ヨークフーズ with ザ・ガーデン自由が丘西落合店がオープン、協業モデル2号店は300坪型、住宅立地への出店

2022.11.30

ヨークとシェルガーデンは、両社の協業モデル2号店となるヨークフーズ with ザ・ガーデン自由が丘西落合店を11月30日にオープンした。

両社が協業した形で出店するのは10月にオープンした中野店(東京・中野)に続く2号店となる。

西落合は新宿区の最北西部に位置しているが、出店立地は住宅街エリアの複合型マンション1、2階部分。売場は2階部分に1層の形で、売場面積は約312坪の小型店となる。

売場は1層で、エスカレーターを上がった先頭では惣菜と青果をレイアウト

店舗周辺には20代~40代の共働き世帯や1人暮らしのお客が多い。

シェルガーデンが持つ輸入、上質商材とヨークが得意とする生鮮食品やオリジナル開発商品、頻度品を組み合わせ、従来の都市部小型店舗よりも品揃えを約1割増やしたという。

総SKU数は8378。内訳は青果271、精肉367、鮮魚289、惣菜240、ベーカリー27、デイリー2100、加食・雑貨5084。うちシェルガーデンの商品は7%の585SKU。

シェルガーデンの商品はレジ側のゴンドラエンドで訴求する

低価格商品から高品質商品まで価格帯の幅を広げ、多様化するお客のライフスタイルやその日の気分に合わせたお買い物体験ができる店舗を目指すとしている。

シェルガーデンのバイヤーセレクト商品をコーナー展開
ヨークオリジナルのフルーツデザートを核商品として重視。新商品として店頭でも販売している季節の果実を使ったデザートシリーズの新作として「あまおう苺のとろけるジュレ」を販売。さっぱりとしたレモンのジュレがイチゴの甘さをバランスよく引き立てる
惣菜ではヨークベニマルのノウハウを活用した品質重視「レストランデリ」を展開。中野店でも良く売れている
インストアベーカリーはないが、サテライトキッチンの機能を持つコンフォートマーケット中延店(東京・品川)からの供給で品揃え
周辺に飲食店があまりないことから、家飲み需要も高いとみる。つまみ向けの商品を展開
精肉では店内加工もしながら差別化を図る。牛肉は店内加工、豚、鶏はプロセスセンター活用などめりはりを付ける
レジは15台、全てセルフレジにしている。中野店に続く2店目の運営
サービスカウンターもデジタルサービスカウンター形式で省人化を図る

ヨークフーズ with ザ・ガーデン自由が丘西落合店

所在地/東京都新宿区西落合1-19-7

オープン日/2022年11月30日

営業時間/9時30分~23時

駐輪場/55台(駐車場はなし)

売場面積/1033㎡

店長/小林 智

従業員数/54人(社員14人、パートタイマー40人、8時間換算)

商圏人口/約6万4290 人、約3万9080世帯、半径1 kmの基礎商圏内

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