KFCがストローなしでスマートに飲める「ドリンキングリッド」を全店舗へ導入
2024.06.05
ケンタッキー・フライド・チキンは、「SDGs(持続可能な開発目標)」の達成に向けた取り組みの一環として、ストローなしでスマートに飲める「ドリンキングリッド」を、2024年12月末頃までにケンタッキーフライドチキン全店舗※へ導入する。※国内全店舗数:1,232店舗(2024年3月末現在)
■実施背景
KFCでは、使い捨てプラスチックの削減に積極的に取り組んでいる。プラスチックストローが不要となる「ドリンキングリッド」は、2023年4月から国内28店舗にて先行テストを実施。お客から意見を参考にしんがら、検討・改良を進めた。
今回、全店舗導入となった本品は、一般的な「ドリンキングリッド」に比べて厚みがない平らな形状となっており、よりプラスチック使用量が削減される。また、素材には使用済みペットボトルをもとに生産されたポリエステル繊維「再生ペット※」を25%使用している。
※再生PETは広く食品包材にも使用されている
■実施概要
導入:ドリンキングリッド
目的:プラスチックストローの使用量削減
開始時期:2024年6月から順次、全店舗へ導入

■KFCのSDGsアクション
気候変動や資源の枯渇、生態系の危機、貧困・飢餓など、私たちが暮らす地球・社会にはいくつもの課題がある。KFCでは、「持続可能な調達」「プラスチック対策」「温室効果ガス対策」の3つの柱を掲げ、持続可能な開発目標(SDGs)の達成に向けた取り組みを進めている。「プラスチック対策」においては、これまで、レジ袋のバイオマス配合への切り替えに始まり、ドリンク用プラカップの廃止、マドラー・スプーン・フォークの木製への切り替えなどを実施しており、2020年から3年間でプラスチック使用量全体の削減率は、1店舗平均58.7%を達成している。
(参考)KFCのプラスチック包材削減に関する主な取り組み

~付属品セルフ提供も実施中~
2023年7月から、「使う人だけ、使う分だけ」をキャッチフレーズに、ペーパーナプキン・スプーン・ガムシロップ・コーヒーフレッシュなど付属品のセルフ提供を開始し、全国約1,000の店舗※で実施している。商品の渡し場所付近に各種付属品を設置し、お客には注文品や趣向に合わせて、”使う分だけ”取るようにお願いしている。
※2024年3月末現在
