2021年、注目のプロモーション・キーワードを知る

2022.04.21

2020.12.03

株式会社SPinno

新型コロナウイルスの流行により、東京オリンピック・パラリンピックの延期や職場でのリモートワーク推奨など感染拡大防止のための「新しい生活様式」の広がりによる価値観の変化が起こりました。

一方、プロモーションにおいても、オンラインからオフラインへの消費行動の変化、購買心理の変化など大きな変化が起こり、企業は対応を模索するようになりました。2020年の店頭などにおける展開を振り返りながら、withコロナにおける2021年のプロモーション活動のヒントをご紹介します。

生活者の価値観・消費行動の変化   

新型コロナの影響により生活者の価値観や消費行動には、次のような変化が起こりました。
・環境の変化に伴うオフライン購入からオンライン購入への増加
・店頭購入、オンライン購入、デリバリー購入などによる購入プロセスの複雑化
・自分にとって必要なもの、共感あるものだけを購入する心理面の変化
・マスク着用や消毒や手洗いなどの感染防止対策行動や、接触リスクを回避する行動

こうした変化は、すでにニューノーマルとして生活に定着し始めています。このような変化が起こる中で、いままで小売店が一般的に行ってきた「集客」「接客」施策の方向性とは相反する要素が多くなってきました。

店頭における新たな販促アイテムの在り方    

入りやすい店舗、手に取りやすい商品、集客イベントなど、来店・回遊促進をして販売促進を図る施策、店舗同士が集客を競う販促施策は減少しました。さらにレジ袋の有料化によってショップ袋による認知拡大のためのPR・宣伝効果の役割も減少しました。

消費者も、買物にエンターテインメント性を求めるよりも、安心できる決まった商品を、安心できるお店でさっと買うことで買物を済ませる意識が高まっています。

当社の調査では、20年1月と9月では、1週間に買物に行く回数が2.9回から1.7回に減少しており、買い回りの店舗数も2店舗が最多で、1店舗のみが増加していること分かりました。また、事前に営業時間や営業日をチェックし、何を買うかを決めてお店に行くという計画購買も増えています。

この結果からも、今後のプロモーションや販促アイテムは、「少ない接触回数や接触時間」の中で、「接触の質」をいかに高めるのかという要素が必須となっているのが分かります。

▼1週間当たりの買物回数

▼買物の買い回り店舗数

▼買い物前の情報収集

出典:株式会社SPinno&株式会社ネスタ共同調査「店頭での生活者行動の変化」

21年プロモーションのキーワード

21年は生活者の価値観の変化が加速する年になると予測されます。withコロナ状況下において、新たなプロモーション活動や売場づくりをするための「10大キーワード」のうち、3つのキーワードを次に挙げます。

つながり消費

21年は東日本大震災から10年の節目の年になります。震災後に生まれた、大切な人々との「絆」を重視する傾向は、親しい人へのギフトや楽しいとき(旅行や食事など)を過ごす「絆消費」が増加しました。

現在、消費者はコロナ禍の自粛生活を強いられており、家族や大切な人と過ごす記念日やクリスマスなどの催事も改めて見直され、人と人をつなぐ「つながり消費」が活性化していくと予測されます。

店舗消費マインド

スマホの普及やコロナ禍でのEC(電子商取引)での購買の増加で、「いつでも」「どこでも」の買物環境が増加し、購入プロセスが複雑化しています。今後デジタルを活用したサービスは広がっていくと共に、店舗のようなリアルを求める消費者のマインドは高まっていくと予測されます。

五感で感じることがますます注目され、店舗のようなリアルの場は、生活者に新しい体験を提供する場へとさらに進化していくと予測されます。

個別商圏ニーズ消費

ジオターゲティングによる分析や来店者への定性調査を行うことで、例えばニューファミリー層が多いエリアには、「簡単・時短・冷凍商品」に加え、「EC購入+店頭受け取り(クリック&コレクト)」を強化するなど、個別商圏のニーズ消費に対応することが増加します。

そのため、売場のテーマ訴求や演出について、オンデマンド印刷で行うことで個別商圏や売場にきめ細やかな情報提供をしたり、スピード感を持って演出に対応しなければならない場面も増加します。

その結果、これからは店舗が提供するサービスや販促施策の方向性が全国一律ではなくなってくると予測されます。例えば個店単位での「商圏特性(店舗属性)×個店での買い方(レシート)」から客単価に寄与する類似店舗をグルーピングし、店舗の商圏特性に合わせた訴求を行うことでニーズに即したプロモーションを行うことができます。

まとめ   

本記事を通じて、21年のプロモーションキーワードの一部をご紹介しました。
他の7つのキーワードについて知りたい方や自社に当てはめてみるとどうなるのかなどを知りたい方は販促クラウドSPinno(スピーノ)の無料相談よりお気軽にお問い合わせください。

https://www.spinno.com/contact/

本記事が皆さまの21年のプロモーション活動の参考になれば幸いです。

お役立ち資料データ

  • 顧客を知り尽くした究極の1to1マーケティングとは

    今の時代消費者は”個人”を中心に動いています。 コロナを経て、「ニューノーマル」といわれる現在、日常生活におけるオンライン時間は急激に増えています。多くの製品をインターネットで見つけることができ、購買に至るまでの検討期間が長くなっています。さらに簡単には店舗来店がなく、直接接客も難しくなっています。個人の行動をリアルタイムに把握しなければ、本当に顧客が「欲しい」と願ったタイミングを捉えることは難しいのではないでしょうか。 では、どうすれば企業は顧客が「欲しい」と願ったタイミングを捉え、コミュニケーションを図ることができるのでしょうか? 本資料では、どのようにお客様の行動を理解し、オンラインとオ…

  • 小売業が顧客体験戦略を進化させるための4つのテーマとは?

    新型コロナウイルスの拡大により、ブランドや小売業者が急ぎ導入した短期的なソリューションは、ショッピング体験に大きな影響をあたえています。結果として、消費者はこれまでにないほど多数のチャネルと選択肢を持ち、小売業者に対して高い期待を抱くようになりました。 Salesforceでは、高まる消費者の期待と小売業界の置かれた現状を分析。世界1,600人の消費者と、1,000人以上の小売業界幹部に調査を実施した結果、以下のことが明らかになりました。 ●顧客対応に関する消費者の期待は増々上がっている ●ブランドを差別化するための新たなポイントはロイヤルティ ●ブランドや小売業者は、顧客体験戦略を進化させつ…

  • Googleマップ対策で集客向上!有名企業8社の成功事例集!

    【PR】株式会社カンリー 「PRONTO」「パリミキ」「てもみん」など、飲食・小売・サービス業における有名店舗も実施!Googleマップの店舗情報を一括管理することで、店舗集客の向上や業務効率化に繋がった事例を8社分ご紹介。 「Canly(カンリー)」は2万店舗以上でご利用いただいている、Googleマップ・SNS・HPの一括管理サービスです。複数店舗を運営する企業様に集客向上・業務効率化を目的としてご活用いただいています。本資料では、Canlyを活用し成果の出た企業様の事例をご紹介します。 ▶︎掲載している企業 【飲食業】 ・ニラックス様(すかいらーくグループで70店舗運営) …