平和堂がアル・プラザ野洲を6月24日リフレッシュオープン、「エコサポ」をスタート
2022.06.26
平和堂は、6月24日、アル・プラザ野洲をリフレッシュオープンした。

JR野洲駅から東に約500mに位置する同店は1999年のオープン。今回、衣料品・暮らしの品を中心にフロアレイアウトの変更と品揃えの充実を図った。
また、家庭で不要になったものの一部を店頭で回収する「買替お引取り」やお客が本を持ち寄る「みんなでつくる本棚」など、「ごみを捨てない・増やさない」、サステナブルな暮らしをサポートする「エコサポ」を初めて実施する。

同店は全店の中で食品トレーなどの回収率が最も高く、地域のお客のごみに対する意識が非常に高いエリアだという。地域のライフスタイルをさらに後押しするため、今回の改装をきっかけに「ごみを捨てない・増やさない」暮らしをサポートする取り組みを開始した。
「エコサポ」では、「まずはできることをサポート」をキーワードに家庭で不要になったものの一部を店頭で回収し、 地域や環境のために役立てる。
「買替お引取り」については、衣料品、靴、鞄、フライパンについて、購入商品1点につき、同じ種類の持ち込み商品を1点引き取る。これまでも定期的に各指定店舗で実施してきたが、今回初めて常時を実施する。引き取った商品は古着やリユース、固形燃料などにリサイクルする。
「みんなでつくる本棚」は、読まなくなった本、雑誌を持ち込むと代わりに本棚にある好きな本を持ち帰ることができるというもの。受け取りジャンルは料理、レシピ、趣味、旅行ガイドブックマップ、絵本、図鑑、育児、小説。

1人1日3冊まで持ち込み可能で、受付の後、メッセージカードを記入し、「みんなでつくる本棚」の本と交換する形を採る。
日本図書館協会が発行する「日本の図書館2021」によると、滋賀県は県民1人当たりの年間貸出冊数が全国1位で、本に親しむ習慣が根付いているという。買物のついでに本を交換することで「捨てない生活」を推進し、本を通じた交流を図ることで同店にしかない本棚を地域のお客と共に作る。
その他、同店ではリサイクルの推進として食品トレー、透明トレー、牛乳パック、ペットボトルを回収してリサイクルする他、「えこすぽっと」で古新聞、古雑誌、古紙を収集、重さに応じて平和堂商品券と交換できるポイントを付けるといった取り組みを実施している。


売場では食品売場でこれまで以上に地場野菜や地元商品が充実させた他、店内出来たてのピザやバーガー、だし巻き卵などを充実。また、化粧品などを集めた美と健康の総合ショップ「Beauty Road」を新設。


サービスセンターには地域サロン「おとな・Re」を併設し、セラミックボールを使用した足湯や健康やエコを切り口にしたイベント開催など、地域の学びや交流、憩いの場とする。

2階では子ども服や靴、学需要品、おもちゃなどを集めたショップ「キッズフォレスト」を新設。また、女性の24時間をサポートする生活雑貨や衣料品を扱う「on24.hours」や実用品からこだわり文具まで揃う「MONO STUDIO」など新しいショップも導入。



衣料品売場では品揃えを充実させた他、買い回りのしやすさを向上させるために売場レイアウトを見直した。
その他、1階のセントラルコートに野洲市を拠点に活躍する写真家の辻村耕司氏の作品を展示し、来店したお客に地元野洲市の四季折々の情景を楽しんでもらう他、2階のレストスペースには各売場、専門店からのメッセージを掲示するメッセージボードを設置、地域の憩いの場を目指す。



アル・プラザ野洲概要
所在地/滋賀県野洲市小篠原100番地
改装オープン日/2022年6月24日
基本営業時間/9時30分~20時30分(季節により異なる)