ライフコーポレーションのナチュラル志向フォーマット「ビオラルうめきた店」「ビオラルさんちか店」が3月オープン
2025.02.21
ライフコーポレーションは同社が2016年から手がけるオーガニックなどを積極的に取りそろえるナチュラル志向のフォーマットである「BIO-RAL(ビオラル)」を近畿圏に2店新規出店。それぞれ大阪、神戸の中心地への出店となる。
3月21日、大阪市北区にビオラルうめきた店、3月27日、神戸市中央区にビオラルさんちか店をオープン、3月には首都圏にも新店の出店を予定していて、これらの店がオープンすればビオラルの店数は11店となる見込み。
ビオラルは、「オーガニック・ローカル・ヘルシー・サステナブル」をコンセプトにそれに沿った商品を品揃えするが、同時にライフコーポレーション内で「店舗」だけにとどまらず存在感を増していて、現在ではプライベートブランド(PB)商品の1ラインになっている他、「ライフ」を冠する標準店へのコーナー導入などが進む。PB「BIO-RAL」は近畿圏、首都圏合計で現在約460種類となっている。
ライフコーポレーションとしては、ビオラルのターゲットを①「健康」や「安心・安全」への意識が高い20代~40代の子育て層、②「不健康」な生活を相殺したい20代~30代の働く女性、③「健康」への意識が高い50代以上の女性の3つに設定している。
今回の2店は、関西を代表する繁華街である「梅田」と「三宮」への出店となり、うめきた店は「関西最後の一等地」として注目を集めている「グラングリーン大阪」南館地下1階、さんちか店は神戸・三宮の玄関口である「さんちか」1番街にオープン。中心部ということで、近畿圏のビオラルとしても初の取り組みを多数導入する。
うめきた店では、素材にこだわった食材を使用した「ビオラルカフェ」を展開。近畿圏で初登場となる。PB「BIO-RAL」の商品や有機原料を使用したメニューを提供する物販飲食融合型の「グローサラント」的な売場となる。

「BIO-RALのカフェ」と「BIO-RALの商品」を通じて「BIO-RAL」の世界観を体験してもらい、「また食べに行きたい」「また買い物に行きたい」と愛着を持ってもらえる店舗を目指す。主菜、副菜(1品もしくは2品)、ご飯(玄米もしくは白米)、さらにみそ汁がセットになったランチプレートなどをバイオーダー(ツーオーダー)で提供する。



物販も注力し、うめきた店のオープンから登場する新商品を300種類以上用意した他、うめきた店限定商品として梅田エリアの人気店「大阪ハニー」や「Dali」の商品などを品揃えする。
さんちか店は、「神戸周辺エリアを生活圏内とするお客様の健やかな身体・豊かな暮らし作りをサポートし、神戸地区の旗艦店として『ビオラルの世界観』を発信・浸透させるお店」とのコンセプト下、近畿圏で初となる対面の惣菜コーナーを導入し、18種類の商品を対面販売。

また、駅直結型の立地特性を生かし、惣菜の品揃えを強化する。PB「BIO-RAL」の商品や食品添加物に配慮した原料を使用し、かつ彩りやおいしさにもこだわった商品を展開する。
また、神戸在住の人は地元愛が強く、地場野菜、地元企業や神戸ブランドを好まれる傾向があるとの調査結果を受け、地元商品へのニーズに応える意味で、神戸で作られた商品を「さんちか店」限定で多数用意する。
また、今回の2店のオープンに合わせ、PB「BIO-RAL」から約80種類の新商品を発売する他、インストアベーカリー「小麦の郷」からは国産有機小麦を使用した食事パンを発売する。


その他、「健康最新トレンドの発信」をテーマに、トレンドに合わせた商品を品揃えする。「親子で買い物に行きたくなるお店」を目指して、有機原料を使用した商品、添加物を使用していない商品などを取り扱う「子ども・幼児向け菓子コーナー」を設置する他、紅茶や緑茶、ウーロン茶などのお茶を原料に、「スコビー」を呼ばれる酵母菌で発酵させることで腸内環境を整える作用があるといわれる「コンブチャ」、ボディメイクやダイエットを意識する層に向けて「プロテインバーやエナジーバー」などを展開する。
ビオラルうめきた店概要
所在地/大阪府大阪市北区大深町5-54グラングリーン大阪南館地下1階
営業時間/物販:10時~22時、カフェ:11時~21時
売場面積/330㎡
アイテム数/約3200種類
ビオラルさんちか店概要
所在地/兵庫県神戸市中央区三宮町1-10-1さんちか1番街
営業時間/物販:10時~22時、カフェ:11時~21時
売場面積/366㎡
アイテム数/約4000種類