イオンタウンあびこ駅前が2026年春、大阪市住吉区、あびこ駅近くに開業、中心分近隣の日常の「食」需要特化
2025.03.17
イオンタウンは、大阪府大阪市住吉区にネイバーフッドショッピングセンター(NSC)のイオンタウンあびこ駅前の出店を決定したと発表した。
大阪市は政令指定都市、かつ大阪府の府庁所在地であり、人口約280万人、面積225.33平方キロメートルの大阪府最大の都市。開業計画地は大阪市の南部、住吉区に所在し、大阪メトロ御堂筋線あびこ駅から徒歩2、3分の位置にある。あびこ駅は、「なんば」までは約15分、「梅田」までは約25分と、中心部への鉄道アクセスも良好な立地となっている。
周辺には古くからの市街地が形成され、足元商圏にも恵まれた立地。

SCコンセプトは、都市型SCとしての「DAILY FOOD WORLD」。日常生活に欲しいものがそろう「食」の集積店を目指すとする。スーパーマーケットや飲食店、食物販店などの食の専門店を中心に、その他にも地域住民の毎日の利便性を高める物販、サービス店などの出店を想定。
中心部至近ゆえ、あえて中心部まで足を運ばずとも、日常的な食のニーズに応えられることのできる専門店を充実させ、地域住民の心豊かな暮らしを支えるとしている。
イオングループは、ディベロッパー事業において上場子会社で、これまで広域のリージョナルショッピングセンターを全国各地の他、海外でも展開してきたイオンモールの完全子会社化することを発表。また、イオンモールとしてもNSCを出店していく方針を明らかにしている。
一方で、イオンタウンやイオンリテールもそれぞれSCを開発していく方針。今回のイオンモール完全子会社化に際し、今後、イオンモールのノウハウや国際性をディベロッパー事業の他社にも波及させたいとしていることから、今後、イオンタウンのSC開発にどのような影響が見られるかも注目だ。
イオンタウンあびこ駅前
所在地/大阪府住吉区我孫子東2-4-1、2
オープン予定/2026年春
敷地面積/2438.63㎡(約737.7坪)
延べ床面積/約5700㎡
駐車台数/約7台(他、隔地駐車場有)
駐輪台数/約180台
構造/鉄骨造3階建て
店舗数/約20店舗