成城石井が「シンガポールフェア2023」を開催、シンガポール政府観光局との共同企画
2023.08.02
成城石井は、シンガポール政府観光局との共同企画として「シンガポールフェア2023」を8月4日(金)より約1か月間開催する。
同国から“フーディ・パーソナリティ”に任命された成城石井の原社長と、成城石井のセントラルキッチンのエスニック料理長が4年ぶりに現地を訪れ、シンガポールの食の魅力を再発掘、改めて日本のお客に届ける。
「再び美食の都シンガポールへ日本から訪れるきっかけにしたい」そんな両者の思いを込め、本場の味わいを再現しながらも、日本人の口にも合うよう工夫を凝らした自家製惣菜やデザートの新商品を計4品開発。
本フェアでは、これら新商品の他、リニューアル4品、従来から人気の2品を合わせた計10品をラインナップ。
一部商品はネット限定セットとしてオンラインショップでも発売する。また、フェア期間中は、それぞれの惣菜・デザートに合うノンアルコールとアルコールのペアリング19品も含め、最大29品(※)を対象として「日本-シンガポールペア往復航空券」や「シンガポール雑貨」などが抽選で当たるプレゼントキャンペーンも実施する。
さらに、成城石井が運営するワインバー「Le Bar a Vin 52 AZABU TOKYO」でも、シンガポールフェアの期間限定メニューを楽しめる。成城石井は本フェアを通じて、多彩なシンガポールフードの魅力を日本のお客に提案していく。
目次
今回で5回目となる「シンガポールフェア」を8月4日(金)より開催

成城石井は、2009年に発売した「成城石井自家製 フォー・ガー」を皮切りに、これまで数々のエスニック惣菜やデザートを開発・販売し、エスニック惣菜のパイオニアとして市場を開拓してきた。
2015年に「成城石井自家製 シンガポール風ラクサ」がお弁当・お惣菜大賞の最優秀賞を受賞したことを契機に、2016年、2019年、2021年(2回)と過去に4回、シンガポール政府観光局と共同で「シンガポールフェア」を開催。成城石井のセントラルキッチンの職人が現地視察、コロナ禍の中では当時の駐日シンガポール全権大使(ピーター・タン閣下)から直接学び本場の味を再現してきたことで、お客から高い支持を集めているという。
多民族国家であり多様性あふれる食文化を形成してきたシンガポールは、2020年、同国の屋台文化がユネスコの世界無形文化遺産に登録されるなど、世界有数の食の都としてますます注目が高まっており、今年は海外からの観光客も増加傾向にある(※1)。
その一方で、日本では円安の影響を大きく受け、同国への渡航回復はあまり進んでいないのが現状(※2)。そこで今回は、「美食の都シンガポールの食の魅力を再発掘し、日本のお客様にお届けしたい」、そして「ふたたび現地を訪れるきっかけにしたい」というSTBと成城石井の思いが合致し、コロナ禍で一時中断していた現地視察をいよいよ再開。
“フーディ・パーソナリティ(※3)”に就任した成城石井の原社長が4年ぶりに現地を訪れ、食の最前線を視察して再発見したシンガポールフードの魅力を詰め込み、この度5回目となる「シンガポールフェア」を8月4日(金)より開催する。
※1 Singapore Tourism Analytics Network内「Monthly Visitor Arrivals(月別入国者統計)」より
※2 日本政府観光局「出国日本人数」より
※3 フーディ・パーソナリティとは、日本とシンガポールの架け橋としてシンガポールフードの魅力を発信し、日本に広めていく役割。任期は本年の12月31日まで。
4年ぶりの現地視察が実現。本場の味わいを成城石井流に昇華させた、絶品自家製シンガポール風フードが新登場

4年ぶりに実現した視察では、STBの案内のもと、成城石井の原社長と勝本エスニック料理長が現地の人に親しまれているホーカー(屋台)からファインダイニングまで数々の人気店を都合2日間で約30店舗訪問。
中華、マレー、インドなど幅広い料理を試食の上、店主や料理人からメニュー誕生の背景や調理方法をヒアリング。今回は以前訪れて試食した料理を、異なるお店で再度試食することにより、味はもちろん、調理方法、トッピングのバリエーションや盛付方法など多くの再発見が得られ、新商品や既存商品のリニューアルへの着想につながっているという。

持ち帰った記録と記憶をもとに2か月間にわたって試行錯誤を繰り返し、シンガポールのローカル料理とマレー料理が融合した「シンガポール風チキンビリヤニ」や、魚介の濃厚な旨みを味わえる「シンガポール風シーフードホワイトビーフン」、現地で親しまれている豆乳スイーツを日本風にアレンジした「2種もちと沖縄県産黒糖使用黒蜜の豆花」など、新たな自家製惣菜・デザートの開発に挑戦。
開催5回目だからこその進化を楽しんでもらうため、本場の味わいを再現しつつも、和の食材も適度に取り入れ、日本人の口に合うよう工夫を凝らしています。そして発売前にはSTBをはじめ、シンガポール企業庁、シンガポール航空にも協力してもらい試食会を実施。
シンガポール航空のタイ・リウェイ様から「現地の味にとても近く、再現度が高い」とのコメントをもらうなど、現地をよく知るシンガポーリアン(シンガポール人)も大絶賛だったという。ここに絶品自家製シンガポール風フード新商品4品が完成した。
今回の「シンガポールフェア」では、これら自家製惣菜やデザートの他、ペアリングするノンアルコールドリンクやお酒19品など、最大29品を展開する。
■「シンガポールフェア2023」で新登場する注目の自家製惣菜とデザート
今回の「シンガポールフェア」に合わせて、セントラルキッチンが総力を上げて開発した自家製惣菜やデザートの新商品が計4品登場する。その他、過去の「シンガポールフェア」で好評だった「成城石井自家製 シンガポール風海老スープヌードル」「成城石井自家製 シンガポール風汁なしチャーシューワンタンミー」「成城石井自家製 シンガポール風海南チキンライス」をリニューアルして再販売するほか、人気デザート「成城石井自家製 モーモーチャーチャー」もフェアに合わせてリニューアル。
さらに、現在販売中の「成城石井自家製 海老とオクラのシンガポール風焼ビーフン」「成城石井自家製 シンガポール風ラクサ」も継続して販売し、計10品を展開する。
新商品
成城石井自家製 シンガポール風チキンビリヤ二 755 円

ビリヤニとは、インドやその周辺国で食べられているスパイスとお肉の炊き込みご飯のこと。今回はご飯の上にチキンをのせ、カレーソースをかけて仕上げました。鶏肉の旨みと11種類のスパイスで、味に深みを出しつつも、日本人の口に合うようスパイスの全体量は控えめにし、食べやすく仕上げています。
成城石井自家製 シンガポール風シーフードホワイトビーフン【500kcal以下】647円

今回の視察ではじめて出会った料理を成城石井流で表現。海鮮の出汁がきいた豆乳入りのスープに、麺は細いビーフンを使用。海老、いか、ホタテ、あさり、いり卵の具材が色鮮やかな一品に仕上げている。アクセントで上にチリをのせていますが、スープ、具材には辛さはない。辛味がある料理が多いシンガポールでは珍しく、魚介と野菜のコクと旨みを感じるやさしい味わいの料理。
成城石井自家製 自家製サンバルで仕上げたシンガポール風ピリ辛チャーハン 539円

シンガポール料理に欠かせない調味料でもある、玉葱と乾燥海老と唐辛子をすりつぶして混ぜ合わせたエスニックらしい刺激的な辛さのペースト「サンバル・ブラチャン」。試行錯誤を重ね作り上げた自家製の「サンバル・ブラチャン」でピリ辛チャーハンに仕上げている。上には香ばしく焼いたチャーシューをトッピング。ピリ辛チャーハンと少し甘めなチャーシューが良く合う一品。
成城石井自家製 2種もちと沖縄県産黒糖使用黒蜜の豆花 367円

黒蜜を後がけにして絡めて食べるスタイルで、芋餅とわらび餅、2種類の異なる食感の自家製のお餅、自社でふっくらと炊き上げたひよこ豆をトッピングしている。柔らかな甘味に黒蜜を重ねて楽しめる。豆花の土台はさっぱりめにすることで、暑い季節に食べられるように仕上げている。
リニューアル品
成城石井自家製 シンガポール風海老スープヌードル 755円

海老と豚の濃厚な出汁で作ったスープに、自家製の太麺とビーフンをミックスしたシンガポールスタイルの2種麺を合わせている。海老、さつまあげ、もやし、ゆで卵などシンプルな具材をたっぷり入れ、食べ応えのあるボリュームに。ほんのりした辛さで食べやすく、2種麺の食感を楽しめる。
成城石井自家製 シンガポール風汁なしチャーシューワンタンミー 755円

香ばしく焼いたチャーシューと一つずつ手で包んだ生姜がきいたワンタンが、甘めのタレとよく合う。自家製麺で細めのコシのあるちぢれ麺もタレに合う。自家製のサンバル・ブラチャンをベースに作った甘辛いサンバルチリソースを混ぜて、味の変化を楽しめる一品。
成城石井自家製 シンガポール風海南チキンライス 755円

八角や山椒で下味をつけた蒸し鶏に、醤油ベースの甘辛いタレのベースにジンジャーソースでさっぱりとした味わいを重ねている。ガラスープとレモングラスなどのハーブでジャスミンライスと炊き上げているご飯は温めるとエスニックな香りが引き立つ。お好みでチリソースをかけて辛味を足して。
成城石井自家製 芋餅と紅はるか煮入りモーモーチャーチャー 475円

2015年の発売から長年愛されてきたモーモーチャーチャーを、更に本格的なアジアンスイーツにすべくトッピングを変更しリニューアル。1つ目は羽二重餅のトッピングを、2色の芋餅に変更。お芋の風味を楽しんでもらうために、できるだけ芋の量を増やして蒸しあげたもちもち食感の2色の芋餅で彩りも加えている。2つ目は豆とさつま芋煮を自家製に変更。
ひよこ豆と、さつま芋を自社工場でふっくらと炊き上げました。トッピングの変更で豆のホックリ感やさつま芋の味わいがしっかりと感じられるようになっている。