オンライン開催の世界最大のテクノロジー見本市CES2021をリアルで体験できる場をb8taが提供、「CES2021 JAPAN TECH @b8ta」開催
2022.04.12
2021.01.11
b8ta Japanは、2021年1月にオールデジタルで開催される「世界最大のテクノロジー見本市CES2021」に合わせ、「JAPAN TECHパビリオン」の展示品をリアルに体験できる「CES2021 JAPAN TECH @b8ta」を、2021年1月9日~17日に、b8ta Tokyo–Yurakuchoで開催。b8ta Tokyo–Yurakucho店内に特設エリアを設け、新しいテクノロジーをじかに触れられる機会を提供する。
CES は全米民生技術協会 (CTA)が主催し、毎年1月に米国ネバダ州ラスベガスで開催される世界最大のテクノロジーの見本市。21年は新型コロナウイルスの影響もあって、オンライン開催となった。
今回の「CES2021 JAPAN TECH @b8ta」に出展するのは、CES Innovation Award 2021 Honoree を獲得した最新かつ高速のWiFi6テクノロジーを搭載したトライバンドメッシュシステムの「Orbi Pro WiFi6 トライバンドメッシュWiFiシステム」、プロゲーマーのためのWiFi6ゲーミングルーター「Nighthawk Pro Gaming AX5400 WiFi6ゲーミングルーターXR1000」を展開するネットギアジャパン、約85gと軽量、小型設計で持ち運びに便利なパーソナル小型空気清浄器「OiSHi」を展開するクリエイティブテクノロジー/クリエイティブトレーディング、少子高齢化など「まちづくり」のさまざまな課題を最先端の技術革新の導入により解決しながら、未来に誇れるモデル都市を目指す「Fukuoka Smart East」を提案する福岡市役所、箸型センサーで「食べる」行動を認識し、その結果をデジタルキャンバス上に絵として視覚化することで、健康的な食生活を後押しするシステム「eat2pic」などさまざまなぎ最新技術を提案する国立大学法人奈良先端科学技術大学院大学、抜群の通気性と強力なウイルスブロックを兼ね備えた新素材ナノファイバーフィルターの「NANOXERA」によって約0.1µmの粒子を 99%以上カットする他、独特の3D設計と併せた高い安全性と快適性を実現したマスク製品「AirQUEEN by NANOXERA™」を提供するヤギなど。
スタートアップ企業の育成支援プログラム「J-Startup」のコーナーも
また、CES2021には日本のイノベーション政策の一環として18年に経済産業省主導で立ち上がったスタートアップ企業の育成支援プログラムの「J-Startup」も出展するが、それら企業の一部も今回、リアル出展。
知能技術は、指を使って画面に触れることなく画面を操作することができ、ATMの画面や飲食店の注文画面、券売機など不特定多数の方が利用される場所での感染症予防が期待できる「UbiMouse」のAI(人工知能)センサーを展示する他、アルケリスは、長時間の立ち仕事による足腰の負担を軽減するアシストスーツ「アルケリスFX」を展示、人を乗せる「空飛ぶクルマ」の23年の実用化を目指しているSkyDriveは、コンセプトモデル「SD-XX」の6分の1サイズの模型を展示するなどしている。
他、在宅用IoT検査装置として、自宅で簡単、かつ高精度に尿検査などが行える「Bisu Body Coach」などを提案するBisu、研究中ではあるものの、LEDセンサーおよびフォトダイオードを駆使し、これまで難しいとされていた非侵襲での血糖値データ取得が可能となる世界初の非侵襲血糖計測センサーなどを展示するクォンタムオペレーション、相手の反応が見えにくいという課題をプライバシーを担保しながら解決し、1人1人の個性に合わせたオンラインコミュニケーションを実現する動画解析AIサービスを提供するI’m beside you、コストパフォーマンスに優れた顔認識アプリケーションの「XFACE」を提案するエクセレンスなどがその技術をリアルで展示した。
新型コロナウイルスは、結果として急速なオンライン化を推し進める形となったが、今回のCES2021 JAPAN TECH @b8taは、オンライン全盛の時代にあって、「リアル」の価値を考える上で大きな示唆を持つものといえそうだ。