日本惣菜協会が「惣菜管理士」全級のカリキュラム改定を完了、「惣菜管理士養成研修」 受講申込受付中

2022.04.22

2021.09.13

一般社団法人日本惣菜協会が2021年10月開講の「惣菜管理士養成研修」の受講申し込みを受付中だ。申込締め切りは9月20日(月)まで。ウェブまたは郵送にて受け付ける。

「惣菜管理士」は食品に関する基礎から専門知識までを総合的に習得できる資格として、日本惣菜協会が普及を続けている。

その惣菜管理士を養成する「惣菜管理士養成研修」は、社会情勢が目まぐるしく変化する中、いまや中食産業にとどまらず、人材の育成に力を入れている食品メーカー、外食、小売企業、流通・卸、機械メーカー、さらには人材派遣まで広範な広がりを見せ、実際、それら企業の中でさまざまな業務に携わる層が受講している。

本年の資格試験では、6月20日から6日間、札幌、仙台、さいたま、東京、金沢、名古屋、京都、大阪、岡山、広島、香川、福岡、沖縄の全国13都市、17会場で開催した。

半年間の養成研修を修了した人と受験資格保有者を含め、3800人が受験。7月2日に開催された惣菜管理士資格試験審査委員会をへて一級603人、二級927人、三級1659人が合格し、計3189人を「惣菜管理士」として認定した。

全体の合格率は83.9%。これによって全国で活躍する「惣菜管理士」は3万人を超え、2336社3万665人となる。

惣菜製造業を始め、食品メーカー、卸、外食、小売り、機械メーカーなど幅広い業種で取得されている。さらに、新型コロナウイルス感染症の影響により、外食企業やホテルからテイクアウト・デリバリーへの参入も増えており、食品の衛生管理が重要視されている。

安全・安心な惣菜を提供するには、適切な衛生管理や幅広い専門知識が必要となることから、まさにその知識を身に付けることのできる研修内容である「惣菜管理士」に注目が集まっている。

21年10月開講分から、一級、二級、三級の全級で新カリキュラムがスタート

日本惣菜協会では、拡大を続ける惣菜市場の環境変化に対応するため、19年から3年をかけて順次、三級、二級、一級のカリキュラムの改定を行っており、今回、21年10月開講から一級の新カリキュラムがスタートする。

これにより一級、二級、三級の全級でカリキュラムが新しくなる。すでに新三級、新二級の受講生からは、「取引先や消費者から求められる知識がより高度になってきている中、それに適した内容になっている」と評価を得ているという。

食品衛生法や食品表示基準の改正、HACCP制度化、GAPなど食のグローバル化が進展している中にあって、「世界基準の安全性」や「おいしさ」「健康」「情報提供」といった業界に求められる役割や要望はますます高度なものになってきている。

このような時代の要請と、受講企業や受講者からの意見、要望を受け、「惣菜管理士養成研修」も変化に対応することを目的に、カリキュラム改定を進めてきた。

新カリキュラムでは、惣菜だけでなく、食品業界全体に通じる開発、製造、加工、流通、企画、販売に関する知識をより学びやすく体系的に修得できるものとした。食品業界に従事する人全体のスキル、アビリティの向上を目指し、拡大・変化していく食品業界の役割を担う人材育成に役立つ知識を身に付けることができる研修内容になっている。

例えば、21年10月開講からの惣菜管理士一級新カリキュラムは、科目1「食品の国際規格」、科目2「HACCPの実践」、科目3「基準値設定の考え方」、科目4「食品事故とリスク管理」、科目5「労働と安全」、科目6「食と生活文化」となっている。

これを受けた形の惣菜管理士養成研修が21年10月から開講する。受講の申し込みは8月1日(日)~9月20日(月)の期間。

10月に開講し、1カ月1科目の添削課題提出を6カ月間と、動画セミナーを受講し、22年3月末に閉講、6月下旬に試験、7月に合格発表の予定となっている。

お役立ち資料データ

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