ライフminanoba相模原店がオープン、神奈川県相模原市内に約11年半ぶり、6店目の出店、商業施設内でハレとケの需要両にらみ
2025.02.26
ライフコーポレーションは神奈川県相模原市内に3月5日、ライフminanoba相模原店をグランドオープンする。

「暮らしのインフラ」をコンセプトとした地域密着型商業施設「minanoba」の第1号店としてオープンするもので、同社として相模原市内に新規出店するのは2013年9月オープンの上鶴間店以来、約11年半ぶり、6店目となる。今回のオープンで同社として全315店体制、首都圏では145店体制となる。小田急電鉄小田原線の小田急相模原駅から徒歩約9分に立地する。

店舗から1km圏内の年齢別人口構成は50代が15.4%と最も高く、次いで40代が15.2%と続き、単身世帯比率が51.9%、2人世帯比率が24.1%と、全体の7割強が少人数世帯となている。

単身、2人世帯が多いことから、普段使いの平日に加え、週末などの車での来店も想定し、生鮮食品や惣菜は少量目から買い得感ある大容量商品まで幅広くラインアップする他、プライベートブランド商品の「スマイルライフ」「ライフプレミアム」「BIO-RAL(ビオラル)」も種類豊富に展開する。
大型店ではないが、商業施設内への出店ということで、同社の最新マーチャンダイジングが投入される。
水産、畜産では、生鮮惣菜の「さか菜亭」「肉屋さんの手づくりおかず」を展開。旬の魚介類やオリジナルの「あまに豚」「あまに鶏」などを使用した生鮮部門ならではの惣菜として打ち出す。
畜産では冷凍素材コーナーを設置。冷凍庫にストックしておきたい冷凍肉を大容量かつ値頃で提供する。汎用性の高いベーシックな豚肉や鶏肉の他、弁当のおかずや馬刺しなど、解凍すればそのまま食べられる便利な商品として訴求する。
水産では鮮魚対面コーナーを設置。鮮魚を対面で販売しながらお客の要望に合わせた調理を実施する。曜日限定で小田原漁港、真鶴港からその日の朝に水揚げされた鮮魚の販売も行う。
惣菜では弁当を種類、サイズ豊富に展開。地域最大の品揃えの「お弁当コーナー」として強化する。和、洋、中さまざまな種類、かつミニサイズから大盛りサイズまで、バラエティ豊かに取りそろえる。
インストアベーカリーの「小麦の郷」では時間帯に合わせた商品を焼き立てで提供。おやつやちょっとした手土産にも喜ばれるシュークリームや焼き菓子も展開する。
また、地域性を生かした取り組みとして惣菜、小麦の郷、食品では、相模原市内で鶏舎や卵の直売所が点在する市道の「たまご街道」をモチーフとした品揃えを実施。卵売場では「小川フェニックス」の「鳳凰卵」を販売する他、鳳凰卵を使用した「鉄板玉子焼きメニュー」や「だし巻きたまごサンド」を惣菜売場、小麦の郷で展開する。
畜産、食品では「鎌倉ハム」のハム、ベーコン、ソーセージをコーナー化して販売する他、米菓売場では神奈川銘菓の海鮮せんべいを種類豊富に取りそろえる。
健康関連の売場としては、まず、多くの店舗に設置されるようになっている「BIO-RAL」コーナーを設置。「オーガニック・ローカル・ヘルシー・サステナブル」のコンセプトに沿った、体にやさしく、素材本来の味を楽しみたい人にお勧めの商品を取りそろえる。
農産では有機農産物をコーナー化し、有機野菜や「BIO-RAL下ゆで有機野菜シリーズ」などを取りそろえる。
また、食品では「高タンパクコーナー」を設置し、健康志向の高まりから市場が拡大している高タンパクヨーグルトを取りそろえる。
生活関連のベビー・ペットに関しても、オーガニックのベビーフードや無添加のペットフードなど、健康に配慮したこだわり商品を豊富に取りそろえる。
ライフminanoba相模原店概要
所在地/神奈川県相模原市南区南台3-1-30minanoba相模原1階
オープン日/2025年3月5日
営業時間/9時~22時
駐車場/192台(「minanoba相模原」駐車場共有)
建物構造/鉄骨造地上2階建て(売場1階)
売場面積/1616㎡
店長/長島克将
従業員数/109人(社員18人、パートナー91人)
売上目標/25億円