米国ウォルマートが新たなファッションブランド「フリー・アッセンブリー」を投入

2020.09.22

更新:2020.10.03

イメージ画像。画像はウォルマート提供

米国ウォルマートは9月21日、新たなオリジナルファッションブランドの「フリー・アッセンブリー」の販売を開始したと発表した。「思慮深く、シンプルなデザイン」「上質な生地」「現代的なシルエット」「アップデートされたスタイル」を核とし、時代を超えて汎用性が高く、重ねたり組み合わせたりしやすく、そして飽きの来ないデザインになっているという。

ウォルマートとしては、今回のブランドをあらゆる層から支持されるものにしたいと考え、数十年におよぶアメリカのマス・アピールのブランドでの経験を有するファッション・チームを社内に立ち上げた。チームを率いたのはJ.クルー、オールド・ネイビーなどのデザインにかかわった経験を持つドワイト・フェントン氏。ブランドコンセプトから生地の選択、製品の属性やフィット感、環境に優しいデニムのウオッシュ加工や製造工程に至るまで、2年前から全て一から作り上げたという。

フェントン氏がチームを率いたのには、直近ではウォルマートが買収したオンライン販売のメンズブランドのボノボスのデザインにかかわるなど、ウォルマートのファッションビジネスの動向を最前線で見てきたという経緯もある。

今回、秋のコレクションとして、レディスでは30アイテム以上、メンズでは25アイテム以上からスタートする。9月21日からネット販売(Walmart.com)と一部店舗で販売を開始し、価格帯は9~45ドル。デザイン性に優れた高品質なアイテムを他ブランドと比べて低価格で、専門店の数分の1の価格で提供する。特に40ドルのオーガニック・セルビッジ・デニムはその低価格の実現に自信を持っているという。

フェントン氏は、今回のフリー・アッセンブリーに関して次のようにコメントしている。「われわれは、現代的なファッションの必需品としての服のブランドを目指してフリー・アッセンブリーをデザインした。コレクションの全ての商品が親しみやすいものであると同時に、新しく、現在にふさわしいものであることを目指した。あらゆる人が、自分が着ていることを想像できるようなブランドをデザインしたかった。定番であり、季節を超えて長期間着られる商品になっている」

マスをターゲットとした汎用性の高い商品開発、さらに低価格へのこだわりという点は、いかにもチェーストアのウォルマートらしいものだ。「フリー・アッセンブリー(自由な組み立て)」という名前にもそれがよく表れている。

フェントン氏は次のようにもコメントもしている。「実際、1990年代半ば以降で考えても、今回のレベルの品質の商品を、この価格で、この規模で提供しているブランドはないと思う。今の時代に欠けているのは、現代的な必需品を提供するブランドだ。そこで、私たちはそのブランドの構築に着手した」

イメージ画像。画像はウォルマート提供

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