スーパーマーケットで買える大豆ミートを紹介|2022年最新のまとめ
2022.10.25
2021.04.28
「大豆ミート」は、健康志向の高まりと共に注目を集めている代替肉の1つだ。原料として主に大豆を使用していることが大きな特徴で、昨今はプラントベース(植物由来)の食品として、多くの注目を集めている。
商品特性からビーガンやベジタリアンからの関心を集めるのはもちろん、最近では、常にではなくある程度の比率で植物性の食品を取り入れる「フレキシタリアン」といった食生活も注目を集めていることから、客層に広がりが見られる。
食肉に比べて、生産における環境への負荷が少ないという環境問題の視点でも注目が集まっている。
そのため最近では、スーパーマーケット(SM)やコンビニのような身近な場所でも手軽に購入できるようになっている。
この記事では、「大豆ミートとは何か」「どんな理由で選ばれているのか」から、「スーパーマーケットで購入できる大豆ミート商品」まで、詳しく解説していく。
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「大豆ミート」とは、大豆からタンパク質を取り出し、見た目、食感、味を「肉」のように加工した製品のことだ。ソイミート、大豆肉などと呼ばれることもある。
「ミート」と呼ばれているが、実際は肉ではなく、肉よりもカロリーが低いのが特徴となっている。
大豆ミートには、肉の代わりに使用できるものと、温めて食べられる調理済みのものがあるが、代表的なものを次に挙げよう。
【調理用大豆ミート(生タイプ/乾燥タイプ)】
・ミンチ
・フィーレ
・ブロック
生タイプはそのまま使用できるが、乾燥タイプは水で戻して使用するのが一般的だ。
【加工済み大豆ミート】
・ハム
・ウインナー
・唐揚げ
・ハンバーグ
・ミートソース
・サラダチキンタイプ
健康志向の高まりとともに、最近ではSMやコンビニ、ドラッグストアなどで手軽に購入できる。
大豆ミートが選ばれる理由
小麦やエンドウマメなどを利用した代替肉もあるが、現在のところ日本では大豆ミートが主流となっている(世界的には大豆ミートはメジャーではないという側面もある)。大豆ミートには、次のような特徴がある。
・高タンパク
・低脂肪
・低カロリー
・ノンコレステロール
・グルテンフリー
・豊富な食物繊維
・大豆イソフラボンやミネラル、ビタミンが摂取できる
・長期保存可能
高タンパク、低カロリーにもかかわらず栄養面で優れているため、ダイエットや生活習慣病が気になる人に選ばれる傾向がある。また、大豆に含まれる「イソフラボン」は女性ホルモン「エストロゲン」に似た働きをするといわれており、若々しさを保ちたいという女性にも人気だ。
SMで手軽に購入でき、肉の代わりに料理に使える大豆ミート商品
●マルコメ「ダイズラボ/大豆のお肉」
マルコメの「大豆のお肉」は、「ヘルシーを、もっと美味しく」をコンセプトにしたダイズラボシリーズの1つだ。
種類が豊富で、ミンチ、フィーレ、ブロックのように大きさ別はもちろん、レトルト、乾燥、冷凍などの種類がある。調理にかけられる時間や作るメニューに合わせて大豆ミートの大きさを選べるようになっている。
ダイズラボシリーズには、野菜と混ぜるだけでガパオライスやチャプチェ、マーボーナスなどができる「惣菜のもと」があるのもうれしいところだ。
●トップバリュ「Vegetive(ベジティブ)/大豆からつくったミンチ」
「もっとヘルシーに、もっとおいしく。」をコンセプトにした、トップバリュのVegetive(ベジティブ)からは、調理に使える大豆ミートとして、「大豆からつくったミンチ」を発売している。
水で戻す手間がない生タイプで、ひき肉の代わりにそのままハンバーグやギョーザなどに使用できる。チルドタイプの「大豆からつくったハンバーグ」のように、温めるだけで食べられる大豆ミート商品もある。
「Vegetive(ベジティブ)」は原材料を植物性の素材に置き換えた商品シリーズで、白米や小麦、乳製品などを植物性素材に置き換えた製品があるのも特徴だ。
SMで購入でき、手軽に調理できる大豆ミート商品
続いて、下味が付いていたり、そのままサラダに入れたりできる大豆ミート商品を紹介する。大豆ミートを取り入れたいものの、調理は手軽にしたいという人にお勧めだ。
●日本ハム「NatuMeat(ナチュミート)」
肉を大豆やコンニャクなどの植物性成分に置き換えた「NatuMeat(ナチュミート)」シリーズ。ハムタイプとソーセージタイプがあり、焼いたりサラダに加えたりして食べることができる。朝食にもぴったりの大豆ミート商品だ。
その他にも、1/2日分の野菜が摂取できる「大豆ミート野菜カレー」や、1食にレタス約1個分の食物繊維が入った「大豆ミート ミートボールタイプ」などもある。肉を控えられるだけでなく、野菜をたっぷり摂取できるのもうれしいところだ。
●ネクストミーツ「NEXTチキン」
代替肉の開発から商品企画・製造までを手掛けているネクストミーツの「NEXTチキン」は、ヘルシーな鶏肉タイプの代替肉だ。
下味が付いているので、「NEXTチキン」を自然解凍し、油を敷いたフライパンで焼くだけで食べられる。100%植物性ながら、鶏肉独特の繊維感がしっかり再現されているのも嬉しい。
ネクストミーツが取り扱っている代替肉には、焼肉の代わりに食べられる「NEXT焼肉(NEXTカルビ/NEXTハラミ)」シリーズや、3年間の長期常温保存が可能な缶詰「NEXT牛丼」などもある。
●カゴメ「大豆のお肉のミートソース」
100年以上にわたってトマトソース(トマトピューレ)の製造を手掛けるカゴメも、大豆ミート商品を販売している。それが、牛ひき肉の代わりに大豆ミートを使用した「大豆のお肉のミートソース」だ。
完熟トマトと一緒にじっくり煮込まれた大豆ミートは、一見すると牛ひき肉とほぼ変わらない。
ゆでたパスタに絡めたり、野菜と合わせてタコライスにアレンジしたりするなど、手軽に料理に使用できる。トマトや玉ネギ、リンゴなど、素材の甘みを感じられるため、子どもも喜んで食べてくれるだろう。
SMで購入でき、温めるだけで食べられる大豆ミート商品
最後に、温めるだけで食べられる大豆ミート商品を紹介する。夕食はもちろん、お昼ご飯にも手軽に大豆ミートを取り入れられる。
●ニチレイフーズ「大豆ミートのハンバーグ」
ニチレイフーズの「大豆ミートのハンバーグ」は、数種類の大豆ミートを混ぜ合わせ、肉のような食感が再現された冷凍ハンバーグだ。同社が販売しているひき肉使用の「お弁当にGood!® ミニハンバーグ」に比べて、コレステロールを約95%抑えられるという。
大豆ミートのハンバーグは電子レンジで3分ほど温めるだけで、ジューシーなハンバーグを野菜のうまみたっぷりのデミグラスソースと共に味わえる。食事のおかずとしてだけでなく、弁当にもぴったりな大豆ミート商品だ。
●大塚食品「ZEROMEAT(ゼロミート)/デミグラスタイプ・ハンバーグ」
大塚食品が取り扱う大豆ミート商品シリーズ「ZEROMEAT(ゼロミート)」にも、温めるだけで食べられるデミグラスソースのハンバーグがある。「デミグラスタイプ・ハンバーグ」「チーズインデミグラスタイプ・ハンバーグ」は冷蔵タイプで、封を開けずに電子レンジで約2分温めれば完成だ。
「ZEROMEAT(ゼロミート)」シリーズには、ソーセージタイプやハムタイプなどもあり、どれも肉を使用した製品と同じように味わうことができる。
●伊藤ハム「まるでお肉!大豆ミートのナゲット」
「まるでお肉!」シリーズは、肉のような食感、味、香りにこだわった伊藤ハムの大豆ミート製品シリーズだ。「まるでお肉!大豆ミートのナゲット」は、電子レンジやトースターで温めるだけで、ふっくらとした衣で包まれたナゲット状の大豆ミートを味わえる。低コレステロールでくせのない味が特徴だ。
「まるでお肉!」シリーズには、ナゲットの他にも唐揚げやメンチカツ、肉だんご甘酢あんや焼肉炒めがある。さらにサラダチキンタイプなどさまざまな用途に使える商品も販売されている。
大豆ミート商品が食卓に取り入れられる場面も増える?
「大豆ミート」は、肉の代わりに大豆を使用した代替肉の1つで、健康志向の人やダイエットをしたい人、若々しさを保ちたい女性などを中心に関心が高まっている。SMやコンビニで購入できる大豆ミート商品も多い。
本記事では、肉の代わりに好きな味付けで調理できるものから、電子レンジで温めるだけで味わえるものまでさまざまな大豆ミートを幅広く紹介した。今後、大豆ミートが食卓に取り入れられる場面も増えていくだろう。
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