ファミリーマートが遠隔操作ロボット技術を生かした店舗オペレーションを試験運用

2020.08.27

ファミリーマートとTelexistence(TX)は、遠隔操作ロボット技術を核とした新たな店舗オペレーション基盤の構築を目的に、TX製ロボットの「Model-T」、および「Augmented Workforce Platform (拡張労働基盤、AWP)」のファミリーマート店舗への本格導入に向けた試験運用を開始した。

TXは、「ロボットを変え、構造を変え、世界を変える」をミッションとし、遠隔操作・人工知能ロボットの開発およびそれらを使用し事業を展開するロボティクス企業。なお、AWPを支えるクラウドシステムには米国Microsoft社のAzureを採用している。

今回、TX虎ノ門オフィスから遠隔操作を実施。操縦者がVR(仮想現実)端末を使用し、ファミリーマートとしまエコミューゼタウン店(東京・豊島)に設置したロボットの操作を行っている。

1人で複数店舗の作業が可能に

両社はModel-T、AWPを活用し、工数が大きい商品検品・陳列業務を遠隔操作化・自動化することで、店舗の省人化、物理的な店舗立地に制約されない自由度の高い従業員採用が可能なロボティクスを軸にした「全く新しい店舗オペレーション基盤」を開発していくとしている。

第1段階として、飲料売場のバックヤードで比較的作業量の多いペットボトル飲料の陳列について遠隔操作を開始。ロボットによる陳列速度・精度の検証を行う。今後は、おにぎり、サンドイッチ、弁当など作業対象の商品を随時拡大しながら、2022年までに最大20店舗への導入を目指す。多店舗展開が可能な取り組みについては、ファミリーマート全店に順次導入を拡大することも検討していく。

ファミリーマートはModel-Tの導入によって遠隔地から1人で複数店舗の作業が可能となることで、人手不足の軽減とロボットを通じた新たな働く機会の創出につなげていきたいといしている。また、人と人との接触を減らすことにもつながるため、新型コロナウイルスの感染拡大防止にもなると考えられる。

Model-T

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