コープさっぽろと良品計画が協業し、北海道内で「無印良品」の商品120品目の配送を開始
2022.04.22
2022.03.08
コープさっぽろは良品計画と協業し、「無印良品」の商品の取り扱いを開始することを発表した。2月24日共同記者会見を実施した。

コープさっぽろが北海道内の組合員向けに展開する「宅配システムトドック」(トドック、https://todok.sapporo.coop/)を通じ、3月第4週企画(3月7日(月)~3月11日(金))から無印良品の食品や雑貨など計約120品目を北海道内で販売、北海道内ほぼ全域のトドック利用者がトドックのカタログやトドックアプリ、サイトから無印良品の商品を購入できるようになる。
トドックはコープさっぽろが2006年10月から北海道全域の組合員を対象に展開している宅配サービスで、食品から日用品、衣料、雑貨まで約2万2000アイテムを取り扱う。22年2月現在、約43万世帯が利用している。
コープさっぽろの組合員数は現在190万人。北海道内の世帯数の278万世帯(21年1月)に占めるシェア率は約68%に上る。トドックの利用者も約43万人となっていることから、北海道における「生活インフラ」としての使命をもって事業を推進しているという。
今回の取り組みは、それに含まれる「北海道のどこに住んでいても同じように買物ができる環境構築」の一環となるものだ。
良品計画とは21年11月にコープさっぽろやまはな店(札幌市中央区)で共同出店するなど以前から連携があった。今回、宅配事業でも連携することで、「北海道民の生活の役に立つことができないか」と議論を重ねてきた結果、サービスの実現に至った。
良品計画としても、各地でスーパーマーケットとの共同出店を進めたり、自社の食品のマーチャンダイジングを強化するなど日常領域への深耕を図っているが、今回の取り組みもそれに沿ったものとなっている。
コープさっぽろとしては今後も地域課題への取り組みの一環として、暮らしにより一層役立つ生活インフラとして成長することを目指していくとしている。



主な取扱予定商品(2022年3月14日時点)
食品/素材を生かしたカレー、ごはんにかけるシリーズ、食べるスープ、不揃いバウムなど
スキンケア用品/化粧水、洗顔フォーム、クレンジングなど
靴下・タオル類/足なり直角靴下、パイル織りバスタオルなど
調理小物/シリコーン調理スプーン、シリコーン菜箸、ウレタンフォーム三層スポンジなど
収納用品/ポリプロピレンファイルボックス、バッグインバッグなど