イトーヨーカドーPB「ザ・プライス」が4月に累計販売金額20億円突破、販売開始時比約7倍の146アイテムに拡大
2022.04.25
2022.04.23
イトーヨーカ堂は、低価格を目指したイトーヨーカドーのプライベートブランド(PB)商品「ザ・プライス」の累計販売金額が4月に20億円を突破したと発表した。
「ザ・プライス」はイトーヨーカ堂のディスカウントフォーマットとして、これまで大きく2回のタイミングでフォーマット開発され、主に既存店改装の形で展開されてきたフォーマット名だが、PBも同名を冠することから位置づけとしては低価格PBとなる。
「シンプルな商品作りの追及等によるコスト削減の工夫により、いつも使う生活必需品を、品質は変えずに低価格でお客様にお届け」するとの考え方で開発されている。
主な特徴は、①デザインの色を削減してコスト削減、②物流と生産効率を上げて価格に還元、③シンプルな商品作りを追求といったもので、例えば納豆ではたれやからしを入れていない。
販売開始は2021年7月で、取扱数は食品95アイテム、日用雑貨など51アイテムの146アイテムに拡大。アイテム数は発売当初比125アイテム増の約7倍となる。3月末現在、全国のイトーヨーカドー129 店で販売されている。その累計販売金額が4月に20億円を突破した。

ザ・プライスのPBについては、08年の2回目のフォーマット開発の翌年となる09年6月に開発され、展開されてきた経緯があるため、今回は2回目の開発ともいえる。