楽天ポイントの貯め方や、貯められる加盟店とは?特徴やメリット、楽天経済圏の概要と併せて解説
2022.06.15
2022.05.13

楽天ポイントは、ファミリーマートや西友、マクドナルド、東急ホテルなどさまざまな加盟店で貯められるポイントで、利用している人も多いかもしれない。
しかし、街の店舗やショッピングサイトの楽天市場だけでなく、楽天トラベルやラクマ、楽天でんきなど楽天グループが提供する多種多様なサービスがあり、それを利用することでも貯められる。
2022年5月11日には、日本航空と提携し、楽天ポイントとJALマイルの相互交換が可能になるなど、さらなる広がりを見せている。
本記事では、そもそも楽天ポイントとはどのようなポイントなのか、楽天ポイントを利用するメリットでもある「楽天経済圏」とは何か、楽天ポイントの貯め方や、利用できる店舗を紹介していく。
目次
楽天ポイントとは?

楽天ポイントの利用を始めるには
楽天ポイントとは、楽天グループのサービスや、街のお店などの提携店で貯められるポイントのこと。貯まったポイントは1ポイント=1円で現金の代わりとして利用できる。
店舗で楽天ポイントを利用するには、楽天会員になることと、楽天ポイントカードの発行が必要になる。楽天ポイントカードは、楽天ポイントカードが使える店舗で発行ができる。
また、楽天ポイントカードアプリをダウンロードし、登録手続きを行うことでもアプリ上で楽天ポイントが使えるようになる。アプリだけでも楽天ポイントを貯めることはできるが、利用できる店舗は限定されてしまうので注意が必要だ。
また、楽天ポイントカードには通常のポイントカード以外にも、クレジット機能付き、楽天Edy機能付き、と合計3種類のカードがある。 会計時に楽天ポイントカードを提示すると100円に付き1ポイント貯まるが、それに加えて楽天Edyで支払うと200円で1ポイント貯まる。
また、クレジット機能付きでは100円で1ポイント貯まる。そのため楽天ポイントカードの提示に加え、クレジット機能付きのカード、もしくは楽天Edyで支払いをすることでポイントの2重取りができるのだ。
有効期限と期間限定ポイント
楽天ポイントの有効期限は、最後にポイントを獲得した日から1年間。1年間ポイントを獲得しないと失効してしまうが、期限内に一回でもポイントを獲得すると有効期限が延びる仕組みだ。楽天ポイントには、この1年間の有効期限を持つポイントとは別に「期間限定ポイント」がある。
期間限定ポイントは楽天スーパーセールなどのキャンペーンにより獲得できるポイントで、キャンペーンにより有効期限が異なり、楽天ポイントのアプリや楽天PointClubのトップページ等のwebサイトで期限の確認ができるようになっている。
ポイントの利用上限
楽天ポイントは、楽天会員のランクによってポイントの利用上限が決まっている。ダイヤモンド会員の人は、一回の支払いで50万ポイント、プラチナ会員、ゴールド会員、シルバー会員、レギュラー会員の人は3万ポイントが上限だ。
また、1カ月の利用上限はダイヤモンド会員の人で50万ポイント、プラチナ会員、ゴールド会員、シルバー会員、レギュラー会員の人で10万ポイントとなっている。
楽天ポイントのメリットは「楽天経済圏」でポイントが貯めやすいこと
「楽天経済圏」とは?
楽天ポイントは、西友やマクドナルドなど利用できる店舗が多く、ポイントが貯めやすいという特長がある。だが楽天ポイントのメリットはこれだけではない。
楽天グループには、ショッピングができる「楽天市場」、スマートフォンの「楽天モバイル」、フリマアプリの「ラクマ」、生命保険の「楽天生命」、旅行予約ができる「楽天トラベル」など、日常生活や娯楽に関連するさまざまなサービスがある。
支払いを楽天カードにし、カードの引き落としを楽天銀行にするなど、生活に密接するサービスを楽天グループで統一できるのだ。このように楽天グループのサービスを日常の中で利用できるという仕組みを楽天経済圏という。
楽天経済圏で利用するサービスを統一することで楽天ポイントが貯まりやすくなる仕組みになっている。
固定費にポイントが利用できる
楽天経済圏で統一して生活をすることで、楽天ポイントが貯まりやすくなるというメリットがある。「楽天でんき」「楽天モバイル」「楽天ガス」などを利用すると、生活費の固定費を楽天ポイントで支払うことも可能だ。
楽天ポイントの貯め方

楽天経済圏のサービスでSPU(スーパーポイントアッププログラム)を利用する
「SPU(スーパーポイントアッププログラム)」とは、楽天グループのさまざまなサービスを利用すると、楽天市場での買物がポイントアップするプログラムのこと。エントリーは不要で、条件を達成するだけでポイントアップする。
例えば、次のようなポイントアップがある。
■楽天カードで+2倍
楽天市場の買物を楽天カードで行うと+2倍。
■楽天市場アプリで+0.5 倍
楽天市場アプリで買物をすると+0.5倍。
■楽天銀行+楽天カードで+1倍
楽天銀行の口座を開設。楽天カードの引き落とし口座に楽天銀行を設定することで楽天市場での買物が+1倍。
■楽天モバイルで+1倍
楽天モバイルを契約すると楽天市場での買物が+1倍。
この他にも、楽天ひかりの対象サービス契約で+1倍や、楽天ブックスで月1回、1注文1000円以上の買物で+0.5倍など全部で15個のサービスがSPUの対象となる。
SPU対象のサービス利用で条件を達成すると、還元率は最大15倍。まずは、楽天市場アプリの利用や楽天カードなど、使いやすいものから始めてみるのもよいだろう。
楽天市場のポイントアップイベントに参加する
楽天市場では、ポイントアップのイベントやキャンペーンが行われており、定期的に開催されるもの、不定期なものもある。一部を紹介していこう。
■お買い物マラソン
期間内に楽天市場の複数店舗で、1店舗当たり1000円以上の買物をするとポイントが最大10倍もらえる。
■楽天スーパーセール
割引商品や半額商品などが販売されるお得なセールで、「お買い物マラソン」と同じように複数店舗で購入することでポイントアップもできる。
■5と0のつく日
楽天市場では5と0のつく日に、楽天カードで買物するとポイントが5倍になる。対象日は毎月、5日、10日、15日、20日、25日、30日。
これらの他にも、ブラックフライデーのときの買い回りでポイントアップや、楽天イーグルス感謝祭、楽天大感謝祭、39キャンペーンなど、ポイントがアップするチャンスがたくさんある。
他社ポイントを楽天ポイントに交換する
他社で貯めたポイントを楽天ポイントに交換できる仕組みがある。例えば、ANAのマイルや、三菱UFJ銀行、ヨシケイ、メニコン、マイ大阪ガスなど、さまざまな業種のポイントを交換できる。
アンケート回答や、ウェブ検索、くじアプリでポイントを貯める
「Rakutenウェブ検索 」で検索すると、検索回数に応じて山分けポイントがもらえる。また、「Rakuten Insightアンケートモニター 」では、アンケートに回答することで謝礼としてポイントが付与される。
「楽天ラッキーくじアプリ 」は、アプリをダウンロードし、くじを引くとポイントが当たるというもの。確実にもらえるわけではないが、試してみるのもよいだろう。
楽天カードや楽天プレミアムカードを利用する
楽天カードを発行し、固定費等の支払いを行うと楽天ポイントも自然と貯まっていく。年会費も無料。また、「楽天プレミアムカード」では、年会費1万1000円(税込み)がかかるが、楽天市場での買い物でさらに+2倍になる。
楽天ポイントが貯まる・使える店舗とは

2021年9月時点では、楽天ペイ、楽天ポイントカード、楽天Edyが利用できる店舗は、約500万箇所と多くの店で使えるようになっている。
楽天ポイントが貯められる店舗には楽天ポイントの「R」のマークのステッカーやポスターが貼られているが、 具体的にどのような店舗で利用できるのか、一部紹介していこう。
■フード
マクドナルド、ガスト、ジョナサン、ミスタードーナツ、くら寿司、サンマルクカフェ、ほっかほっか亭、築地銀だこ、ビッグボーイ、吉野家など
■ショッピング施設
西友、ファミリーマート、大丸、松坂屋、渋谷ヒカリエ、生活彩家、東急ストアなど
■ドラッグストア
ツルハドラッグ、サンドラッグ、くすりの福太郎、ココカラファイン、ダイコクドラッグなど
■ファッション
BEAUTY&YOUTH UNITED ARROWS、SNIDEL、gelato pique、JOURNAL STANDARD、ADAM ET ROPÉ、紳士服コナカ、coen、ルックコンタクトなど
■その他ショッピング
アルペンアウトドアーズ、ビッグカメラ、エディオン、ソフマップ、ジュンク堂書店など
■住まい・生活
株式会社サカイ引越センター、アリさんマークの引越社、ホワイト急便、得タク、ENEOS、コスモ石油、ニッポンレンタカー、コーアガス日本など
■その他
東急ホテル、ビューホテルズ、たちかわ競輪など
楽天ポイントは利用サービスを統一すると貯まりやすい
楽天ポイントを貯める方法の一つに、ポイントがアップしていくSPUを利用する方法があった。楽天ポイントを貯めていきたいという方は楽天経済圏で利用するサービスを統一すると効率的に貯められる。
楽天カードや楽天Edyでの支払いでポイントの二重取りができるなど、支払い方法に取り入れるのもいいだろう。また、「5と0のつく日」や「お買い物マラソン」、「スーパーセール」など、楽天市場でもポイントアップの機会があるので日々情報をチェックしてほしい。