『トクバイ AI プランナー』がリリース、生成系AI技術でレシピと食材の買い物提案を行う

2023.10.16

くふうカンパニーグループにおいて、チラシ・買い物情報サービス「トクバイ」を運営する「ロコガイド」は、ChatGPTで話題のOpenAI社によるAPIを活用し、自分や家族にぴったりなレシピと食材の買い物提案を行う『トクバイ AI プランナー』をリリースした。

提案レシピに合わせて、近くの店舗で取り扱いのある特売品を表示し、物価高を克服するためのかしこい買い物をサポートする。※iOS、Android ともに順次反映予定。

『トクバイ AI プランナー』について

「今日のごはん、何を作ろう?そのためにどこで、どんな買い物をしよう?」と、献立を考えて、買い物をし、料理を作ることは、生活者にとって必要不可欠な毎日の営みである一方、頭を悩ませる作業でもある。さらに、昨今の物価高の影響から、限られた予算の中で、家族の好み・大切にしたいテーマなどに合わせた献立を考えることは、より一層難しい課題となっている。

そこで「トクバイ」では、生成系AI技術を用いて、ユーザー自身や家族の好み、大切にしているテーマなどに合わせてぴったりのレシピを提案する機能を開発。また、提案されたレシピに合わせて近くの店舗の特売品も表示することで、お得に買い物ができるようサポートする。

『トクバイAI プランナー』開発のこだわり

スーパーマーケットでの買い物計画は毎日の献立計画も合わせて、ユーザーにとって時間も手間もかかる作業であり課題が深いことが、従来のトクバイユーザー調査から明らかになっていた。しかし非常にパーソナルな部分が多く、その課題をなかなか解決できずにいたところ、注目したのがOpenAI社による「Chat GPT」だ。

『”「生成系AIが話題になっていますが、まだまだ一般生活者にとっては馴染みのない技術です。そこで生活課題を解決しつつ、いかにユーザーに親しみやすい体験を提供できるかどうかにこだわりました」(「トクバイ AI プランナー」開発責任者)”』

そのために登場するのは、新米スタッフ「トックー」というキャラクターと、テキストを入力するのではなく「問いに対する答えを選択するだけ」で基本データを取得できるUI/UX設計だ。さらに、レシピの提案後、評価や感想を受け付ける仕組みを設置している。

『トクバイ AI プランナー』の使い方

1)好みのテーマを順に選択するだけで、家族の好みや大切にしたいテーマにぴったりなレシピがわかる
新米スタッフ「トックー」の案内に従って、「今日のおすすめ」「ボリューム満点」「ヘルシー・あっさり」「時短レシピ」の4つから好みのテーマを選択すると、家族の好みや大切にしたいテーマに合ったレシピが提案される。家族が苦手な食材を「苦手な食材リスト」に追加すると、その食材を含まないレシピを提案する。

2)提案されたレシピに合わせて近くの店舗の特売品も表示し、お得な買い物をサポート
提案されたレシピに「特売品あり」と表示されると、近くの店舗の特売品リストが表示される。これにより、ユーザーは近くの店舗でお得に購入できる食材が一目でわかり、かしこい買い物計画に役立てることができる。

■チラシ・買い物情報サービス「トクバイ」とは
2013年にスタートした、食品スーパーマーケットをはじめ様々な業態の小売店のチラシ・買い物情報を掲載しているWebサービス・アプリ。パソコン・スマートフォンから無料で情報の閲覧が可能。掲載店舗数は73,000店以上30〜50代の女性を中心に月間1,600万人以上に利用されている。 (*=2023年1月時点)

お役立ち資料データ

  • 2023年 下半期 注目店スタディ

    2023年下半期注目のスーパーマーケット7店舗を独自の視点でピックアップし、企業戦略を踏まえた上で、出店の狙い、経緯、個別の商品政策(マーチャンダイジング)まで注目点を網羅。豊富な写真と共に詳しく解説しています。 注目企業における最新のマーチャンダイジングの取り組みや、厳しい経営環境と向き合うスーパーマーケットのトレンドを知ることができ、企業研究、店舗研究、商品研究などにご活用いただけるほか、店舗を訪問するときの参考資料としてもお勧めです。 <掲載店舗一覧> ・オーケー/銀座店 ・ヨークベニマル/仙台上杉店 ・ベイシア/Foods Park 津田沼ビート店 ・ヤオコー/松戸上本郷店 ・カスミ/…

  • 2023年 上半期 注目店スタディ

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