ヤオコーが三浦半島、最南端となる三浦初声店をオープン、横須賀市場の活用や地元生産者との連携強化

2021.04.15

2021.04.20

ヤオコーは4月20日、神奈川県三浦市に三浦初声(みうらはっせ)店をオープンした。

同店を含め神奈川県は9店。都県別の店数では92店を展開する地盤の埼玉県、30店の千葉県、16店の群馬県、11店の東京都に続き、他、茨城県7店、栃木県5店の計170店目となった。同社の展開エリアとしては最南端となる。

同店は京急久里浜線の終点の三崎口駅から北側約1㎞に立地。神奈川県横須賀市と三浦市をつなぐ国道三崎街道(国道134号)沿いに面し、路線バスも通るため交通アクセスは比較的良いという。

1㎞圏の世帯数、人口密度は三浦市の中でも比較的高い地域く、60代~70歳以上がボリュームゾーンとなっている。

ストアコンセプトは「三浦の食卓に『感激』と溢れる『笑顔』を届ける店~【美味しさ】【楽しさ】【安さ】とメンバーの想いで、地域 1 番店を実現する~」。

青果、惣菜を両サイドに分けたパターン。青果のゾーンに続いて壁面に和日配が来て鮮魚売場となるパターンは直近オープンの蕨錦町店と同様

地域の商品を生かしながら、ヤオコーの強みも訴求

初年度売上高構成比見込みは、生鮮36.1%、デリカ15.1%で生鮮とデリカで51.2%と過半を見込む。結果、日配、加工食品を含むグロッサリーは48.8%となる。

品揃えでは、精肉は主に加工肉、ひき肉や豚肉などの頻度品の定番商品や大量目パックを強化。

また、ローストビーフや馬刺し、オードブルなどのミートデリカの品揃えにも注力する。

鮮魚では横須賀市場を活用し、今朝水揚げ近海魚の圧倒的な「旬」と「鮮度」を訴求すると共に「本日限定」の天然魚盛りや、地場加工品などの地産地消の品揃えで差別化を図る。

野菜は、特設平台にて圧倒的な「鮮度」と「値頃」を打ち出す他、高糖度トマトを含め年間を通してトマトの売り込みを強化。

果物では、カットフルーツをお客のシーンに合わせた品揃えとすることで、年間を通して旬のおいしさを伝えることを目指す。

花は、季節の花の花が一目で分かる売場づくりを行う他、果物を合わせたギフトも提案する。

惣菜は、「手握りおはぎ」「二層メンチかつ」「ロースとんかつ」といった看板商品を中心に出来たてを訴求しながらヤオコーの強みを打ち出す。

また、鉄板売場では昼にはお好み焼、焼きそば、炒飯などの定番商品、夕方には厚焼玉子といった形で、1日を通した形で鉄板商品の強みが生かせるような運用とする。

寿司は、手軽に食べられるおにぎりを中心に、海鮮ちらしや太巻き、握り寿司を取りそろえるなど特に昼食ニーズに対応した売場を展開。

インストアベーカリーでは、ヤオコー初のこだわりの湯種製法による食事パンを販売。また、看板商品の手包みカレーパンやピザ、店内手作りスイーツで差別化を図る。

日配食品では、かまぼこやさつま揚げなどの練り物やヤオコーオリジナルの「watashino sweets」を中心とした生菓子を強化。

ドライ食品では、特に基礎調味料を強化し、生鮮の強化カテゴリーと連動したメニュー提案を図る。

また、高まる家飲み需要に対応すべく、豆菓子を中心につまみとなる商品を取りそろえる他、酒では直輸入ワインをコーナー化することで差別化を図る。

提案売場としてはハワイにちなんだ商品を大量陳列で展開。なかなか旅行に行けない状況を踏まえた提案だ
日配では大豆ミートなど代替ミートを集積している

SKU数は、生鮮約1120、グロッサリー約1万1530の計約1万2650。

ヤオコー三浦初声店概要

所在地/神奈川県三浦市初声町入江83-3

店長/川崎大輔

店舗面積/2041㎡(617 坪、ヤオコー売場面積)

延べ床面積/2986㎡(903坪、ヤオコー床面積)

オープン日/2021年4月20日

営業時間/9時~21時

初年度年間売上予定/17億円

駐車台数/146台(駐輪場/82 台、バイク置場/14 台)

従業員/正社員20人、パートナー・ヘルパー・アルバイト116人(延べ人数)

テナント/ドラッグストアクリエイト(ドラッグストア)、パシオス(総合衣料)

商圏人口/1km圏内4000人(1000世帯)、3km圏内3万1000人(1万3000世帯)、5km圏内4万人(3万6000世帯)

お役立ち資料データ

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