ウォルマートが店舗内に注文処理および配送拠点「ローカルフルフィルメントセンター」を設ける店舗を拡大

2021.01.27

ウォルマートは、自社の店舗を強みの1つと捉え、集荷、注文の処理、配送の拠点として活用する「ローカルフルフィルメントセンター(LFC)」として、複数の目的に役立つように変化させてきたが、お客の評価も高いことから該当店舗を拡大すると発表した。すでに数十カ所を計画する他、今後さらに拡大を図る意向だ。

LFCは、店舗に小型の倉庫機能が組み込まれた、もしくは追加されたもので、生鮮食品や冷凍食品も含め、消耗品から電子機器までお客の支持が高い数千アイテムを補完する。

さらにLFCでは、従業員が店内を歩いて棚から商品を集める代わりに、自動化されたロボットがLFC内のアイテムを集める。その後、それらのアイテムはピッキングワークステーションに運ばれ、素早く処理されるようになっている。

ウォルマートは個人の買物が集荷と配達における成功の秘訣であると考えてきた。LFCでは、お客が売場で青果や精肉、鮮魚など生鮮食品や大型の非食品などを買い集めている間にシステムが注文を処理しているという形を実現する。

注文が処理された後は待機となるが、このプロセス全体が、注文後わずか数分で可能だという。その後、注文された商品はお客または配達ドライバーの手に渡る。

ウォルマートでは2019年下期にニューハンプシャー州セイラムで試験運用を開始したが、「より多くの可用性」「より迅速な実行」「効率の向上」の結果をもたらした。

スキャンするだけの「自動ピックアップポイント」を一部店舗に設置

今回のLFCは、Alert Innovation、Dematic、Fabricなどさまざまなテクノロジーパートナーとの協働の取り組みとなる。これらのパートナーと協力してさまざまなテストをしながら、店舗に追加する形なのか、あるいは店舗内に設置するかなど最適な運用を目指すという。

さらに、一部の店舗では「自動ピックアップポイント」を設置する予定。これはお客、あるいは配送ドライバーが窓口に乗り付け、コードをスキャンすれば荷物を受け取ってそのまま出発できるというもので、ウォルマートではこれによって「究極の利便性」を提供することができると強調する。

ウォルマートとしては、お客のニーズに合わせる形でLFCの機能のさらなる拡張も視野に入れている他、LFC自体がその基盤となり得るとしている。

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