、主要国際ブランドであるVISA、MasterCard、JCB、American Express(アメリカンエキスプレス)、Diners Club(ダイナースクラブ)、の5大ブランドすべて使える店舗が多い。

日本で主に用いられているVISA、MasterCard、JCBは、ほとんどの店舗で決済が可能。また国際ブランド付きのデビットカードも、クレジットカードと同じく飲食時の支払いに利用できる。

電子マネー

クレジットカードと同様に、店舗により決済可能な電子マネーは異なるが、「Suica」「PASMO」「ICOCA」などの交通系電子マネー、「楽天Edy」「nanaco」「おさいふPonta」「WAON」といった商業系電子マネー、「QUICPay」「iD(Google PayやApple Pay)」などのタッチ決済が、多くの店舗で利用されている。

ショッピングセンター内にある店舗では、施設に準じた電子マネーに対応している場合が多い。電子マネーには専用カードにチャージするタイプと、スマートフォンや携帯電話で利用するモバイルタイプがある。

QR・バーコード決済

全国の検体ッキーフライドチキンの実店舗に新たに導入されたQR・バーコード決済は、「LINE Pay」「メルペイ」「au PAY」「PayPay」「楽天ペイ」「ゆうちょPay」「d払い」「Smart Code」「Alipay」「WeChat Pay」「atone」「pring」「K PLUS」の13種。より便利な決済を可能としている。

ケンタッキーフライドチキンでは、JCB提供の決済スキーム「Smart Code」を導入しているので、13種以外のQRコード決済にも対応している。

決済支払いがスピーディーに完了するQRコード決済に数多く対応しており、テイクアウトやドライブスルーといった非接触でスマホ決済を利用したい消費者のニーズにマッチした決済手段を取り入れている。

商品券・ギフトカード

ケンタッキーフライドチキンの実店舗や、一部の店舗で展開する「KFCデリバリー」では、商品券・ギフトカードの「ジェフグルメカード」も支払いに使用できる。

全国共通お食事券「ジェフグルメカード」は、47都道府県にあるファーストフード店やレストラン、居酒屋など、約35,000店舗で使える商品券である。1枚500円のジェフグルメカードと現金は併用も可能で、お釣りも出る金券でもあるため、スマホやパソコンを頻繁に利用しない消費者でも、現金のように安心して使える利点がある。

Webやコンビニで購入できるJCBの新しいギフトカード「JCBプレモ」も、ジェフグルメカードと同じく、ケンタッキーフライドチキン店舗で利用可能だ。

ブランドプリペイド

さまざまな会社が独自のブランドプリペイドを発行しており、「au PAY プリペイドカード」や「ソフトバンクカード」「LINE Payプリペイドカード」のようなブランドプリペイドも、店舗により決済に利用できる。

リアルカードなら実店舗での買い物に使えるが、「Apple Pay」や「 Google Pay 」に設定すれば、全国のiD加盟店やそれぞれのブランドで指定する国際ブランドのオンライン加盟店で使用できる。

クレジットカード同様に国際ブランドが搭載されていて、使い切り型とチャージ型があるため、デビットカードのように支出をコントロールしながら利用可能だ。ブランドプリペイドによって、国際ブランドや特典の種類、ポイント付与の条件、海外での利用制限など違いがあるので、ケンタッキーフライドチキンで利用するカードに適しているか、使い方やデメリットにも注意してカードを発行する必要がある。

ハウスプリペイドカード「KFCカード」の特徴とは?

クレジットカードや電子マネー、QRコード決済など、多種多様なキャッシュレス決済が利用できるケンタッキーフライドチキン。

自社ブランドや各店舗が発行するハウスプリペイドカード「KFCカード」も、全国の店舗で使用できる。電子マネーの利用率は年々増加傾向にあり、ハウスプリペイドカード市場の規模も拡大しつつある中、チャージ機能付きの「KFCカード」の取り扱いが2015年よりスタート。

KFCネットオーダーやお届けケンタッキーでは使用できないが、通常の利用のほかにも、クリスマスギフトや贈り物としても喜ばれているサービスである。「KFCカード」はKFCカード取扱店表示のある店頭で発行可能で、「デジタルKFC CARD」であれば、カジュアルギフトサービスを提供する「giftee」で購入できる。

繰り返し500円単位でチャージが可能

チャージ上限は50,000円までで、500円単位で繰り返しチャージして利用する。有効期限はカード発行日、または最終チャージ日、最終利用日、バリュー残高移行日の最も遅い日から2年間。

専用マイページでカードの残高や利用履歴、有効期限の確認、残高移行ができる。チャージは現金のみで、クレジットカードなどでチャージはできない仕様となっている。「デジタルKFC CARD」の場合、500円、1,000円、3,000円、5,000円分の券種を事前に購入し、店舗で交換画面を提示して使用する。

現金との併用払いができる

KFCカード」が残高不足の際には、店頭にて現金をチャージするか、不足分を現金で支払える。クレジットカードや電子マネーとの併用ができない、カード残額を現金にできない点はデメリットともいえるが、残額が残る複数枚の「KFC CARD」を所持している場合には、バリューを1枚のカードに集約して使い切ることも可能である。

公式アプリと連携でスマホ決済も

出所:www.kfc.co.jp/app/

KFCカード」はケンタッキーフライドチキン公式モバイルアプリと連携することで、スマホ決済が利用可能だ。店舗で会計時に公式アプリ上の会員証を提示して、QRコード決済で支払いできるようになる。2012年4月より公式アプリの運用が始まり、2020年3⽉でダウンロード数は1,500万を超えている。

ケンタッキーフライドチキンでは、店舗を利用するごとにアプリ会員証を提示すれば、「チキンマイル」が付与される「KFCチキンマイレージプログラム」を設けている。

アプリをダウンロードし、KFCカード、Pontaカード、LINE、カーネルクラブなど、各種サービスと連携するだけでも、「チキンマイル」が付与される。ケンタッキーフライドチキンを頻繁に利用する方であれば、ぜひ公式アプリもダウンロードしておきたいものだ。

ケンタッキーでお得にキャッシュレスを利用する方法

ケンタッキーではキャッシュレスを導入することで、利便性を図るだけでなく、よりお得に利用してもらえるように、さまざなキャンペーンやクーポン、ポイントサービスを展開している。

キャッシュレス決済のメリットのひとつにポイントの付与が挙げられるが、現金払いよりも、クレジットカードや電子マネーといったキャッシュレス払いを利用した方が、ポイントは貯めやすい。

フードデリバリーサービス経由でのネット注文を利用するにも、支払いがスムーズに行えるキャッシュレス決済は多くの利用者から重宝されている。サービスごとに限定クーポンの配布や限定メニューの提供をしているのも、人気の秘訣といえるだろう。

公式アプリやカーネルクラブ登録でクーポンを利用する

ケンタッキーフライドチキン公式モバイルアプリ、またはケンタッキーの会員サービスのカーネルクラブに登録すれば、購入金額から割引が受けられるクーポンの特典が利用できる。

アプリ限定やカーネルクラブ会員限定のクーポンといったサービスは定期的に更新されており、利用するごとにランクが上がり、ステージに合わせたお得な特典クーポンを提供している。

ステージはレギュラーから始まり、ブロンズ、シルバー、ゴールド、プラチナとステージとともに、特典もランクアップされる仕組みだ。「通常チキンマイル」や会員ステージは登録から1年でリセットされるが、「生涯チキンマイル」は継続して保有できる。

Pontaポイントやチキンマイルを貯めて使える

ケンタッキーフライドチキンでは特定のキャッシュレスを利用することで、「Pontaポイント」や「チキンマイル」などのポイントも貯めて使えるのもお得感満載である。

「Pontaポイント」は200円ごとに1ポイント、「チキンマイル」は250円ごとに100チキンマイル獲得できる。公式アプリとPontaカードを連携させると、アプリ内で「チキンマイル」とともに、「Pontaポイント」も貯められる。

カード決済でKFCネットオーダーが利用できる

スマホやパソコンで予約注文から支払いまでできるサービスに「KFCネットオーダー」がある。待ち時間なしで商品が受け取れる「KFCネットオーダー」で予約をする場合は、国際ブランドを問わず、ほどんどのクレジットカードが利用可能で、予約後に指定の店舗に受け取りに行くだけの便利な機能だ。

ただKFCネットオーダーでは、現金やお得なクーポンが使えない。クレジットカードのほかに、 Pontaポイントも会計時に使用できるので、全額ポイント支払いか、 Pontaポイント併用のクレジットカードを利用するのが、お得で便利な活用方法といえる。

ポイント還元率が高いキャンペーンを活用する

ポイント還元率の高いキャンペーンを活用すれば、よりお得に利用できる魅力がある。au PAYとPayPayなどのキャッシュレス決済サービスでは、Pontaポイントが最大20%還元されるキャンペーンや、期間限定のクーポンの配布などを定期的に実施している。

キャッシュレス決済の種類やブランドによって、ポイント還元率や特典内容は異なるが、通常よりポイントが貯めやすい時期を狙って、特定の決済サービスを利用して購入するのもひとつの賢い使い方である。

ケンタッキーの導入事例を参考にスムーズな商品の提供を

コロナ禍で多くの飲食店の状況が厳しい中、ケンタッキーの売上が下がることなく上昇しつづける背景には、持ち帰りサービスや非接触対応のキャッシュレス決済サービスの拡充が挙げられる。

以前よりテイクアウトやドライブスルーといった中食分野に強い企業であったが、店内飲食せずに購入できるテイクアウト、ドライブスルー、デリバリーの利用が急増している。新たな取り組みとして導入されたQRコード決済だけでなく、有料道路の料金支払に活用されているETCをドライブスルーで導入するサービスの試行運用を日本で初めて開始。

現在試行運用中ではあるが、本格的な運用が始まれば、車利用者にとって使い勝手のよい決済サービスとなるだろう。ケンタッキーのキャッシュレス決済導入事例を参考に、より便利でスムーズな商品提供の充実が期待される。

お役立ち資料データ

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