竹下浩一郎

「リテール・リーダーズ」編集長。1975年長野県上田市出身。中央大学文学部文学科英米文学専攻卒業後、小売業経営専門出版社の商業界に入社。スーパーマーケット経営専門誌『食品商業』編集部、チェーンストア経営専門誌『販売革新』編集部を経て2014年『食品商業』編集長就任。この間、世界最大級の食品見本市SIALパリの新商品国際審査員などを務める。20年5月ロコガイド入社、『リテールガイド』の創刊編集長就任。24年10月、メディアの『リテール・リーダーズ』へのリニューアルに伴い、同編集長就任。一般社団法人日本惣菜協会『中食2030』(ダイヤモンド社)「スーパーマーケットにおける中食の未来」執筆の他、コーネル大学リテール・マネジメント・プログラム・オブ・ジャパン講師、スーパーマーケットGood Action Initiatives推薦委員なども務める。ファイナンス修士(専門職)(中央大学)。モットーは「正直であること」。

  • 成城石井がショッピングセンター向けの新モデルとして9月10日、イオンモール伊丹店をオープン

    成城石井は9月10日、ショッピングセンター向けの新たなモデル店舗と位置づける成城石井イオンモール伊丹店をオープンする。 商品の「選びやすさ」をさらに追求し、新たな買物体験の提案に努める他、商品を他の同規模面積の店舗と比較して約4割に当たる2000アイテムに絞り込む他、一部の売場にお勧め商品のランキングコーナーを設置するなどして売り込み態勢を強める。 また、商品を手に取りやすいように既存店舗よりも背が低い陳列棚を採用するなど、商品を見やすく陳列することにも努める。 現在、1都2府20県に222店舗を展開する同社だが、「駅ナカ」出店の店舗が半数以上を占める。駅ナカ店舗1号店は1997年オープンのJ…

    2025.09.03

  • 食品を提供するプライドを持ち、立派な市民たれ いなげや 本杉吉員社長

    「消費の二極化」の実態を見極め、上と下双方で対応  いなげやは東京都西部を地盤とするリージョナルチェーンのスーパーマーケット(SM)企業だ。同社は20年以上の長きに渡ってイオンの資本提携を受けていたが、イオンによる株式公開買付(TOB)を経て2023年11月にイオンの子会社となり、その後、ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス(U.S.M.H)との株式交換を経て24年11月、マルエツ、カスミ、マックスバリュ関東と並ぶU.S.M.Hの完全子会社、グループの一員となった。  首都圏SM連合のU.S.M.Hとしては、年商1兆円を視野に入れた大きな一手となったが、いなげやとしても同社の歴史…

    2025.08.25

  • オーケーが関西の出店計画を発表、25年年内には兵庫県に4店、26年には大阪府に8店を出店

    オーケーは、ディスカウント・スーパーマーケットのオーケー南武庫之荘店(兵庫県尼崎市)を9月18日、オーケー北伊丹店(兵庫県伊丹市)を10月9日オープンすると発表した。2024年11月に関西初出店としてオープンしたオーケー高井田店(大阪府東大阪市)、25年1月に関西2号店としてオープンしたオーケー西宮北口店(兵庫県西宮市)に続く、関西3号店、4号店となる。 南武庫之荘店はJR神戸線立花駅、甲子園口駅、阪急電鉄神戸本線武庫之荘駅から徒歩約20分に立地し、売場面積は約300坪の小型店。北伊丹店JR福知山線(JR宝塚線)北伊丹駅から徒歩約14分に立地する売場面積約450坪の中型店。関東でも小型店から大…

    2025.08.18

  • オーケー川越伊勢原店が8月5日オープン、埼玉県地盤の有力2チェーン、ヤオコー、ベルクと至近競合

    オーケーは8月5日、埼玉県川越市に川越伊勢原店をオープンした。川越市内には2店目の出店であるが、既存店の川越店からは直線距離で7km弱離れていることから商圏は異なるとみる。 また、川越店は川越市内の中心部であるJR、東武線の川越駅から北東に約2kmの至近に位置し、同社がその内側を出店地域の目安とする国道16号からほど近いのに対し、川越市の北西部に位置する川越伊勢原店は完全に16号線の外側といった位置関係にある。オーケーの出店地域としても最北西に位置する。 国道16号の外側への出店は今回に限ったことではないものの、関東だけでも160店を超える店舗網を抱える中でのわずか数店に限られる。加えて、今回…

    2025.08.13

  • 「10年後の東急ストア」に向け、続々と施策打つ 東急ストア 大堀左千夫社長

    高級フォーマット「プレッセ」をリブランディング  東急ストアは1956年に創業された日本有数のスーパーマーケット(SM)企業である。長らく「東光ストア」として親しまれ、その間、東京急行電鉄の関連会社化、「東急ストア」への商号変更を経ながら東京都、神奈川県を中心とした首都圏の電鉄系SMの一角として存在感を放ってきた。  2008年に東京急行電鉄の完全子会社となったが、その後も親会社の沿線にとどまらずに首都圏でのSM企業として小型店を含むマルチフォーマットを展開しながら着実な成長を続ける他、広く小売事業としてコンビニエンスストア、ドラッグストア、駅売店など多業態の展開を図っている。25年2月末現在…

    2025.08.05

  • イオン「総合」再構築の進ちょく、イオン相模原ショッピングセンターが全館リニューアル

    イオンリテールは南関東カンパニー管轄のイオン相模原ショッピングセンター(SC)、核店のイオン相模原店を7月18日、全館リニューアルオープンした。「食品・日用品・化粧品」フロアは先行リニューアル済みで、今回、「衣料品・暮らしの品」や専門店、フードコート、店舗環境を刷新し、「子どもも親も安心して“遊べる”“学べる”“くつろげる”」のコンセプトのSCとしてリニューアルオープンした。 1993年8月にジャスコ相模原店として開店以来32年が経過し、商圏内の住民のライフステージも大きく変化する一方、交通利便性と自然を併せ持つ住環境から、子育て世帯も増加傾向のエリアとなっているという。今回のリニューアルは3…

    2025.08.01

  • SPA構築、まずは「店舗」の課題解決から トップバリュコレクション㈱ 大迫博文社長

    イオンの衣料の中で、TVCはベーシックを担う  トップバリュコレクション㈱(TVC)はイオンリテール㈱100%子会社の衣料品の製造小売業(SPA)として、2010年に設立された。その後、社名のブランドの衣料品専門店としてイオンリテール㈱店舗を中心に展開をしてきた。その意味では「トップバリュ」を冠するものの、イオンのプライベートブランド(PB)商品のトップバリュとは一線を画した存在として、商品開発から売場運営まで、一気通貫で手がけてきた。  2024年3月にはイオンリテール㈱のカジュアル部門が移管されるなど、グループの衣料品の再編も行われている。移管に伴って店舗数は移管前の82店から289店に拡…

    2025.08.01

  • 「八ヶ岳のビックリ箱」はこうして生まれた ひまわり市場 那波秀和社長

    大手企業との真逆を行く商売に転換し、やり切る  ひまわり市場は、八ヶ岳の山麓に、決して広いとは言えない面積のスーパーマーケット(SM)を1店のみ展開している。しかしながら、同店には全国から多数のお客、あるいは視察者が訪れる。  同店のコンセプトは「八ヶ岳のビックリ箱」。ひまわり市場の店舗に訪れると店内には各部門のこだわり商品があふれ、お客が楽しそうに買物をしている光景が広がる。一方で経営の視点でみれば、観光地であるとはいえ山梨県と長野県との県境に位置する山梨県北杜市で全国各地のこだわり商品、しかも日持ちのしない生鮮や惣菜、日配も含めて品揃えするのは、リスクを考えればかなり勇気のいる判断といえる…

    2025.07.25

  • コスモス薬品が売上高1兆円超え、自社出店のみの成長での大台突破、2025年5月期も増収増益で着地

    ドラッグストアチェーンのコスモス薬品が年商1兆円を突破した。小売業界では規模拡大の際にM&A(企業の合併、買収)を活用するケースが多いが、同社の場合、自社出店のみによる成長で1兆円を突破したことになり、異例のケースとなる。それでも、横山英昭社長は「1兆円はあくまで通過点に過ぎない」と謙虚に語る。 2025年5月期の連結決算は売上高が前期比4.8%増の1兆113億9000万円、営業利益が同28.3%増の404億400万円、経常利益が同25.8%増の431億6000万円、親会社株主に帰属する当期純利益は同26.7%増の309億7800万円となった。 増収増益で、売上高およびそれぞれの利益は…

    2025.07.16

  • クイーンズ伊勢丹千葉店が6月26日オープン、68坪で年商7億2000万目指す駅改札内小型店

    三越伊勢丹のグループ会社で、首都圏を中心に19店のスーパーマーケット(SM)「クイーンズ伊勢丹」を運営するエムアイフードスタイルは6月26日、JR千葉駅のペリエ千葉の駅中3階部分にクイーンズ伊勢丹千葉店をオープンした。シェルガーデンのザ・ガーデン自由が丘ペリエ千葉店の跡地への出店。 駅中、しかも改札内のため売場面積は68坪とコンパクトではあるが、これはザ・ガーデン自由が丘時代と同じ。限られた面積のため、商品構成は一般食品とデリカに特化。同社としては、改札内外の違いはあるもののJR藤沢駅の改札外に出店している藤沢店(神奈川県藤沢市)と同様の商品構成で臨んでいる。 アイテム数はおよそ3000程度、…

    2025.07.07

  • トライアルと西友の経営統合が完了、西友の新社長に楢木野仁司が就任、年内には首都圏での小型店出店も開始

    総合小売業のトライアルカンパニー(トライアル)などを傘下に束ねるトライアルホールディングスは7月1日、西友の全株式取得を完了したと発表した。同時に新経営体制として西友の新社長に楢木野仁司・トライアルカンパニー取締役会長が就任することも発表。大久保恒夫・西友社長は同社の取締役副会長に就任。また、永田洋幸・トライアルホールディングス社長は西友会長に就任し、ホールディングスの社長と兼務する。 株式取得を受けて7月2日に開催された記者会見では西友との経営統合の完了を受け、今後の戦略方針として①既存店の強化、②新規出店、③収益性の向上、④リテールメディア展開の4つの軸を中心に進めていくことも併せて発表さ…

    2025.07.02

  • 西友が蒲田中央店を6月26日オープン、蒲田駅徒歩圏内、単身・少人数世帯ターゲットに簡便、即食商品を充実

    西友は、6月26日、東京・大田に西友蒲田中央店(東京・大田)をオープンした。JR京浜東北線蒲田駅と京急線京急蒲田駅のほぼ中間に位置し、どちらの駅からも徒歩圏内というアクセスが良い立地。店舗周辺は商業施設や飲食店が並び、オフィスビルも点在。住宅街も隣接していて単身者や少人数世帯が多く住むエリアとなっている。 西友は商業ビルの1階に出店。約670㎡(約202坪)のコンパクトな規模の店舗ながらも、駅利用者や近隣住民のニーズを考慮し、簡便性、即食性の高い商品や小容量の商品、トレンドを意識した商品の品揃えに取り組む。今回の出店で、東京都内の店数は75店、西友全体では245店体制となる。 商圏は半径500…

    2025.06.30

  • ヤオコー松戸古ケ崎店が6月26日オープン、千葉34店目、需要に応じた売場の変化を実践する標準店

    ヤオコーは6月26日、千葉県松戸市にヤオコー松戸古ケ崎店をオープンした。今回のオープンで千葉県の店数は34店になった。全社では197店体制。県道5号線(流山街道)沿い立地し、東京外環自動車道の三郷南ICからは約10分の距離にある。 千葉県松戸市、流山市のドミナント強化を目的とした出店。直線距離で約3.9km離れた南流山店(流山市)の南側、同約2.2km離れた松戸上本郷店(松戸市)の西側、JR常磐線と江戸川に挟まれたやや閉鎖商圏的な立地に出店した。 鉄道駅ではJR常磐線北松戸駅から西に約1.4km、JR常磐線、京成松戸線松戸駅から北西に約1.7kmの距離に位置することから、駅からはやや距離がある…

    2025.06.28

  • サミットストアららテラス北綾瀬店が6月24日オープン、駅連結の商業施設の大型店、年商40億円レベルを見込む旗艦店クラス

    サミットは、6月24日、東京都足立区にサミットストアららテラス北綾瀬店をオープンする。東京都91店目の出店で、全店では124店体制となる。東京メトロ千代田線始発駅である北綾瀬駅北改札から直結した駅前商業施設「三井ショッピングパークららテラス北綾瀬」の1階に核店として出店。 ららテラス北綾瀬は売場4層の箱型施設で、51店のテナントで構成される比較的大型の施設ではある一方、テナントの顔ぶれはスーパーマーケットのサミットの他、ドラッグストアのトモズ、衣料品ではGUや西松屋など、靴ではABCマート、雑貨では無印良品やダイソーなど、その他、飲食、医療モールを含むサービスなど、日常性の高いものが中心。 家…

    2025.06.23

  • いなげや保谷駅前店が6月11日オープン、東京西部のドミナント固めの一環の駅前店舗

    いなげやは6月11日、東京都西東京市にいなげや保谷駅前店をオープンした。重点出店地域である東京都の練馬・西東京エリアのドミナントを強化する意味もある。西東京市内の店数は4店体制に、練馬区と合わせた店数は12店体制となる。全社では131店体制となった。いなげやとして、今期の新規出店は今回の保谷駅前店を含む3店の予定のため、緊急の場合を除く、計画上、今期最後の新店となる。 同店を中心に東側に小型フォーマットのina21練馬東大泉店(東京・練馬)、西側に高グレードフォーマットのブルーミングブルーミーひばりが丘パルコ店(東京都西東京市)、南側に保谷駅南店(東京・練馬)と練馬南大泉店(同)、西東京富士見…

    2025.06.16

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