『セブンあんしんお届け便』にて環境に配慮したEV車両のテスト運行を実施
2023.11.01
セブン‐イレブン・ジャパンは、移動販売サービス『セブンあんしんお届け便』のお届け車両としてEVメーカーのフォロフライ株式会社が開発した『F1 TRUCK』を導入し、10月17日(火)より千葉県南房総市の瀬戸浜海岸エリアにて商品を届けるテスト運行を開始した。
『セブンあんしんお届け便』は買い物が不便な地域に住んでいる方や、外出するのが難しい高齢の方々などに向けて実施している移動販売サービス。
2011年より茨城県にて開始し、現在1都1道2府36県で118台が運行中だ。移動販売先では、生活に必要な商品をまとめ買いされるお客も多く、地域に欠かせない「買い物」の場を提供している。
今回、お届け車両におけるCO₂排出面での課題解決のため、EV車両を導入した。テスト運行の状況から課題点を抽出し、導入拡大を検討する。
<概要>
EV車両を活用した『セブンあんしんお届け便』の主な特長


■EV車両の活用により、走行中や販売中のCO₂排出量の削減
■ベースとなる車両はフォロフライ社『F1 TRUCK』を活用している
■車両のスペック
200Vの店舗外部電源で充電可能(低速充電)※高速充電も可能な仕様
■これまで同様にEV車でも4温度帯の販売が可能
(1)常温(加工食品や雑貨)
(2)20℃(おにぎり等の米飯類)
(3)5℃(惣菜、牛乳、たまご等のチルド商品)
(4)-20℃(アイスクリーム、冷凍食品等)

■販売商品
おにぎりや弁当、サンドイッチ等のデイリー商品をはじめ、ソフトドリンクやカップ麺等の加工食品、アイスクリーム・冷凍食品、日用雑貨等、合計 約350アイテムを取り扱う。品揃えは地域のニーズに応じて決定する。