ローソン、佐川急便と連携して「不在再配達荷物の店頭受け取り」の実験エリア拡大
2022.04.22
2022.03.28
株式会社ローソンは、佐川急便株式会社と連携し、ローソンの既存店舗を活用した不在再配達荷物の店頭受け取りサービスの実験を、2022年3月29日から2023年2月28日までの間、山口県内の101店舗で開始する。
ローソンと佐川急便は、2020年2月から栃木県内の24店舗で同様の実験を開始し、2020年8月には山梨県内の54店舗、2021年9月には長崎県五島市の5店舗、2021年11月には島根県の108店舗に実験エリアを拡大してきた。実験の結果を踏まえて、今後の実施エリアのさらなる拡大を検討する。
この取り組みにより、受け取り方法の多様化によるお客様満足の向上や、不在再配達に伴う配達トラック台数の削減によるドライバー不足の解消およびCO2の削減に繋げる。これまでの実証実験では、ローソン店頭での不在再配達荷物の店頭受け取りにより不在再配達に伴う配達トラック台数が減少し、栃木県では0.2トン、山梨県では0.18トン、長崎県では0.01トン、島根県では0.09トンのCO2削減効果に繋がった。
<実験概要>
今回の実験では佐川急便の配達員が投函する不在票に、不在再配達荷物の「ローソン店頭受け取り」の選択を追加。不在票を受け取った方が様々な再配達方法の中から「ローソン店頭受け取り」を選択すると、対象の荷物は佐川急便の営業所から店舗に配達され、店舗で不在票と引き換えに荷物を受け取ることができる。
<対象店舗>
山口県宇部市、下関市、下松市、岩国市、熊毛郡、光市、山口市、山陽小野田市、周南市、大島郡、長門市、萩市、美祢市、防府市、柳井市(一部店舗を除く)のローソンおよびローソン・ポプラ店舗101店舗
■不在再配達荷物の店頭受け取りの流れ
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ローソンは、2011年9月に山口県と地域活性化包括連携協定を締結し、山口県の地域活性化に向けた活動を行っている。この不在再配達荷物の店頭受け取りの実験は、地域活性化包括連携の一環としても実施される。