イオンタウン東浦和が2026年春開業、コンパクトな「都市型」SCでワンランク上のライフスタイル提案
2025.01.17
イオングループで、近隣型のネイバーフッドショッピングセンター(NSC)を多数手がけるイオンタウンは、埼玉県さいたま市緑区にSCのイオンタウン東浦和の出店が決定したと発表した。
埼玉県の南東部に位置する政令指定都市のさいたま市は人口約140万人、面積217.43㎢の埼玉県最大の都市。出店計画地はさいたま市緑区、JR武蔵野線の東浦和駅から北に約50mの駅前。足元商圏にも恵まれた、公共交通機関や徒歩、自転車での来店に大変便利な立地となっている。

形態としては、「都市型」SCとして「ウェルネス・ステーション」をコンセプトとし、「地域のにぎわい」創出を目指す。毎日の食を提供するスーパーマーケットや飲食店などの「食」の専門店に加え、地域住民の健康的な生活を支えるドラッグストアやクリニック、さらに日々の利便性を高めるサービス店などのテナント誘致を計画。テナント構成としてはNSCに該当する。
駅前立地のメリットを生かし、コンパクトながらワンランク上のライフスタイルを提案するSCを目指すとしている。
モータリゼーションを背景に、郊外をターゲットに商業集積のメリットを生かす形で施設数を増やしてきたNSCだが、少子高齢化や人口減を受け、都市部での展開は今後さらに増えていくものとみられる。
郊外では広い敷地に駐車場を設け、平屋建ての別棟での展開が一般的だが、都市部の場合は、多層階、さらにテナントについても、相対的に高い不動産費を賄うために粗利益重視ということで、高級に寄ったパターンになるのは自然の流れで、今後、こうしたパターンが増えていくだろう。
イオンタウン東浦和概要
所在地/埼玉県さいたま市緑区東浦和1-1-6、7、8、9
オープン予定/2026年春
駐車台数/約20台
駐輪台数/約190台(近隣駐輪場施設を含む)
構造/鉄骨造4階建て
敷地面積/2802.45㎡(約847.74坪)
延べ床面積/約5600㎡
店舗予定数/20店舗