コープさっぽろが「宅配システム トドック」を通じて無印良品の商品販売を開始
2022.04.22
2022.02.24
コープさっぽろの「宅配システム トドック」で無印良品の商品販売が開始される。良品計画とコープさっぽろが協業し、2022年3月第4週企画から無印良品の商品を販売する。コープさっぽろが北海道内の組合員向けに展開する「宅配システム トドック」を通じて道内ほぼ全域の「トドック」利用者が無印良品の商品を購入できるようになる。

今回の協業の目的は、「両組織で道内の生活のインフラ基盤を強化することにより、道内のお客さまの暮らしの、一層のお役にたつこと」。コープさっぽろは「無印良品」を取り扱うことで「トドック」ユーザーの満足度向上を図り、良品計画はトドックの物流網を通じて道内の未出店地域での商品の展開が可能となる。
「トドック」は、コープさっぽろが06年10月から、北海道全域の組合員を対象に展開している宅配サービス。食品、日用品、衣料、雑貨など約2万2000アイテム取り扱う。22年2月現在で約43万世帯が利用するサービスとなっている。
このたびの協業によって、「トドック」を利用するコープさっぽろの組合員であれば、無印良品の店舗がない地域のお客であってもトドックのカタログやトドックアプリのサイトから無印良品の商品を選び、購入できるようになる。
良品計画は、昨年スタートの中期経営計画(2021年9月~24年8月)において、店舗が地域のコミュニティセンターとしての役割を持ち、地域課題に対して取り組むことを使命の一つに掲げている。
北海道では、21年11月にコープさっぽろが開店した「コープさっぽろやまはな店」(札幌市中央区)内に、無印良品として道内初のスーパーマーケット(SM)隣接店「無印良品コープさっぽろやまはな」を新規オープン。隣接するコープさっぽろやまはな店と連携するなど、取り組みを進めてきた。
続く今回は、北海道全域の「トドック」ユーザー約42万世帯に無印良品の商品を届ける協業の取り組みとなった。
生活の基本となる商品約120アイテムからスタート
22年3月第4週時点の主な取り扱い予定商品は、
食品…素材を生かしたカレー、ごはんにかけるシリーズ、食べるスープ、不揃いバウム など
スキンケア用品…化粧水、洗顔フォーム、クレンジング など
靴下・タオル類…足なり直角靴下、パイル織りバスタオル など
調理小物…シリコーン調理スプーン、シリコーン菜箸、ウレタンフォーム三層スポンジ など
収納用品…ポリプロピレンファイルボックス、バッグインバッグ など
3月第4週企画の取扱商品は、全国でも人気の高い食品、スキンケア用品、靴下、タオル類、調理小物など、生活の基本となる約120アイテムを予定する。今後、ラインアップをさらに拡大していく。