体験型ストアb8taとりそなグループが協業、定量・定性データを活用してコンサルティングを行う
2023.10.17
b8ta Japanは、りそなグループのりそなホールディングス、りそな銀、埼玉りそな銀行、関西みらいフィナンシャルグループ傘下の関西みらい銀行、みなと銀行と、2023年10月16日(月)に協業を開始した。
b8taで収集した定量・定性データを活用し、りそなグループが、取引先企業へ本業支援を目的に経営コンサルティングを実行する。
■概要
今回の協業では、2024年1月15日(月)~2024年4月14日(日)の3か月間、b8taの店舗へりそなグループの取引先企業の商品を出品する。「b8ta Tokyo – Yurakucho」、「b8ta Koshigaya Laketown」並びに「b8ta Osaka – Hankyu Umeda」の計3店舗へ出品が可能で、お客の反応のフィードバックを収集する。
従来のb8taのサービスに沿って、インプレッション(商品の前を通り過ぎた人の数)、ディスカバリー(商品の前に5秒以上滞在した人の数)等の定量データと、b8taテスター(店舗スタッフ)が取得したお客の生の声の定性データを取得する。
b8taの店舗で取得した定量・定性データをりそなグループへ提供し、りそなグループからお取引先企業様へ経営コンサルティングを実行する。
■スキーム図
■協業の背景
b8taは「リテールを通じて人々に“新たな発見”をもたらす(Retail Designed for Discovery.)」のミッションを掲げている。これまでも有名企業の商品からスタートアップで生まれた商品まで様々な商品をお客に体験してもらっていたが、りそなグループと協業することにより、これまでb8taに並ぶことのなかった新しい商品・サービスが拡充し、お客にさらなる魅力的な体験を提供することができるようになると考え、協業する運びとなった。
りそなグループの取引先企業からは「新たに商品を本格販売する前に市場の反応を確認したい」「既存商品を改善したいが、どうすればいいかわからない」という悩みの声もあるという。多くのお客にb8taで新しい発見と体験を楽しんでもらいながら定量・定性データを収集し、商品・サービスの改善に役立てるサポートをする。
【b8taとは】
b8taは2015年に体験型ストアを米サンフランシスコ近郊のパロアルトでオープン。Retail as a Serviceのパイオニアとして2015年以来新しいソリューションを先導。ミッションとして「リテールを通じて人々に“新たな発見”をもたらす(Retail Designed for Discovery.)」を掲げている。実店舗への出品をまるでオンライン広告を掲載するのと同じくらい手軽なものにし、消費者に世界中のイノベーティブな製品を発見、体験、購入できる場を提供する。