宮川耕平
日本食糧新聞社 記者
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首都圏ネットスーパーをチェック! 食品購入に欠かせない、あの情報が落ちてない?
ネットスーパーがもっと利用されるために、「必須ではないか」と思われる情報が、意外とおろそかにされていると思っている。商品の「そこ」が分からないと買えないから、結局ネットでは知っている商品しか購入できないというユーザーは多いと思う。 試しに首都圏で展開している有力チェーン10社のネットスーパーをチェックすると、その情報提供が行き届いているのは1社、部分的が半数、残りはほぼなしという状況だった。 その情報が得られることで、ネットスーパーの使い方は「店に行けない時の間に合わせ」から、「商品との出会いを探求する機会」に変わると思うのだが? 原材料や栄養成分、知りたくない? 調べた企業は以下の通り(7月…
2024.07.31
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スーパー10社のアプリを総チェック、ユーザーにとっての使いやすさと、さらなる進化の道筋とは?
有力スーパーマーケット(SM)、総合スーパーの自社アプリを、「ユーザーから見た使い勝手」というテーマで比較してみた。項目は3つ。 特売や商品情報など来店動機を作り出すような①情報性。ポイント管理や決済機能、セルフスキャン機能など、買物をする際の②有用性。最後に、購入履歴やメモ機能など、ユーザー自身がどれだけ自分の情報を使えるかを③活用性とし、それぞれについて5つ星で取り組み具合を示してみた。 ネット専業のAmazonを評価基準とし、リアルにないものを探す 評価はもとより独断にはなるが、尺度は明確に示したい。3項目それぞれで、Amazonアプリを星5つの基準とする。リアル店舗を評価基準にしないの…
2024.07.09