アリババグループ、天猫ダブルイレブン(11.11)で過去最高の流通総額7兆円超を達成

2020.11.14

アリババグループは2020年11月12日、「2020天猫ダブルイレブンショッピングフェスティバル(天猫ダブルイレブン、英語名2020 11.11 Global Shopping Festival、中国語名2020天猫双11全球狂歓季)」の結果を発表した。

2020天猫ダブルイレブン最終GMV発表の様子(11月12日未明、画像はアリババグループ提供)

今年の天猫ダブルイレブンは、過去最大となる25万以上のブランドが参加。そのうち3万1000の海外ブランドは中国向け越境EC(電子商取引)を通じて参加した。

8億人以上の消費者がアリババグループの各サービスを利用して参加し、最終的な流通総額(GMV)は前年比26%増で過去最高となる4982億元(約7兆7200億円、1中国元=15.5円換算)を達成した。また、中国向け越境ECにおける国・地域別のGMVランキングでは日本が2016年から5年連続で1位を獲得した。

GMVはアリペイを通じて支払われた、アリババグループのECプラットフォームや各種サービスの商品売上の合計額、流通取引総額を指す。これには支払われた運賃などの物流費用も含まれている。

なお、アリババグループの中国消費者向け越境ECプラットフォームは主に「天猫国際」と「コアラ(Kaola)」の2つ。「コアラ(Kaola)」は今年初めての天猫ダブルイレブンへの参加となった。

販売期間を2回に拡大、新型コロナウイルスの影響からの回復目指す

今年の天猫ダブルイレブンは、販売期間を例年通りの11月11日(24時間)だけでなく、11月1日~3日(3日間)の2回に拡大。より多くの販売機会と露出を出店企業に提供することで、新型コロナウイルス感染症の影響からの事業回復を支援した。お客はより多くの商品を閲覧したり、より多くの割引を受けられたりすると同時に、最初の販売期間に注文した商品をより早く受け取ることができるようになった。

その結果、470以上のブランドがGMVで1億元以上を達成した。アリババ・エコシステム全事業を挙げて推進し続けてきたDX(デジタルトランスフォーメーション)の価値を示す結果となった。

また、ピーク時には毎秒58.3万件の注文を処理、これについても新たな記録を達成した。アリババグループの物流基盤である菜鳥(ツァイニャオ)は、11日間で過去最大となる23.2億件の荷物配送オーダーを処理したという。

また、アリババのライブコマース・サービスであるタオバオライブでは、30以上のライブ配信スタジオがGMV 1億元を達成した。

2020天猫ダブルイレブン期間中のアリババグループ本社の様子(中国・杭州市、画像はアリババグループ提供)

淘宝網および天猫プレジデントの蒋凡(Jiang Fan)氏は、今回の結果について次のようにコメントした。

「12年間に渡り、天猫ダブルイレブン・ショッピングフェスティバルの軸はイノベーションであり、現在、天猫ダブルイレブンは消費者にとって世界的な祭典となった。天猫ダブルイレブンは、アリババ・エコシステム全体の消費者、マーチャント、パートナーの皆さまによって支えられていると共に、社会全体からご支援いただいているからこその結果だと受け止めている。われわれは、事業規模の大小にかかわらず、あらゆるマーチャントの皆様がデジタルエコノミーで成功への道を見つけられるよう尽力し、今後もデジタル基盤の発展に注力していく」

天猫ダブルイレブンの2020年の数字

流通総額(GMV)/4982億元(昨年2684億元)

参加ブランド数/25万以上(昨年20万)

参加消費者数/約8億人(昨年約5億人)

荷物配送オーダー数/23.2億件(昨年約13億件)

ピーク時取引件数/1秒当たり58.3万件

GMV1億元以上を達成したブランド数/470以上

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