ファミリーマートとTOUCH TO GOが業務提携、無人決済システムを活用した店舗の実用化に向け協業

2020.11.04

ファミリーマートと無人決済店舗の開発を進める株式会TOUCH TO GO(タッチ・トゥ・ゴー、TTG)は、TTGが開発した無人決済システムを活用した無人決済コンビニの実用化に向けて業務提携した。1号店の開店を2021年春ごろに予定している。

TTGの無人決済システムでは、 時間節約のニーズの高い朝や移動の合間の時間などでも、短時間で買物を済ませることができる利便性と、省人化による店舗オペレーションコストの低減の実現が可能となる。

同システムの導入店では設置されたカメラなどの情報から入店したお客と、お客が手に取った商品をリアルタイムに認識。支払時は、お客が出口付近の決済エリアに立つとディスプレーに購入商品と金額が表示され、それを確認して電子マネーなどで決済。スピーディに買物をすることが可能となっている。

 今回の業務提携によって、両社は省人化による店舗運営コストやオペレーション負荷の軽減、お客と店舗従業員が直接に接することのない非対面決済の推進の他、マイクロマーケットへの出店を可能にする店舗形態の創出を進めると共に、お客のさらなる利便性の向上と新しい店舗運営のあり方を模索していくとしている。

TTGは、今年3月14日に開業したJR高輪ゲートウェイ駅の2階、改札内のスペースに直営の形で無人決済店舗の第1号店をオープン。同店をショールームの位置づけとして一連のシステムをイニシャルコストなしのサブスクリプションのサービスとして小売業や飲食業に提供する意向を示していた。

10月16日には、外部導入の第1号店として東日本旅客鉄道(JR東日本)完全子会社の紀ノ國屋の「KINOKUNIYA Sutto(キノクニヤスット)目白駅店」がオープンしている。

レジや接客などが不要であるため、通常よりも大幅に少ない数人程度の人件費相当で店舗運営が可能という強みを武器に普及を図る中、今回の新型コロナウイルスによって非接触型のTTGのシステム導入に対する「問い合わせが増えた」(阿久津智紀・株式会社TOUCH TO GO社長)ともコメントしていた。

1号店のTOUCH TO GO高輪ゲートウェイ店
外部導入第1号店のKINOKUNIYA Sutto(キノクニヤスット)目白駅店
商品を手に取り、出口でタッチパネルの表示内容を確認し、支払いをするだけで買物が完了する。決済の設備は第1号店より簡素化が図られ、より省スペース化を果たしている(KINOKUNIYA Sutto目白駅店)

株式会社ファミリーマート

所在地/東京都港区芝浦3-1-21

代表者/代表取締役社長 澤田貴司

設立年月日/2001年7月2日

事業内容/フランチャイズシステムによるコンビニエンスストア事業

株式会社TOUCH TO GO

所在地/東京都港区高輪2-21-42 TokyoYard Building

代表者/代表取締役社長 阿久津智紀

設立年月日/2019年7月1日

事業内容/無人決済などの省人化システムおよびサービスの企画、設計、開発、保守および販売

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