丸井グループがリユース可能な容器シェアリングサービス「Megloo」の実証実験を開始
2023.07.24
丸井グループ、キリンホールディングス、東京建物の3社は、カマンのリユース容器を活用した容器シェアリングサービス「Megloo」(メグルー)の実証実験を7月24日(月)~7月28日(金)に、中野セントラルパーク(東京都中野区)で実施する。
リユース容器を活用した容器シェアリングサービス「Megloo」(メグルー)とは

地域共通のリユース容器をみんなでシェアすることで、テイクアウト時の使い捨て容器を削減する。
スマホで簡単に借りられ、返却場所は対応店舗どこでもOK。地産地消の食材を中心としたおいしくてヘルシーな味と、優しい気持ちを届ける。

「Megloo」の事業を運営するカマンは、丸井グループが2020年度より開催しているスタートアップ企業とのオープンイノベーションプログラム「Marui Co-Creation Pitch」の第3回大会(2022年12月開催)にて優秀賞を受賞し、現在協業に向けた取り組みを進めている。
当実証実験について

カマンが提供するリユース容器「Megloo」を、中野セントラルパークに出店するキッチンカーのテイクアウト容器と置き換えることで、使い捨てのテイクアウト容器の廃棄を減らすことを目的とした取り組み。
実証実験では、丸井グループ本社ビル、中野マルイ、キリンホールディングス本社が入居する中野セントラルパークサウス前に「Megloo」の回収ボックスを設置する。
返却された「Megloo」は、カマンが回収後、丸井グループ本社の社員食堂にて洗浄したのち、再度キッチンカーに提供することで繰り返し使用する。
当実証実験を行うにあたり、丸井グループは社員や中野周辺のお客への周知活動と意識調査、本社オフィスや中野マルイへの回収ボックスの設置、さらには社員食堂の洗浄施設の提供を行う。
キリンホールディングスは社員への周知活動や意識調査、本社オフィス内への回収ボックスの設置を実施し、東京建物はキッチンカーへの「Megloo」導入の連携及び実証実験の場所提供を行う。
今回の中野セントラルパークにおける実証実験には、5日間で合計35台のキッチンカーが出店する。キッチンカーの直近3ヶ月の平均利用者数は1日あたり443人。
当実証実験期間中には、約3割の方に「Megloo」を利用してもらい、テイクアウト容器の廃棄を削減することをめざす。
実施概要
開催期間:2023年7月24日(月)~7月28日(金)
実施会場:中野セントラルパーク
回収ボックス設置場所:中野セントラルパーク キッチンカー横、中野マルイ(オフィスワーカー限定…セントラルパークイースト1F、セントラルパークサウス1F、キリンホールディングス、丸井グループ本社)

丸井グループは、めざすべき方向性を明確化した「インパクト」を目標にかかげており、その実現のためにはステークホルダーの皆さまとの共創が不可欠であると考えている。「インパクト」は、①将来世代の未来を共に創る、②一人ひとりの「しあわせ」を共に創る、③共創のエコシステムをつくるという3つのテーマからなり、本実証実験は①の重点項目である「サステナブルな消費、暮らしの革新」に寄与する。

また本実証実験終了後の7月29日(土)、7月30日(日)の2日間、丸井グループの有楽町マルイでサステナブルイベント「脱プラ生活応援フェス」を開催する。
今回は世界で3億人が参加するオーストラリア発祥の使い捨てプラスティックを減らすムーヴメント「プラスティックフリージュライ(R)」が実施される7月にマルイで開催するイベントで、ライブペイントやトークショーなど、楽しいコンテンツを多数用意している。
カマンにも今回のイベントに賛同してもらい、Meglooの展示、並びにイベントに出店する飲食店の容器の一部をリユース容器で提供する予定だ。