広がる「精肉売場」での代替肉販売、ネクストミーツの代替肉商品がイトーヨーカドー11店で販売開始へ

2021.03.26

焼肉用フェイクミート「NEXT焼肉」シリーズや100%植物性の牛丼「NEXT牛丼」、代替肉ハンバーガー「NEXTバーガー」などを販売するネクストミーツは、3月29日からイトーヨーカ堂が運営する「イトーヨーカドー」の関東圏の11店で焼肉用代替肉「NEXTカルビ1.1」と「NEXTハラミ1.1」を精肉売場で販売開始すると発表した。これらは完全植物性の商品で、動物性原料は一切含まない。

昨今は日本でも、大豆をメインとした「大豆ミート」という名称で代替肉の取り扱いが広まりつつある。外食チェーンでも代替肉を使った料理が提供されたり、スーパーマーケットなどでも代替肉商品が販売されたりするようになっている。

ただし、日本で現在販売されている代替肉商品の多くはグロサリー、日配売場での販売がメインで、最近、加工肉売場での販売が見られるようになってきた程度。

今回販売する焼肉用代替肉は大豆を主原料とした加熱済みの商品だが、そのまま焼肉に用いることができる。そのため、イトーヨーカドーの焼肉コーナーでの展開となった。代替肉が精肉売場のケースで精肉と並んで販売されるケースは珍しい

ネクストミーツでは「いよいよ、 食肉と同等に扱われ、 当たり前のようにスーパーの精肉売場で見つけることができ、 そして食卓にも並ぶようになるパラダイムシフトが起きようとしています」と期待を寄せる。

大豆に限らない幅広い代替タンパクの研究開発にも着手

ネクストミーツは、2017年から共同創業者2人が研究を始め、製品が完成した20年に法人化。代替肉の分野で事業活動を進めている。現在は日本だけでなく海外9カ国で展開している。

昨年には焼肉チェーンの焼肉ライクとのコラボレーションで、同社全店で焼肉用代替肉「NEXTカルビ」「NEXTハラミ」を販売した他、12月には国内外の流通を強化するため、総合商社の豊田通商とパートナーシップの基本合意を発表した。

R&Dセンターでは大豆に限らず幅広い代替タンパクの研究開発に着手しており、2050年までに世界中で全ての肉を代替することをミッションとしている。

イトーヨーカドーの精肉売場の焼肉コーナーで展開
「NEXTカルビ」(左)と「NEXTハラミ」(右)

概要

販売開始日/3月29日

販売店舗(イトーヨーカドー)/木場店、大森店、武蔵境店、立場店、横浜別所店、幕張店、アリオ亀有店、曳舟店、大宮店、大和鶴間店、グランツリー武蔵小杉店

商品/NEXTカルビ1.1(本体価格398円、1パック80g)、NEXTハラミ1.1(本体価格398円、1パック80g)

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