ヨークベニマル西ノ内店が2月28日に、商業施設ヨークパークが3月14日にオープン、旧イトーヨーカドー郡山店跡を再開発
2025.02.14
ヨークベニマルは、福島県郡山市の商業施設「ヨークパーク」にヨークベニマル西ノ内店を2月28日にオープンする。スーパーマーケットの食品売場が先行オープンし、衣料売場は3月14日にオープン予定。
同店は旧イトーヨーカドー郡山店跡を再開発するもの。福島県81店目となり、同社の店舗は他に宮城県64店、山形県22店、栃木県35店舗、茨城県47店の合計249店となる。福島県郡山市には2023年1月オープンの桑野店以来、19店舗目の出店となる。
郡山市の中心部、うねめ通りと内環状線の交差点付近に位置し、郡山駅からは車で約10分の距離にある。施設前には福島交通のバス停留所「西ノ内二丁目」があり、交通アクセス良好な立地となっている。

半径1km圏内の人口は1万525人、世帯数7447世帯で、1、2人世帯が75%を占める。学校、病院をはじめ、会社やマンションが多いエリアとなっている。
同社としては、圧倒的な品揃えとサービスで日常の暮らしからハレの日まで「それぞれの目的が叶う」地域ナンバーワンの品揃えと地域密着、コミュニティ促進をテーマに、日々のおかずや、個食、簡便商品、土産やギフト品などの取り扱いを拡大し、鮮度、味、旬、商品技術などを「極め」、お客に満足してもらえる品揃えを目指すとしている。
ハレからケまで、総合的に地域の需要に応える、ワンストップ性を高めた地域ナンバーワン店舗を目指すということになる。総合スーパー(GMS)跡地ということで、多層階のショッピングセンターを形成し、さらにヨークベニマルとしても食品の品揃えの充実に加え、久しぶりに衣料品を一定程度取り扱うなどより「総合」性を高める。


鮮魚では「四季折々の旬の魚を食卓に」をテーマに、全国各地の市場を活用し、丸魚、活物の有人販売を実施。また、希少部位を含めたマグロ売場の充実を図り、「鮮度、味、品揃え、技術」で満足してもらえる売場を目指す。
精肉の和牛コーナーでは、地元のヨークベニマルオリジナル厳選和牛「福島BEEF」をメインに、松坂牛、ステーキコーナーでは赤身の品揃えにこだわる。
青果のカットフルーツコーナーでは、果物をトッピングしたプリン、杏仁豆腐や焼き芋ブリュレなど、店内で加工した商品を提案。また、フラワーコーナーでは、切り花からアレンジメント、観葉植物や季節の鉢花など、季節の訪れを感じられるような売場づくりを実施する。
惣菜は同社最大級の売場スペースを確保し、生米を店内で炊き上げたおこわや弁当に加え、健康を意識した体にやさしい惣菜を取りそろえる。また、地元食材を使用した新しいジャンルの洋風総菜をラインアップする。
寿司ではマグロを使用した特選握り寿司や海鮮丼、具材にこだわったおにぎりを提案。
デイリーでは店内で加工したワインに合うカットチーズや生活スタイルに合わせた即食商品コーナーなど、「ライフスタイルアソートメント」をテーマに、季節や食卓シーンに合わせた品揃えを充実させる。
グロサリーの酒コーナーは圧倒的な品揃えでさまざまな食のシーンに対応。また、「地元調味料」の充実や「洋風調味料」の品揃えの拡大、「簡便食品」のコーナー化を図る。また、「ペットフード」は、鮮度感が高く、より美味しさを追求した「冷凍食品」を新規に取り扱い、品揃えを充実させる。
衣料部門では、子育て世代からシニア層まで幅広い年代の日常着、服飾雑貨、寝装関連までをトータルで提案。ファミリーがそろって買物を楽しめる空間を目指す。ゴールデンベア、クロコダイル、F.O.KIDS、東京イギン、ワコール、トリンプ、グンゼ、西川などのブランドを取り扱う。
ヨークパークは建物が5層、売場は4層の構成で、4階は「キッズ・カルチャー・飲食ゾーン」、3階は「服飾・コスメ・雑貨ゾーン」、2階は「アパレル・雑貨・カフェゾーン」、そして1階が、ヨークベニマルによる「食品・アパレルゾーン」となる。
ヨークベニマル西ノ内店概要
所在地/福島県郡山市西ノ内2-11-40
オープン日/2025年2月28日
営業時間/1階食品売場:2月28日~3月16日は10時オープン、3月17日からは9時30分~21時、2階衣料売場:10時~20時
売場面積/食品:2942㎡、衣料:1616㎡(ヨークベニマル)
年商見込み/42.7億円(初年度)
店長/吉田恒男
従業員数/205人(正社員21人、地元採用者184人)
商圏/人口1万525人、世帯数7447世帯(1km圏内)