寺岡精工が⼤容量モデルのペットボトル回収機を自治体で初設置、兵庫県⻄宮市役所で稼働
2023.03.29
寺岡精工の⼤容量モデルのペットボトル減容回収機「ボトルスカッシュ (DRV-200)」が、兵庫県⻄宮市役所 本庁舎1階へ設置され、3月29日(水)より稼働を開始する。
同製品においては自治体で初の設置となる。本件は、⻄宮市とコカ・コーラ ボトラーズジャパンによる、「ペットボトル資源循環リサイクルに関する事業連携協定」の締結にあたり、市役所来庁者および市職員等への適正なペットボトルの分別の意識啓発を推進する目的で設置されるものとなる。
回収されたペットボトルは連携協定の一環として、「ボトルtoボトル」の水平リサイクルに使用される。
■ TERAOKA の「ボトルスカッシュ」は、綺麗なペットボトルのみを分別回収
ペットボトル減容回収機「ボトルスカッシュ」シリーズは、ペットボトルの分別回収を消費者の日常に取り入れると共に、より高い資源価値をもつリサイクル素材の社会循環に貢献する。
ペットボトル以外の缶や瓶、そして内容物が残っているボトルを自動検知し、回収を受けつけない。
水平リサイクルに必要な資源として、ペットボトルのみを確実に回収する。また、ボトルを約 1/3に圧縮減容することで、リサイクル過程での輸送にかかる CO₂を削減する。
今回設置された「ボトルスカッシュ(DRV-200)」は、昨年 7 月に発売した⼤容量モデル機。従来機(DRV-100T)の 2.5 倍の 700 本を収納する⼤容量収納能⼒を備えながら、回収庫は 350 本ずつ二つに分け、一回の袋交換が重すぎないように作業者の負担を考慮して開発されている。
■ 子どもから⼤人まで、リサイクルの入り口に
本製品は、ボトルの投入口を子どもでも入れることができる高さ(約 120cm)に設計。また、⻄宮市キャラクター「みやたん」のデザインラッピングを回収機に施し、誰もが親しみやすく参加できる「リサイクルの入り口」としての役割を担い、資源循環を推進する。
寺岡精工は、資源価値を高めるペットボトル回収機でリサイクルに参加できる機会を拡⼤し、消費者のリサイクル意識の向上および⾏動変容を促進し、今後も資源循環・脱炭素化社会の両面から持続可能な社会実現に向けた取り組みをサポートしていく。