生鮮

  • 2024.07.02

    PB強化型まいばすけっと、こう見る! 生鮮編 部門によって異なる打ち出しに注目、一方で冷凍は全般的に強化

    まいばすけっと仲町台駅南店は、駅を挟んでまいばすけっと仲町台駅前店とドミナントを形成している。また、隣接する東急ストアに加え、駅周辺には業務スーパー、文化堂、青果店、冷凍食品専門店が出店していて、「食の空白地帯」ではない。 競合店舗との差別化、「手軽な」「補完的な」買物需要を取り込む必要がある。通常店舗の1.5倍となる売場面積でどのように生鮮食品を展開しているのか確認してみたい。 入口からのアプローチからは、まずプロモーションコーナーが目に飛び込んでくる。その脇から青果の常温コーナーが設置されている。 訪店時は、オーガニックアイテムの展開が見当たらず、果物を中心とした構成になっていた。メロンや…

  • 2024.06.27

    SIPストア、こう見る! 生鮮編 店の位置付けは競合店次第で大きく変わる、明確な特徴を打ち出せるかが今後の課題

    セブン-イレブン松戸常盤平駅前店(SIPストア)の生鮮、日配コーナーはレジ前と冷凍食品に挟まれる売場中央で構成されている。駐車場側の入口から入ると左手に青果の特設コーナーが見え、道路側の入口からは和日配、洋日配の冷蔵ケースが見える形となる。 青果の特設は正面に果物のステージ陳列、両脇に野菜と果物の多段ケースでの展開になっている。 2月のオープン時のステージ陳列はイチゴのみの単品展開であったが、6月の訪店時にはサクランボやプラム、小玉スイカ、メロン、リンゴなど複数の商品が展開されていた。また、多段ケースにおいては、野菜が約20SKU、果物15SKUの扱いがあった。 価格設定は、アイテムごと定額に…