寺岡精工のモバイルオーダー受取りロッカー「ピックアップドア」とデリバリー注文一元管理サービス「Camel」が連携
2022.04.22
2022.02.23
株式会社寺岡精工は、提供するモバイルオーダー受取りロッカー「ピックアップドア」と株式会社tacomsのデリバリー注文一元管理サービス「Camel」との連携を決定し、4月よりサービスを開始する。寺岡精工は、モバイルオーダーシステム・POSシステムとの連携や小売市場への展開も視野に入れる。

■サービス連携の概要・背景
デリバリー注文一元管理サービス「Camel」は、複数のデリバリー/テイクアウトサービスからの注文を一元管理できるサービス。
寺岡精工の「ピックアップドア」と「Camel」の連携により、店舗ではCamelを通じて店舗で受注した各デリバリーサービスからの注文を「ピックアップドア」経由でデリバリー配達員に受け渡すオペレーションが可能となる。
新型コロナウイルス(COVID-19)感染拡大・長期化の影響もあり、高まる中食ニーズに応えるべく、多くの飲食企業がデリバリー・テイクアウトサービスの導入、自社モバイルオーダーアプリ・ネット注文サイトの立ち上げなどに注力をしているが、実際の店舗内では以下のような問題が発生しているという。
・デリバリー配達員やテイクアウト受取客と、店内飲食客が混在してしまい、レジ周辺の混雑につながる
・デリバリー配達員が店舗に到着するたびに、レジ・厨房スタッフが配達員への受け渡し作業に時間を取られてしまう
今回の「ピックアップドア」と「Camel」の連携では、これらの店舗オペレーション上の問題を解決し、店舗の生産性の向上及びお客様の来店体験向上を目指す。
株式会社寺岡精工と株式会社tacomsは、今回の「ピックアップドア」と「Camel」の連携を皮切りに、寺岡精工社製のモバイルオーダーシステムやPOSシステムとの連携、及び寺岡精工社が強みを持つ小売市場への製品展開も視野に、協業に取り組む。
寺岡精工の「ピックアップドア」は、事前注文のテイクアウトやデリバリー商品を店側が収納し、受取り側は注文時に発行されるQRコード等のスキャンによりセルフサービスで受け取りができるロッカー。非接触での受け渡しを可能にするとともに、店内飲食客とデリバリー配達員/事前予約客の導線を分け、混雑緩和を図る。