平和堂が「SM物流研究会」に参加
2024.03.22
2024.03.21
平和堂が「SM(スーパーマーケット)物流研究会」に参加したと発表した。
SM物流研究会は2023年3月16日にサミット、マルエツ、ヤオコー、ライフコーポレーションの4社が「持続可能な食品物流構築に向けた取り組み」を宣言して発足したもの。その後、参加社が関東以外にも広がりを見せている。
研究会では物流分野を「競争領域」ではなく「協力領域」と考え、各社協力による物流効率化策やサプライチェーン全体の効率化につながる施策の検討や取り組みを進めていくとしている。
平和堂としても今回、研究会に参加することで、各社と共にサプライチェーン全体の物流効率化に向けた施策の研究を進め、将来に向けて持続可能な物流構築に取り組んでいくとしている。
平和堂としてはこれまで、次の取り組みを実践してきた。
・加工食品定番商品の発注時間見直し
・特売品・新商品の発注・納品リードタイム確保
・納品期限の緩和(2分の1ルールの採用)
・流通BMSによる業務効率化
・荷待ち・荷役作業等時間の計測
・バース予約システムの導入および荷待ち・荷役作業時間短縮
・予約システム稼働率向上、パレット納品の要請
・共同輸送
今後の活動としては次の取り組みを視野に入れる。
・物流センターのトラック荷待ち時間を2024年3月末までに1時間以内へ(24年2月時点6%)
・共同配送の研究と拡大
・生鮮物流、ばら積み納品削減、チルド加工食品物流についての研究・改善