業界知識

  • 2021.09.14

    物流を変革するスマートロジスティクスとは?最新の事例を交えて解説

    商品やモノの輸送から保管、梱包、情報処理などを一手に担う物流業界。近年では、BtoC-EC市場に限らず、CtoC-EC市場も拡大しており、物流は生活になくてはならない存在と言える。 しかし、物流業界は、人材不足や小口配送増加による激務化など多様な課題を抱えている。そんな物流業界の課題を解決する手段として注目を集めているのがスマートロジスティクスだ。 本記事では、スマートロジスティクスの基礎知識や用いられている最新技術、実際の事例を解説していく。物流業界において、課題を抱える企業はぜひ参考にしてほしい。 スマートロジスティクスとは? 生産者から消費者に商品が届くまでの輸送・保管・荷役・包装・流通…

  • 2021.08.27

    ロジスティクスとは?導入で得られるメリットと物流との違いを解説

    ロジスティクスとは、顧客や市場のニーズに基づき、物流機能だけでなく、生産や販売といったモノの流れ全体を一元管理して最適化・適正化を図る仕組みを指す。 ロジスティクスを取り入れる目的・メリットは、品切れ防止、物流の効率化、在庫の適正化、コストの削減、営業活動の支援などが挙げられる。多様化するニーズに対応するには、積極的な業務改善が必要である。 ロジスティクスの用語の意味と仕組みをわかりやすく解説 ロジスティクス(logistics)とは、もともと戦場において、戦闘部隊の後方で軍需品や食料、人員などの補充、または輸送、管理、連絡線の確保といった支援業務を行う機関・活動・任務を総称した兵站(へいたん…

  • 2021.08.25

    商流とは?流通4機能とビジネスモデル俯瞰図についても解説

    「商流」とは商品が生産者から販売者を経由し、消費者に至るまでの流れである「流通」機能の1つ。「流通」には「商流」と「物流」「金流」「情報流」の4つがある。「ビジネスモデル俯瞰図」とは自社の商流や物流、資金の流れなどを図式化し、業務の全体像を誰もが簡単に把握できるようにしたものである。 「商流」は「流通」4機能の1つ 「流通」とは、商品が生産者から消費者に至るまでの一連の流れをいう。流通には「商流」と「物流」、「金流」、「情報流」の4つの機能が含まれる。流通の本来の目的は立場が違う生産者と販売者、消費者間のギャップを埋め、利便性を高めることにある。 (1)商流 「商流」は商的流通の略語で、商品が…

  • 2021.08.24

    無人レジとは?導入のメリット・デメリットを最新事例を交えて解説

    小売業界を中心に注目を集めている無人レジは、今やスーパーやコンビニなど多くの店舗で見かけるようになった。人件費の削減や業務の効率化を図れる無人レジだが、コロナ禍により導入を検討している店舗もあるだろう。 無人レジを利用するメリットは一見多いように感じるが、実際に導入を決めるとなると、売上面や運用面などに悪い影響を及ぼさないか、不安な店舗もあるはず。そこで、本記事では無人レジを活用するメリットだけでなく、デメリットを、導入事例と併せて解説していく。 無人レジとは? 無人レジとは、有人レジで従業員が行う商品の読み取り・精算・袋詰めといった一連の作業を、消費者が行えるように仕組み化されたレジである。…

  • 2021.07.07

    食品ロスの問題とは?世界各国と日本企業・政府の対策事例を交えて解説

    世界や日本での食品ロスの問題や食品ロス削減のための取り組みについて解説する。食品ロスで廃棄される食品は、基本的には、「本来食べられるのに捨てられてしまう食品」のことを指す。 国連が発行している2020年版「世界の食料安全保障と栄養の現状」報告書によると、飢えに苦しむ人の数は2019年に約6億9,000万人にのぼり、2018年から1,000万人、5年間で6,000万人近く増加したと推定している。 日本や欧米諸国では出生率が低下しているが、途上国を中心に世界全体では人口が増加傾向にある。そのため、これからもさらに飢餓に苦しむ人が増えていくこと推察される。食品ロスで生じる「食の不均衡」が解消は、飢餓…

  • 2021.04.21

    越境ECとは?市場規模や最新の事例を交えて解説

    国境を越えて国際的なEC(電子商取引)を行う「越境EC」が近年注目を集めている。また昨今の新型コロナウイルス蔓延によって、ECサイトの需要が増加し、並行するように越境ECに力を入れる企業も増加傾向にある。 本記事では、改めて越境ECとは何か?その市場規模や成長性、さらに、主に小売企業を中心に、越境ECに参入している企業の事例を交えつつ解説していく。 越境ECの成長性や市場規模 越境ECとは、国外に向けたECサイトでの取引のことを指す。つまり国外に向けたオンラインショップのことだ。ITテクノロジーの発展と共に、近年急成長しており注目されているビジネス形態の一つ。 ここでは越境ECとはどのようなビ…

  • 2021.04.19

    ニューノーマルとは?新しい働き方や活用されるシステムなどを解説

    世界経済の根底を揺るがす新型コロナウイルス感染症のパンデミックによって、「ニューノーマル」という言葉が定着してきた。ここでは、リアル店舗におけるニューノーマルへの取り組みや対応、新しい働き方などを解説していく。 ニューノーマルの働き方とは? 新型コロナウイルスの感染拡大は深刻な事態となり、ビジネスも大きく変化した。人々はニューノーマルに向けて大きく舵を切ることを迫られている。それではいま、たびたびメディアにも取り上げられるニューノーマルとは何であろうか? 改めて考えてみたい。 ニューノーマルの概要 「ニューノーマル」という言葉自体は、いま初めて語られる言葉ではない。初めて語られたのは、本格的に…

  • 2021.04.13

    電子棚札とは?仕組みや種類、メリットなどを導入事例を交えて解説

    デジタルトランスフォーメーション(DX)が加速する中で、電子棚札を導入する店舗が増加している。EC(電子商取引)やPOSシステムと連動して、店頭の価格表示がデジタル化する電子棚札は、手作業を減らすことによる生産性の向上などの多くのメリットが期待されている。 本記事では電子棚札とは何か。仕組み、またどのようなメリットがあるのかを解説し、実際の活用事例を紹介していく。 価格表示を自動化する電子棚札とは 電子棚札は、英名のElectric Shelf Labelの略称を使って「ESL」とも呼ばれるデジタル化した値札のことだ。スーパーマーケット(SM)や家電専門店、コンビニエンスストアなどで利用されて…

  • 2021.04.01

    リモート接客とは?メリットや先進企業の導入事例を交えて解説

    新型コロナウイルスの蔓延によって非接触が推奨される昨今の状況も相まって、小売各社がオンラインを活用し、リモート環境を取り入れる事例が急速に増加している。 対面でこそサービスが成立すると考えられていた接客の分野に、リモートはどのように取り入れられているのか。リモート接客の概要や種類、メリット、デメリットとともにリモート接客を実際に導入している3企業の事例を解説する。 コロナ禍で急速に浸透したリモート接客とは? 実際に導入されているリモート接客の種類を解説する。 ●リモート接客の概要 リモート接客とは、オンライン環境を利用した接客方式を指す。オンライン上でさまざまなツールを使用することで、リアルタ…

  • 2021.03.30

    リテールテックとは?市場規模や先進企業の事例を交えて解説

    小売業にとって人手不足は重要な課題だ。インターネットが普及した現代において、消費者の購買活動も変化しつつある。キャッシュレス決済を提供するなど、顧客のニーズに対応したサービスを提供しなければならない。 そこで注目されているのが、効率的な店舗業務を実現させる手法として小売業にAI(人工知能)やIoTI1(モノのインターネット)などの最新デジタル技術を導入したリテールテックだ。どんな変革が生まれるのだろうか? リテールテックとは?小売業のさまざまな課題解決が期待される リテールテックとは、「リテール(小売)」と「テック(技術)」を組み合わせた用語だが、簡単に言えば小売事業にITなどのテクノロジーを…

  • 2021.03.29

    生体認証とは?特徴や仕組み、ビジネスメリット等を導入事例を交えて解説

    パスワードや暗証番号などによる従来の認証方法に加えて、新たな認証方法として生体認証が誕生した。人体の特徴を活用することで高いセキュリティを担保できるだけでなく、非対面・非接触の認証方法としても注目されている。 生体認証の概要や種類、メリットとデメリット、さらに生体認証を導入した2つの企業の事例について解説する。 生体認証とは? 生体認証の概要と種類について解説する。 生体認証の概要 生体認証とは、生きている人間の体の一部(生体)を用いた認証方法を指す。バイオメトリクス認証とも呼ばれる。顔や指紋などの物理的な生体を用いるものもあれば、歩き方などの身体的な特徴を用いるものもある。 あらかじめ生体に…

  • 2021.03.16

    ライブコマースとは?メリット、日本・中国の先進事例を交えて解説

    数年前から盛り上がりを見せるライブコマースが、コロナ禍の小売業ビジネスにおいて欠かせない条件「非対面の接客・非接触の販売」が実現できるとしていま、改めて注目を集めている。 ポストコロナのビジネスモデルとして、世界の複数の国でライブコマース市場は広がりつつある。中でも、中国のライブコマースの浸透は目を見張るものがあり、に、中国国内では一般的な販売手法として認知されている。今回は、拡大している中国のライブコマース市場や国内のライブコマース事例を踏まえ、ライブコマースについて詳しく解説していく。 ライブコマースとは何か? 既に国内でも百貨店やアパレルブランド、化粧品メーカーなどで導入が進んでいるライ…

  • 2021.03.03

    顔認証システムは店舗運営をどう変える?導入のメリットや活用事例などを徹底解説

    昨今、各業界の情報化、IT化の流れはとどまることがない。ITは業務の効率化やマーケティングに有益であるが、さらに未曽有のコロナ禍の影響によって接触や3密を避けるためにIT化に拍車がかかってくるのは必至だ。 リアル店舗を持つ小売業者にとっても抱える課題は増えていくが、問題点を解決するには、ITをうまく導入していくことが鍵となる。今回は、小売業界おける顔認証システム導入のメリットや顔認証技術の可能性、活用事例などを踏まえ詳しく解説する。 顔認証システムとは? 顔認証システムとは、カメラに写った顔の情報をコンピューターのデータベースと照合し、識別する生体認証の方法である。 リサーチステーション合同会…

  • 2021.01.20

    アバター接客とは?特徴やメリットを最新事例を交えて解説

    新型コロナウイルスの影響で、人と人との接触が制限されてしまう昨今。感染拡大を防ぐための国民の外出自粛は、さまざまな業種に影響を及ぼし、多くの小売業者にも大打撃を与えている。 消費者としては人の集まる場所には行きづらく、売り手側としても多数の来客と触れ合うのはリスクが伴うからだ。そんな双方の懸念を解決へと導く新たなサービスの形として、アバター接客の導入が注目を集めている。 新技術を盛り込んだ非接触型の接客システムは、私たちにどのような恩恵をもたらす可能性を秘めているのか。アバター接客の解説や具体的なメリット、実際の導入事例まで詳しく紹介する。 「アバター接客」とは? アバター接客とは、従業員が来…

  • 2021.01.15

    AIカメラの活用で店舗運営を効率化|最新事例を交えて徹底解説

    AI(人工知能)カメラに多くの人が抱くイメージは、防犯や監視対策のシーンなどであろうか? だがいま、AIカメラはさまざまな業種で利用され、さらに進化を遂げている。広視野角・高精細と高い画像処理技術で、さまざまな環境に対応できるまでになっている。 そして、進化したAIカメラを活用すれば、商業施設やリアル店舗にはさまざまなメリットが生じてくるのだ。それでは、なぜリアル店舗にAIカメラは有益なのか、ここではその大きな利点を実例も交えて分かりやすく解説していく。 AIカメラって何? 防犯対策をはじめ、さまざまなシーンで活用されているAIカメラの一番身近な例はスマートフォンである。いまでは、スマホのカメ…

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