【トクバイ調査】雨の日の買物は約6割が消極的、「店内・レジが空いている」「雨の日限定の特典」など利点を感じる人も
2024.06.10
くふうカンパニーグループでチラシ・買物情報サービス「トクバイ」を運営するロコガイドは、「トクバイ」ユーザー1342人と全国のスーパーマーケットをはじめとする「トクバイ」導入企業47社を対象に、「梅雨の買い物」に関する調査を実施した。日本気象協会によると2024年は6月中旬までに日本列島が梅雨入りすると予想されている。
今回の調査では、「トクバイ」ユーザーの約6割が雨の日の買物は避けている一方で、6割以上が雨の日の買物の利点も感じているという結果が出た。
雨の日限定のセールやクーポンなど、得だと感じる施策があれば雨の日の買物にも一定のモチベーションが生まれる可能性がある。
導入企業の調査では、スーパーマーケットをはじめとする9割以上の企業が「雨の日は来店客数が減る」と回答。そのため、約6割の企業が梅雨時期の販促施策の実施を検討しているとしている。
「梅雨の買い物」に関するアンケート調査結果の概要は次のとおり。
①トクバイユーザーの約6割が「雨の日の買い物は避ける」と回答する一方、「店内・レジが空いている」「雨の日限定の特典」など、雨の日の買物の利点を感じている人が6割以上
②梅雨時期に買い置きしたいもの、スーパーでは「根菜」「肉類」「肉・魚加工品」、ドラッグストアでは「シャンプー類」「洗剤類」「トイレットペーパー」
③雨の日でも買物に行きたくなるサービスは「雨の日限定セール」(69.1%)、「雨の日限定クーポン」(65.7%)、「雨の日限定ポイント付与」(56.7%)
④9割以上の企業が「雨の日は来店客数が減る」と回答、約6割の企業が梅雨時期における販促施策の実施を検討中
トクバイユーザーに雨の日に買物に行くか聞いたところ、「行かない」(4.4%)、「出来るだけ行かないようにしている」(53.9%)と、約6割が「雨の日の買い物は避ける」と回答。
一方で、6割以上のユーザーが、雨の日の買物に利点を感じており、具体的には「店内・レジが空いている」(47.3%)が最多、「雨の日限定の特典(セールやクーポン)」(25.3%)と続いた。


また、梅雨の時季に買い置きしたいものを聞いたところ、スーパーマーケットで購入したいものは「根菜」(72.4%)が最多となり、「肉類」(71.1%)、「肉・魚加工品」(66.0%)と保存性の効く食品が続いた。
一方で、ドラッグストアで購入したいものは「シャンプー類」(46.0%)が最多、次いで「洗剤類」(45.5%)、「トイレットペーパー」(45.2%)と生活に欠かせない日用品が挙がった。

また、梅雨の時季の買物において、雨の日に買物に行きたくなるサービスについて聞いたところ、「雨の日限定のセール」(69.1%)が最多、次いで「雨の日限定クーポン」(65.7%)、「雨の日限定ポイント付与」(56.7%)となった。雨の日の買物時の特別な施策に魅力を感じていることが分かった。

企業の約6割が梅雨時期における販促施策の実施を検討中
スーパーマーケットをはじめとする「トクバイ」の導入企業に雨の日の来店客数についてたずねたところ、9割以上が「来店客数が減る」と回答。
梅雨時季において、セールやクーポンなど雨の日の販促施策を実施する予定があるか聞いたところ、約6割が販促施策を検討していることが分かった。
具体的な施策としては「雨の日限定セール」「雨の日限定ポイント付与」などが挙がった。


【調査概要】
①「トクバイ」ユーザー調査
調査エリア/全国
調査対象者/「トクバイ」ユーザー、サンプル数1342人
調査期間/2024年5月14日(火)〜2024年5月17日(金)
調査方法/インターネットによる調査
②企業調査
調査エリア/全国
調査対象者/「トクバイ」導入企業、サンプル数47社
調査期間/2024年5月17日(金)〜2024年5月27日(月)
調査方法/インターネットによる調査