無印良品広島アルパークが世界最大店舗として国内最大級の品揃えで4月22日オープン

2022.04.22

2022.03.28

無印良品を展開する良品計画は、広島県西区の複合商業施設「ALPARK(アルパーク)」内に世界最大の大型店「無印良品広島アルパーク」を4月22日にオープンする。

同施設内に入っていた無印良品を増床リニューアルする形でのオープンとなる。

国内最大級の品揃えを提供する「生活全部店」として、「地域の皆さまとすこやかな暮らしをつくる」をコンセプトに「食べることを楽しむ」「環境について考える」「健康を保つ」「住まう・くらす」「法人向けの空間サービス」「地域がつながる場所」の6つのキーワードで地域に根差した商品やサービスの提供を目指す。

無印良品では無印良品の基本となるすべての商品とサービスを提供する大型店舗を「生活全部店」と位置付けている。今回は「無印良品東京有明」に続く2店舗目の「生活全部店」となる。

容器の削減につながる取り組みとして、無印良品として初めてシャンプーなどのヘアケア製品の量り売りを始める他、規格外などの理由で未利用だった木材を活用した家具の販売も開始。「SDGs(持続可能な開発目標)未来都市である広島県における地球資源の循環化および資源効率の最大化を目指す」としている。

ヘアケア製品の量り売りについては、広島県が2021年6月、「2050年までに瀬戸内海の新たな海洋プラスチックごみをゼロにする」と宣言するなどプラスチックごみが漂うことのない瀬戸内海を実現するべく取り組みを進めていることもあって、良品計画としても容器の削減を目指す取り組みを強化したとしている。

無印良品の「PET詰め替えボトル」、あるいはお客自身で用意した容器を使用し、資源を有効活用しながら無印良品のシャンプー、コンディショナーとボディソープ、ハンドソープを必要な分だけ購入できる量り売りとなる。

商品販売以外にも繊維類、ペット素材、本、保冷剤などの回収を実施。回収したものはそれぞれリユース、リサイクルする。例えば、無印良品の衣服は染め直し、「染め直した服」として再商品化したり、服の原料やバイオマスエネルギーの1つであるバイオエタノールにリサイクルしたりする。不用なものを廃棄せず循環させて次につなげる取り組みを行うことでごみを減らし、資源循環型の社会を目指す。

「食」も強化、物販にとどまらず健康提案やフードロスの取り組みも実施

また、リニューアル前と比べて、冷凍食品をフルラインアップするなど「食」を強化する他、布団や枕、タオルなどのファブリックス、収納家具など「生活雑貨」も品揃えを大幅に強化。

食については、忙しい人にも手軽に食を楽しんでもらえるように、レトルト商品や冷凍食品などの商品を販売。冷凍食品は広島県内の無印良品で初めてフルラインアップの約80種類を販売。また、広島のおいしいものが地域で生産、流通、消費されることを目指し、広島県産の青果など地域商品の販売や広島の食材を使った商品も開発中だという。

キッチンカウンターでは体づくりや食育などをテーマに野菜ソムリエの資格を持った店舗担当者が広島県産の食材や無印良品の商品を使ったレシピなど、野菜をおいしく食べられる、健康を意識したレシピを提案する。

またフードロスの削減のため、食品やブレンドティーについて必要な分だけ購入できる量り売りも開始する。食品は雑穀や乾物を中心にコーヒーやナッツ、ドライフルーツなどを20g以上から1g単位で購入できる他、ブレンドティーは緑茶、ほうじ茶、ルイボス茶の3種をベースにフルーツなどを組み合わせて作った32種類のオリジナルレシピの茶葉を30gから10g単位で購入できる。

お客の「住まう」「くらす」ことに関する商品やサービスとして、家具の販売ではサイズオーダーができる家具や素材を選べるラグ、カーテンなどの商品を販売、また、収納、引っ越し、リフォームなどにおけるさまざまなくらしの悩みを専門のアドバイザーに相談できるサービスも提供する。

また、法人向けの空間サービスとして、過疎化や少子化の進行により増加している廃校、空き家や遊休スペースなどを活用し、「家」「オフィス」「商業施設」「公共」の4つの分野において企画から考える空間づくりのサービスを提供。地域活性化をテーマに地域の人が集まりコミュニケーションが促進されるような空間づくりを提案し、空間の価値を高めることを目指す。

その他、地域の人が健康の不安を解消し、いつまでもすこやかに地域社会で活躍できるように「まちの保健室」を開始。日替わりで常駐する地域の看護師、理学療法士、保健師、管理栄養士が健康相談に応じる。これは西日本では当店で初めて導入されるサービスとなる。

商品では日焼け止め、防臭Tシャツなど運動時に必要となる商品や歩数計などの体を整える商品を取りそろえる他、調剤薬局では薬も購入できる。なお、医薬品、一般用医薬品の販売はクオールホールディングスが担当する。

無印良品広島アルパーク概要

所在地/広島県広島市西区井口明神1-16-1アルパーク西棟1-2F

オープン予定日/2022年4月22日

営業時間/10時~20時

売場面積/約1870坪(増床前230坪)

お役立ち資料データ

  • noimage

    2025年 下半期 注目店スタディ

    2025年下半期も多数の注目店がオープンしました。25年下半期は特に首都圏に本格進出を果たしたバロー、トライアルの動きが大きな注目を浴びました。11月にバローとして首都圏に初出店を果たしたバローホールディングスは、その非常に力の入った店づくりが業界内外で大きな話題となりました。一方、7月の西友子会社化を経て、両者のマーチャンダイジングを融合した2つの新フォーマットを開発したトライアルは、その店づくりによる話題提供にとどまらず、このわずかな期間にも着実にそれぞれの店数を増やすなど、そのスピード感ある展開も注目です。もちろん、その他の店も注目店満載です。今回も上記2社の店を含む6店について、出店背…

  • 2025年上半期 注目店スタディ

    これまで約30年間続いたデフレ傾向から一変し、インフレ傾向が続く2025年。値上げや人手不足の対策に追われたこの上半期ですが、引き続き注目新店は登場し続けています。今回もその中から厳選した6店舗を独自の視点でピックアップ。今回は出店背景、店舗運営、商品政策(マーチャンダイジング)について、押さえておきたいポイントをコンパクトな資料としてまとめました。引き続き、企業研究、店舗研究、商品研究の他、実際に店舗を訪問するときの参考資料としてご活用いただければ幸いです。 <掲載店舗一覧> ・ヤオコー/杉並桃井店 ・ヨークベニマル/ヨークパーク ・ヨークベニマル/ミライト⼀条店 ・サミット/サミットストア…

  • 2024年上半期 注目店スタディ

    2024年上半期も注目新店がたくさん出ました。今回はその中から厳選した6店舗を独自の視点でピックアップしました。今回もいつものとおり、企業戦略、出店背景、商品政策(マーチャンダイジング)までを拾いながら記事にまとめました。豊富な写真と共にご覧いただければ幸いです。 注目企業の最新マーチャンダイジングの他、売場づくり、店舗運営など、いまのスーパーマーケットのトレンドも知ることができる一冊となっています。企業研究、店舗研究、商品研究の他、実際に店舗を訪問するときの参考資料としてご活用いただければ幸いです。 <掲載店舗一覧> ・ライフ/ソコラ所沢店 ・ヤオコー/武蔵浦和店 ・サミットストア/ららテラ…