セブン-イレブン・ジャパンが5月から税込価格表示を「小数点第2位まで」に変更

2021.04.27

セブン-イレブン・ジャパンが商品の価格表示について5月以降、順次変更すると発表した。税込価格を「小数点第 2 位」まで表示する。

現行の税込価格の表示は商品の税抜価格に税率を掛け、1円未満を切り捨てた金額を表示している。そのため、単品購入時と複数個を同時に購入した場合とでは、各商品に表示された税込価格の合計金額と差額が生じることがある。今回、分かりやすい価格表示で購入金額計算の参考にしてもらうため、「小数点第2位まで」の税込価格を表示することとした。一部商品には小数点第2位まで表示しない場合もある。

5月以降順次変更するに当たり、店内に告知ポスターを掲出する。変更対象は、プライスカード、品名シール、店内販促物、セブン-イレブンホームページ、セブン-イレブンアプリなど。

総額表示で発生する問題として以前から表面化

4月からの総額表示義務化で、本体価格併記の有無、表記の大きさなど企業によってさまざまな価格表示が採用されている。

税込みの総額で発生する端数は、単品での購入時は切り捨て、もしくは切り上げとなり表面化しづらいが、複数購入した場合、単品の総額表示の合計額とずれが生じることがある。誤解が生じやすいことから、今回の総額表示義務化に際して小数点以下を表示する企業も増えている。

2004年に総額表示が義務化された際には、多くの企業が整数の売価のみを表示する中、首都圏地盤のオーケーが「銭」まで表示することで問題提起していたが、総額の売価を意識した値付けなどもあったことから全体としては整数の売価が一般的だった。

その後、13年の消費増税に際して時限的に本体価格表示が認められる中、本体価格のみ、もしくは併記が多かったことからさらにこの問題は表面化することがなくなっていたが、今回、改めて焦点になっている。なお、オーケーは今回の総額表示義務化に際し、小数点第2位までの表示を採用している。

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