マルエツ プチ早稲田駅前店が6月27日オープン、都内地下鉄駅至近に小型店フォーマットで出店
2025.06.20
マルエツは6月27日、東京都新宿区にマルエツ プチ早稲田駅前店をオープンする。マルエツ プチフォーマットは、都市部のニーズに対応した身近で便利な小型店舗として同社が2000年から開発を進めてきた。欧米の街中にある「エクスプレス」が冠されたスーパレットなどと呼ばれるフォーマットと似ていて、同社も属するイオングループのまいばすけっとともターゲットは共通だが、マルエツ プチの方がスーパーマーケットとしての品揃えが格段に充実している。

東京メトロ東西線早稲田駅2番出口から西側に約100m、徒歩約1分の場所に位置し、周辺には教育機関やオフィスが建ち並ぶ立地となっている。半径300m圏の人口は3547人、世帯数は2369世帯となっているが、2023年対比の24年の世帯伸長率は100.9%と微増、世帯当たり平均人員は1.5人。世帯人員比率は新宿区と比較して、単身世帯が71.7%と3.9%ポイント高く、2人世帯が14.7%、3人世帯が7.6%、4人以上世帯が6.0%と、それぞれ2.3%ポイント、1.1%ポイント、0.5%ポイント低い。
年齢別人口構成比は新宿区と比較して、20~39歳が36.8%と3.6%ポイント高く、0~19歳が11.3%、40~64歳が32.1%、65歳以上が19.7%と、それぞれ1.0%ポイント、2.5%ポイント、0.3%ポイント低い。
マルエツとしては東京都153店体制、全社では309店体制となる。引き続き、マルエツとして取り組む「鮮度」「商品との出会い」「繋がり」「多様な買物体験」という4つの価値の提供を目指す。
生鮮食品に加え、商圏特性に合わせた品揃えに取り組む。青果では、普段使いの需要が多い商品を中心とした品揃えにした上で、特にカット野菜など簡便商品の取り扱いを強化。
精肉では牛、豚、鶏、ひき肉を小量目から中量目をメインに品揃えする他、加工肉はベーシックな商品を中心に品揃えすると共にプライベートブランド商品のmaruetsu365商品の品揃えも充実させる。鮮魚では、刺身スライスや「お魚屋さんのおつまみ」、珍味「魚の肴」などを集合陳列し、にぎわい感のある売場を展開すると共に生鮮惣菜の品揃えを強化。

生鮮惣菜は惣菜売場で集合展開する。ローストビーフ、ローストポークの他、焼き鳥や唐揚げなどの「おつまMEAT」、魚のつまみを集めた「おつなFISH」を品揃えする。

惣菜では、素材や調理法にこだわって開発、製造した「まいごころ」(米飯商品)、「うまごころ」(惣菜)のオリジナルブランド商品を多数展開。簡便商品のレンジアップ商品や洋風メニューの品揃えも充実させる。

日配食品でも簡便性、即食性の高い商品を展開。さらに冷凍食品売場ではレンジアップタイプの一食完結型のワントレー商品の品揃えを強化する。

一般食品では飲料、酒の売場にて新商品コーナーを展開し、新規導入商品を積極的に取りそろえる。また、市場が伸長しているグミ、ポケット菓子の品揃えを強化。

生活用品では、消耗雑貨を中心に地域の需要に合わせた品揃えを展開。また商圏特性に合わせて、筆記用具やノートなど文具商材の取り扱いも実施。


マルエツ プチ早稲田駅前店概要
所在地/東京都新宿区馬場下町11-1
オープン日/2025年6月27日
営業時間/8時~22時
建物構造/鉄筋コンクリート造3階建て(マルエツ店舗は1階)
売場面積/約240㎡(72.6坪)
従業員数/13人(8時間換算)
店長/喜多川健太
年間売上高目標/3.5億円