城取博幸
城取フードサービス研究所代表。大学卒業後、大手外食企業に就職。退社後スーパーマーケットにてバイヤー、店長を経験。「ミールソリューション」「ホームミール・レプレイスメント」に興味を持ち、その後独立。チルド商品、惣菜のコンサルタントとして、スーパーマーケット、食品メーカーのミールソリューション、商品開発の指導、セミナーを行う他、国内外の食品小売業、生鮮市場、レストラン、食品メーカーを数多く視察、研究。国内外のスーパーマーケットを紹介したブログ、ホームページの「スーパーマーケット見聞録」は多くのアクセスがある。
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イケアがシティショップ初の「スウェーデンレストラン」を渋谷にオープン、レストランまで併設して「食」を提供する理由とは?
城取フードサービス研究所 城取博幸(商品レポート)/編集部(概要) 「より快適な毎日を、 より多くの方々に」をビジョンに、ホームファニシング商品を販売する「IKEA」を日本で展開するイケア・ジャパンは4月21日、IKEA渋谷の7階に日本のシティショップ(都市型店舗)で初めてとなる「スウェーデンレストラン」をオープンした。 IKEA渋谷は昨年11月30日にオープンした。世界初の7階建ての店舗で、最上階の7階フロア全体をレストランに充てている。 緊急事態宣言を挟むなど新型コロナウイルスの影響を強く受けつつも、オープン後のIKEA渋谷の売上げは順調だという。さらにオンラインの販売がそれをサポートして…
2021.05.11
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ヨークベニマル今泉店の小型店戦略を体験&分析
ヨークベニマルが小型店をオープンした。営業時間は9時30分~21時30分、駐車場台数50台の小型店だ。売場面積は389坪。既存のヨークベニマル泉が丘店からは車で8分、徒歩30分の距離だ。「小型店は採算が合わない」と言われているが、あえて小型店の出店に踏み切った背景とその根拠はどこにあるのか実際に店を視察してみた。 小型店を出店する3つの理由 ①消費者の変化 高齢化、人口減、過疎化により、遠くの店へ車で行かなくても近くの店で買物を済ませる傾向が見られる。特にコロナ禍においては買い回りが減っている。過疎地域においてもそれほど大型店は必要なくなった。店があるだけでありがたいという地域もある。 ②外的…
2021.03.18
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イオングループの新フォーマット「パレッテ」はアルディ、リドルのようなハードディスカウントだ
イオンが新会社パレッテを設立して開業した新フォーマットの「パレッテ」の1号店が、昨年12月5日、神奈川県大和市にオープンした。 イオングループには都市型小型店のまいばすけっとや経営統合したビッグ・エーとアコレがあるが、それらとは大きく異なり、売場面積が300坪以上はある比較的大きな店だ。訪店した感想は、「ドイツ発祥のハードディスカウントが日本にも出現した」というもの。 最近のアルディやリドルの大型店に比べると少し小さめだが、店内に入ればヨーロッパのハードディスカウントの「臭い」がする。コロナ禍明けには、価格競争が激化するとの声も多い中、そうした時代への布石となるか。 アルディ、リドルとの10の…
2021.01.31
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長野県外に初出店したツルヤ前橋南店、「信州」を全面に打ち出した商品力に学ぶ
長野県小諸市に営業本部を置くツルヤは、店舗数36店、年商1000億円弱の規模だが、プライベートブランド(PB)商品などオリジナル商品などの商品力、そしてそれを販売する店舗運営力などに定評のある有力スーパーマーケット(SM)企業だ。そのツルヤが、11月12日、初の長野県外、群馬県前橋市に前橋南店を出店した。 前橋駅からツルヤに向かうタクシーの中で、ツルヤの店の話題になった。そのドライバーによると、前橋からツルヤ軽井沢店に行く人は少なくないという。軽井沢までは高速道路を使えば1時間、下道でも1時間30分だ。「佐久や小諸は長野県だが、軽井沢は軽井沢という隣町に行くようなもの」という。 それだけツルヤ…
2020.11.25
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関西で大きな話題! ロピア寝屋川&尼崎を「肉」視点で体験してみて分かった「強さ」の一端
ロピアが関西地区に出店した。1号店は9月29日に大阪府寝屋川市にオープン、次いで10月27日に兵庫県尼崎市に2号店をオープンした。さらに11月24日に大阪市鶴見区に3号店をオープンさせる予定だ。10月下旬に2店を訪店したがどちらもよくお客が入っていた。 ロピアは精肉に注力したスーパーマーケット ロピアの安さと鮮度ばかりに目が行くが、「肉」を中心に店を見ればロピアの狙いが見えてくる。果物売場には「カットフルーツ」がない。鮮魚売場には「寿司」はあるが「刺身の盛り合わせ」がない。これらだけでも普通のスーパーマーケット(SM)とは違うことに気づくだろう。惣菜売場では肉を使った弁当や惣菜を販売している。…
2020.11.14
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外食と惣菜の垣根を超えるニューノーマル時代を象徴、外食ビジネスウィーク2020で見た「5つの兆候」
2020年9月24、25日、東京ビッグサイト青海展示棟で、「外食ビジネスウィーク2020」(主催・外食ビジネスウィーク実行委員会)が開催された。AホールとBホールを使い、食品、飲料で約210社、設備、サービスで約100社が出展。オンライン展示会やオンラインセミナーも開催された。リアルとウェブ両面での展示会であった。 来場者は2日間計で約1万6000人だったが、その様子からは外食関係者が新たな、商品、ビジネスに強く興味を持っていることがうかがえた。「安全」「健康」「効率改善」をテーマに会場を見て回った。幾つかの特徴を紹介したい。 惣菜関連の資格 外食関係の展示会に日本惣菜協会が出展した。ブースで…
2020.10.15







