経営戦略

  • 2022.12.05

    特別提言 2023年流通業の針路「セブン-イレブン」でさえ、SBのPBを出すだろう

    いま流通業は、選択を迫られている 第1に、2023年流通業、特にスーパーマーケット(SM)は、戦略の岐路に立っていることを覚悟すべきである。「インフレ」が原因である。 そこでいま流通業チェーンは、①新しくディスカウント路線を採るか、②これまでのオーソドックス路線を守るか、③それともまったく別の新しい路線を開拓するか、の選択を迫られている。 ②のオーソドックス路線の難点は、仮に商圏に同業が3店ある時、1店しか残らない可能性が高いことである。これから確実に、同業のサーバイバル競争が始まるからである。しかも仮にオーソドックスな路線を選んだとしても、単品の価格、買上総額(客単価)の動向には敏感であり続…