ウエルシアが加工食品の納品期限を緩和、賞味期限「2分の1」ルールを採用しフードロス削減
2023.08.23
ウエルシアホールディングスは、9月1日よりグループのドラッグストア全店において加工食品の納品期限を緩和することで、フードロスの削減に取り組む。
従来はいわゆる賞味期限「3分の1」ルールを適用し、メーカーから店舗までの食品の納品期限を賞味期限の3分の1の期間と定め、店舗での販売の見切り開始を賞味期限の3分の2に達した時点と定めて運用していた。この運用過程では廃棄をする商品が発生し、フードロスとなっていましたという。
今回、賞味期限「2分の1」ルールを適用することでメーカーからの納品期限が、賞味期限の2分の1にまで延長される。商品の販売機会を増やすことで、フードロスの削減を見込む。

取り組み開始時は主にマヨネーズ、ドレッシング、パスタ、調味料、缶詰、お茶など約1万5000の商品について納品期限を緩和し、対象商品のフードロス削減を見込む。
グループのウエルシア薬局、丸大サクラヰ薬局、シミズ薬品、クスリのマルエ、よどや、ププレひまわり、コクミン、ふく薬品の全店において導入する。ウエルシアとしても、この取り組みがエシカル消費の推進にもつながるものと考えているという。